節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

感想(書籍)

ウナギとデンキウナギと多分タウナギ「足の間」

【あらすじ 同居している外国人労働者の同僚に彼氏が出来たから色々付き合わされる話】 両手に持った棒の先にある電極を水の中に浸して、水中の川魚やカニやウナギなどを感電させる。失神した淡水生物は簡単に回収できるから、そうやって捕獲した獲物を家で…

「ゆうえんち」で寒村東吉と握手!

遊園地に行ったことがあるかって? あるにはあるけれど……もうずいぶん昔の話だなぁ。子供の頃……つっても中学生にもなったら、もう家族で遊園地にっていう雰囲気じゃなかったからさ。不景気もあったし。いや、そりゃ当時でも友達とか、恋人とかと行く奴はいた…

デイビッド・ライスが3人……来るぞ遊馬!「アナキズム・ナウ」

今号の特集、アナキズム・ナウはアナキズム(無政府主義)に関する特集ですが、主義主張としての「アナキズム」について語るには(いや俺がいつもやっている事は『やいのやいの野次を飛ばす』レベルだけどしかしそれにしたって)俺の不勉強が過ぎ、そして何より…

ヤバい奴はどこにでも居るし、エクスデスも居る「田舎のサイケ野郎」

【あらすじ】田舎で一人暮らしをしている主人公。サイケ野郎に喧嘩を売られたり、住職さんと話したり、綱渡りの少女に綱渡りを見せてもらったりする。 一年前は、腐った大木が斜面から落ちてきて、隣の家は半壊してしまった。当時、そこに住んでいたミヨタさ…

最もガムテに辛辣な「黄色いか黄色くないか」は理解る

【あらすじ】劇場で芸人さんの手伝い、裏方スタッフをしている秋村さんが職場で色々するお話。一人暮らしを始めたり、芸人さん同士が揉めたり、お父さんが大変なことになったりする。 リビングにある引き出しを片っ端から開けても、一向に布ガムテープは見当…

「99のブループリント」のネットスラングだらけな読書メモ

【あらすじ】 FIRE(経済的独立・早期退職)を果たした安藤修。彼はどのように15㎏の金(2億円)を保有するに至ったのか。 私と他者とを区別する記号は「アンドウ」であるわけだが、それを主語に置いたからと言って、ゆめゆめ三人称などと思ってはいけない。 (…

「むらさきのスカートの女」に刃牙を見た

年始、畑違いのジャンルに手を伸ばす、と目標を建てた。畑違いの具合からすれば、純文学、というジャンルが一番畑違っている。なにせ何を育てている畑なのかもよく解っていない。そういうジャンルに手を伸ばす。雑な野菜泥棒ですね。やめなさい。犯罪ですよ…

笑顔が素敵な成田キャラ!(それは笑顔というにはあまりにも獰猛すぎた)

笑うという行為は本来攻撃的なものであり 獣が牙をむく行為が原点である (シグルイ 4巻16景「牙」) ……いきなり成田作品以外から始まってしまいましたが、今回の人選が決まった後、一番初めに思い浮かんだ言葉なので……今回の企画のテーマに、冷や水をぶっかけ…

オベロン!「夏の夜の夢」、読んだよ!

異種族相手も視野に入れた寝取らせはちょっとレベルが高すぎると思う!(言った瞬間に殴られる感想の例、しかし読んだことを表明した瞬間恐らく嫌な顔はされるのでまぁ誤差だろうよ) 台本形式の本を読むのは初めて……ではないか。台本「形式」であるならば、そ…

「熱帯」はいつまで楽しく読めるのだ

たぶん杞憂なのだけれど、佐藤哲也「熱帯」を楽しく読むなら今のうちだ、と思う。 熱帯は面白い小説なんですよ。 内閣府の極秘プロジェクトと、ホメロスと、プログラマーの悲哀と、環境テロリストと水棲人が複雑に絡み合う話なんですが、それをエンタメとし…

主役は遅れてやってくる!「炬島のパンドラシャーク」

「『冒険者ギルドが出てくる小説』と『サメ映画』はーーとてもよく似ていると思うの」 (中略) 「異世界転生や転移ものではお馴染みの冒険者ギルドという舞台装置(ガジェット)… そこに各作品の様々なオリジナリティーが加わって最終的に全て別の物語になるわけ…

【走り書き】シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク実況読書メモ

成田良悟著、電子書籍限定作品、「炬島のパンドラシャーク」を読みながら書いた読書メモです。 本来はTwitterでヒャッハーしながらやる気だったのですが、テンションの昂りに危険を感じ、書き溜め、編集の後にブログでの公開とさせていただきます。 その箱に…

修羅の脅威は”災害”を超える 「異修羅 殺界微塵嵐」

異修羅2巻の感想だ。1巻感想はコチラ。このラノ受賞おめでとうございます。 zattomushi.hatenablog.com 今回も前回同様キャラクター(修羅勢)を中心……に、まとめていきます。タイトルの「自然災害」も入れよう。アレはスクロールの下の方に配置して、そのうえ…

ヘブンズ・ドアーにひれ伏すが良いッ!「岸辺露伴は戯れない」

……露伴先生にはもう1個「コレも嘘」構文があるので、こっちの書き出しもそれで良かろう、と考えてはいたんだけれども……。 実際、「戯れ」てはいないんだよな。四六時中の一挙一足が全部「漫画の取材」になっちゃう人だから、「ただ遊ぶ」みたいな事はまるで…

ヘブンズ・ドアーを攻略せよ!「岸辺露伴は叫ばない」

(この題名はウソ。彼はこの短編集のどの話でも叫びまくっている。もっとも、コレは彼に限らず、誰であろうと必要があれば叫んでいる) なんか年末に実写化するらしいじゃあないですか。「岸辺露伴は動かない」が。内訳をみると「富豪村」に「くしゃがら」に「…

長い前起きが【本】題だ『第2図書係補佐』

……紹介する本の内容を思えば……記事のタイトル、意図せず洒落を言ったみたいになっちゃったな……。 変えようかな……上手くはあると思うんだけれどな……でも別に今、上手さ求めて無いんだよな……けれども、まぁ……惜しいな……。 ……ええか。このままで行きます。 ……や…

推しの生存率50%(1巻だけで)「異修羅 新魔王戦争」

ちゃんと大量のサンプルを用意して統計をとったわけでも、「ひぐらしになく頃に」の正答率が「1%」だったその理由みたいな話でもないです。 「異修羅」の1巻を読んで、俺が好きになった(戦闘開始の際に心の中で「お、頑張れよー」した)キャラが4人居て。その…

jump scare嫌いの納涼「残穢」

怖いの、嫌いなんですよね。 怖いの、嫌いです。だから夏の怖いビデオ特集とか、本当に嫌。何が嫌かって、家族が割と見るんですよ。家族が見てる中で俺だけこっそり部屋に行ったら「アイツ怖いんだwww」とか言われるじゃないですか。家族に。嫌ですね。 いや…

5連続敬遠と便所ワンキル「甲子園が割れた日」

球技全体への興味が0の自分ではあるが、今年の夏は妙に野球を意識していた。やはりにじさんじ甲子園の影響であろう。日頃応援しているライバーさん方による「甲子園」は、球技の興味0、体育会系の印象マイナスの俺にも若干の影響をもたらした。 マジで良い試…

祝・ハリウッド!Bullet Train!「マリアビートル」

「マリアビートル」がハリウッドで映画化されるそうです。主演はブラピことブラッド・ピットで、監督は「ジョン・ウィック」や「デッドプール2」のデビッド・リーチ。タイトルはBullet Train。銃弾!列車!そして熟語として意味するのは「新幹線」!あつらえ…

「火星に住むつもりかい?」の真壁捜査官に学ぶ虫に学ぶ

童話や昔話にはマイルド化、と呼ばれる現象がある。マイルド化とは、マイルドになる現象である。まぁ、原点の過激な描写が抑えられるなんてのは、リメイクではザラにある事なんですが。昔話や童話は特にその傾向が目に見えやすいというのは、ありますね。 例…

「星の王子さま」、スマホで見えた記念の感想

「死んでるように生きたくない」とはジャック・クリスピンの名フレーズだ。聞いた事は無いが知っている。音楽は諸事情で聞けないから諦めよう。DIE SET DOWN とかで我慢しよう。 「大切な物は目に見えない」とはサン・テグジュペリ著、「星の王子さま」の一…

「読みたいことを、書けば良い」にて、ブログと厨二(中三)ノートを振り返る

なんだかんだとブログを半年続ける事が出来た。以前触れたが、目標は1年、週一更新を続ける事なので、まぁ、半分は達成したわけだ。 課題も改善の余地も無数にあるこのブログだが、まぁ、無事に半年も継続した事は素直に褒めてやらんでも無い。ハイハイ偉い…

ビットリオ・語るDayの戯言「恥知らずのパープルヘイズ」

ジョジョの奇妙な冒険。第5部。黄金の風。ジョジョ最密度の1週間。そのアニメが終了した。アニメ自体の出来については今更私がどうこう言うまでもない。「最高」である。その一言だけでよろしい。ジョジョに関する物は大甘な評価になるが、今回は特に良かっ…

もうやめて!スクルージのライフは0よ!「クリスマス・キャロル」

クリスマス。とんとそう言った催事・祭り事とは縁の無い人生を送ってきましたが……まぁ、ネットの中でくらいそう言う事をキチッと祝っても良かろうと思い、毎週月曜の更新とは別に、クリスマス・スペシャルとして、このような記事を書いております。 あ?今年…

その光景の価値は多分きっと彼にのみ「死後の恋」

夢野久作と言えばドグラ・マグラの著者である。 ドグラ・マグラといえば日本三大奇書のうちの一つであり、胎児の夢がチャカポコする話である。読むと発狂すると言われている。 以上が俺の夢野久作とその著書に関する知識である。「読めば発狂」って凄いよね…

『舞姫』の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本

題名が目に入るでしょう?笑うじゃないですか。そしていつの間にか買っていたんですよ。怖いですねぇ。面白かったからいいけどさ。 「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する…

FGO2部5章前に!Fate/世界文学大図鑑

「世界文学大図鑑」という本がある。世界中の名作の基本的なあらすじだとか概要、書かれた時代背景や後世に与えた影響を解りやすく、時にはイラストなど交えつつ解説していく図鑑だが、読んでいるとやっているアプリゲーム「FGO」の関係がチョイチョイ出てく…