【以下の文はあくまで「ヤマトイオリ様の配信(複数)に対する私個人の感想」に過ぎない事を、ここに明記しておきます。また、動画から抜粋した文章は、音声を元に個人が書き起こした物であり、実際の発言とは異なる場合があります事をあらかじめご了承下さい】
「雑踏虫……君が知っているVtuberの中で……一番『推している』Vtuberは誰だい?個人勢でも企業勢でも良いし……、動画勢でも配信勢でも良い……」
「……どんなVtuberだろうと『人』にはその個性にあった適材適所がある……ゲームにはゲームの、歌には歌の……雑談には雑談の……Vtuberに『強い』『弱い』の概念は無く、推し方もまたそれぞれ……『比べられない』。それが『真実』」
「質問が悪かった……オタクが遊びで話す『Vtuberで一番清楚なのは誰?』そのレベルで良いよ」
「……ヤマトイオリ、というVtuberを最も推している」
「ヤマトイオリ……名前は強そうだな」
友人とそんな会話をした事は、残念ながら無いのですが。今日はそんな会話になったら名を挙げると決めている、個人的に最も推している……応援しているVtuber、ヤマトイオリさんのお話です。
アップランド、アイドル部所属。吹奏楽部、飼育委員。11月10日生まれ……と、調べればわかるようなプロフィールを並べるよりも、彼女の自己紹介動画を見た方がその魅力は伝わるだろう。3Dお披露目の際のものだ。
俺が初めてイオリさんと出会ったのは、生ミルキーの食レポをしていた動画でした。当時イオリさんはiPhoneの機能である「animoji」を使用しながら話をしていたのですが、普通のVtuber以上に豊かな表情に、目を奪われたのを覚えています。
生ミルキーを「あと一個しかない」、「生だからね、溶けちゃう」と取り出す姿は、どこか寂し気で。口に入れたその瞬間の笑顔は、しかし直前までの寂しさを全く感じさせない物で。食べ終えた後の一言……「今日幸せだった」は、とても素朴な、飾り気のない、しかしだからこそ「本心」なのだろうなと、魂で理解させられる物でした。
恥ずかしながら、それまでアイドル部といえば「四天王の1人の後輩」の集団、としてしか見ることが出来ていませんでしたが、これを機に、1人1人を個人として認識し、そのそれぞれの個性に驚いたのも、まるで昨日のことのようです。
そんなイオリさんが誕生日を迎えたので、微力ながら紹介も兼ねつつ、勝手に感想を騒ぎながら祝わせていただく。祝福しろ。新たな門出にはそれが必要だ。
あと、さん付けがどうにも慣れないので、以下はファンからの一般的な呼称である「イオリン」を使わせていただく。見出しはフルネーム。前文敬称。本文愛称。バランスが取れているな。ベネ。
優しい!
やさしい。
彼女には、その言葉が実によく似合い、そしてそれは間違いなく美点である。
雑談回……失敬、「雑」がついてて可愛く無いから避けてるんでしたね……(アレ俺のアカウント、名前で詰みじゃん……まぁ、いいや)……おはなし回のエピソードのいくつかからもその人格者ぶりは伺うことが出来るし、最近の配信をこの観点で語るのであればやはりUndertaleは外せない。
配信自体は別サイト……Mildom、という所で行われ、これはそのアーカイブ。YouTubeでは当時のコメント欄などは残念ながら見ることができない。……Mildom、では見られるそうな。はてなブログでの貼り付けはYoutubeの方が都合が良いので今回はこちらを使う。慣れてるしね。
Undertaleと言えば、「誰も死なないRPG」が売り文句の優しい世界である……と言って騙されるのはもう少数派かもしれない。確かに、誰も死なないルートを選ぶことはできる。だが、全体的な難易度や……そして世界観の設定は、実に殺伐としている。要するに弾幕ゲーだからね。普通に難しいよ。
そんな世界に落ちていったイオリンが、どういう行動をしていくのか……コレは是非ともその目で見ていただきたい。本当に全編見どころ満載過ぎて、逆にココが良いってなると全部貼ることになってしまうのでとりあえず#1だけ……ああ、でも消去法で選んだわけじゃなくて、本当に#1から良い感じですよ。
クソ花フラウィーとの出会いから、何度も何度もその優しさで繰り返すトリエル戦。そして……もしも最後までその冒険を見届けていただけるのならば、ぜひとも「彼」との出会いまで。
……あのルートになったのが、本当に「やりたい事をやった結果」、だというのが凄いんですよ。
「でもこの選択肢があるゲームってさ、自分がやりたい方をやれば良いんだよね」
「合っているのか解らないけれど……」
素直!
素直な所がわかりやすく出ている場面は……やはり「好きな物」を語る時にどこまでも真っすぐに、照れずに、伝える所だろう。
イオリンの好きな物はなんだ?
キノコだ。
どれくらいキノコが好きなんだ?
そうだな。
誕生日に「キノコ着ぐるみ」の新衣装を希望するくらいかな。
3Dの全身を揺らし。「見て」「見てよ」を笑いながら繰り返し、「ウラのふさふさまで作ってくれたの」と、我々に傘の裏を見せるためにその身を逸らしながらアピールする。
そりゃあ、俺もこんなブログを運営している身である。「『好きな物』を布教したい」だとか、「これが俺の『好きな物』だと叫びたい」だとか、そういう欲はとりあえずある。それは、ある。ブログなんか作っとる分、「普通」の人よりその欲は強いかもしれない。
だが、俺はここまでストレートには表現できない。媒体の差はあろう。性別やキャラクターの差もあろう。しかし、それを差し引いても、ここまでストレートには表現できない。若干の「照れ」が混じってしまう。これは俺の実力不足、ではない、と思う。出来る人間の方が稀なのだ。彼女は容易く、素直にそれをやってのけるけれど。
……ちなみにキノコ衣装の他に「頭から生えるキノコ」もあります。ちょくちょくおはなし回やゲーム配信などでも出てくるので、「これかぁ」となって下さい。
I like mushrooms very much !
So,I may grow mushrooms
from my own head sometimes.
(いくつかの待機画面より引用)
勝負に真剣!
優しいイオリンではあるけれども、勝負事には真剣だ。GWコラボ……特にProject Winterでは、手段を選ばない……共有の荷物に毒を仕込んだ食料をコッソリ紛れ込ませる、狼の襲撃をきっかけにメンバーを襲い、その死を狼が原因だと偽装しようとする等……普段の様子とまるで違う(それでいて雰囲気はいつも通りなのだから恐ろしい)姿を見ることができる。
【Project Winter】人狼になったら笑わない!【イオリ視点】
マリオカートでも右目さん(ファンネーム)と苛烈な争いを繰り広げる。初めの頃はぶつかった相手に謝ったり、甲羅をぶつけてしまった相手に謝ったり、争い事を好まない感じはどこかあったけれども。
【マリオカート8DX】#1 止まってほしくない走り【アイドル部】
今年になれば、超高速移動のできるアイテム「キラー」で3位を取ってしまった際に「走らせて!イオリに走らせて!うぉ……わ、や、嫌な3位〜……」とアイテムに頼ってしまった事に不満を漏らしたり、苦手なコースにかえって「ここのステージ苦手かも……いや、ダメだよ。苦手意識は更なる、進化を、邪魔するのだ」と、闘志を燃やしたりしている。いや、キラーでの不満はずいぶん早い段階から表明していたような気もするが。
この変化は、きっと喜ぶべき事なのだろう。
……まぁ、右目さん達もイオリンの勝って喜ぶ姿が見たいので、多少……忖度をする場合も……無いとは言わない……のだけれど、操作に慣れるまで待ったりとか、執拗に狙ったりはしないとか、そのくらいなので……多少は多めに見ていただきたい。
一番はイオリンが楽しむ為なので、露骨な姫プとかはしない筈だ。……実際、対戦マナーは凄くいいです。1人1戦でちゃんと部屋を出ている……はず。流石に全配信全戦チェック、とかはしていないが。
……ちなみに個人的に好きな謝罪の場面は、相手のいない方にボールを打った事に対して謝罪した場面です。ええんやで、それが定石だから。テニスって。
【マリオテニス】 #3 お上手になったところをお見せしましょう【アイドル部】
発想が柔軟!
イオリンは勉強が苦手である。
これは、まぁ、事実だ。しゃあない。誤魔化せない。学力テストの順位はあんな事になってしまったし、そこからしばらく配信の初めに暗唱する事になった九九も、まぁ、その…………怪しい部分も、所々にあった。
しかし、その発想は柔軟である。ドラえもんののび太くんは、成績は悪い。しかし出来杉くんとは案外気が合うし、道具の使い方は、たまにドラえもんすら上回る。そういう事だ。
具体例を挙げよう。
イオリンは慣性の法則を、実践により「理解」した。
【INSIDE】 #5 この世界はどうなるのだ!!【アイドル部】
このゲーム配信の冒頭における話である。まず、疑問を持つ。「電車の中でジャンプしても、電車は動いているはずなのに、着地点は同じ。これはおかしい!」と、そういう身近な事を不思議に思う。
次に、調べる。「どうやら慣性の法則というのが関係しているらしい」と、自分の力で答えを調べる努力をする。
人間これがなかなか出来ない。……そして。
「ちっちゃい頃だったから……でもなんか」
ここで止まらない。止まらないのだイオリンは。
「電車だから、ちょっと遅いからまだ一緒なのかな、って思って新幹線に乗った時にジャンプしてみたけど」
与えられた答えに漫然と納得する事なく、別の仮説を立てた。そして、それを実証した。
「やっぱりねー、一緒」
「ジャンプする時手をこう、パタパターってやってやるじゃ無いですか。小さい頃やりませんでした?少しでも長く跳ぼうと、こう、手をパタパターって地面の抵抗を……ん?空気の抵抗を仰ぐ……ねー、それもやってた。跳ぶ時間が短いから着地点が同じなのかなーって思って、やったけど、やっぱりねー、一緒なんですね」
可愛い。違う。今の論点はそこでは無い。
仮説を立て、それを実証し、そして持論と異なる結果を、受け止める。得た答えで満足しない。自分で考え、行動する。研究者としての素養は十分にあるのではないか?
生まれる時代さえ違えば、ガリレオの代わりに万有引力を見つけていたのでは無いか。そんな風にも思えてしまう。宗教関係のゴタゴタにも巻き込まれそうだから個人的には現代日本でよかったと思うけれど。できる限りに平穏であれ。
……真面目に、そういった方向への興味・関心はかなりのもので、いくつかのおはなし回でそれを知る事が出来る。この配信の後半で行われるブラックホールの解説なんかはかなりしっかりしていて、わかりやすいですよ。
グリーンバック・ルームも凄かった。あつ森で、自分の部屋を緑一色に塗りたくり、透過素材にしてしまったのだ。背景を駆け回るイオリンのプレイヤーキャラクターは、とても可愛かったです。
【あつまれどうぶつの森】イースタァァァァァァァァアアアアアア!
可愛い。最終的にそこに帰結するのか。しゃあない。可愛いんだもん。
いつか本当に大発見をしてくれそうで、楽しみにしています。概要欄とか、俺には少し難しい時もあるけれど、多分すごい事が書いてある。
そういえば地球というのは人間の人たちのかたまり集まったから地球になるのかな?ということを考えていました(´・ω・`)
なにかのなにかで「全ての物質は分子の集まり」というのを見たのです(´・ω・`)
その時に思ったのが、ということは1円がたくさん集まったら1万円になるのと同じことか!って!!(`・o・´)
ということは地球は人間の人たちのかたまりは集まったからそれが、それ自体が地球を作ってるのかな?って!!
だから宇宙も、宇宙人の人たちの集まりになると言う事は、宇宙人は透明なのかな?ってなんか今思いました(´・ω・`)
2019/1/10 【スマブラリン】乱闘しないように乱闘 概要欄より引用
……いつ見てもすげえな。これは極端な例ですが、概要欄は本当にオススメなので、慣れてきたかな、という時に改めてみてみてください。
ゲームが上手!
ここまで書いた内容だと、「天然でマイペース」な側面が強い。それは事実だ。魅力の大きな一側面ではある。
しかしいくつかのゲームでは、普段の雰囲気とはかけ離れた「上手」さを見ることが出来る。
やはり外せないのはリズム天国だろう。ほぼ全てのリズムゲームを、一発でクリアして見せたその勇姿を。リズム天国をやっているVtuberはかなりの人数いて、上手下手がハッキリ分かれるゲームではある。同事務所の金剛いろはさんや、花京院ちえりさんもやっていた。上手下手がハッキリしていた。
それをイオリンがプレイする。当初は心配だった。なにせリズムの取り方が本人の口ずさむ鼻歌である。しかも聞いている限り、どうも外れているような気がする。何故だかクリアは出来るけれども、次は難しいのでは、今度こそ失敗するのでは。ハラハラしながら見ていたら、なんかいつの間にか、全クリしていた。鼻歌も可愛く、振り返ってみれば得しか無かった。
【リズム天国】#1 リズムにノるヤマトイオリをご覧ください。
人呼んで「リズム天国」天国。皆大好き、だいスキRAPは♯3と♯4ですぜ。リズム感は真面目にかなりのものです。動画だけれどBeat Saberなんかも可愛くてよかった。うまい人は手首だけ動かすみたいだけれども、そこをあの全身運動であの精度はすごいじゃないですか。もうすでにお気づきかもしれないが、俺はイオリンには大甘だぞ。
【Beat Saber】3Dでリズムゲームに挑むヤマトイオリ(17)
他には謎解きも、感覚的なものならば案外スルスルと解いていくので、マイペースなだけじゃないんだぞ、というのは言っておきたいですね。上手くいかないときもあれど、それもまた可愛いし。可愛い!
これから
そんなイオリンが誕生日を迎えた。HAPPY BIRTHDAY!
最後にこれまでの日々と新たな幕開けに思いを馳せながら、 俺が個人的におススメする配信をいくつか紹介して、この記事を終わる事にしよう。選出は完全に俺の趣味である。異論がある人もいるだろう。ぜひ聞かせてくれ。「この配信が抜けてるぞ!」だとか「ここも魅力だろうが!」だとか、その関係は大歓迎だ。
普段、Vtuberのゲーム配信を追っている人ならば、やはり最近のゲーム配信から始めるのが入りやすいだろう。オリガミキングは♯1に始まり、#8にて完結する。オリガミキングの可愛らしい世界のデザインと……程よい「エゲツなさ」は、イオリンとその魅力を相互にどこまでも引き出しあう。
導火線を持たないボム兵……ボム平との掛け合いや、個性豊かなボスキャラとの闘いなど、見どころは盛りだくさんだ。個人的に好きなシーンは、♯7で、キャプテン・ピオの”裏話”を知った際の反応とかだろうか。
「嘘だ!だってピオさんはイオリが旅を共にしてきた人だよ!ちょっとさすがにそれはちょっとまだちょっと信じられないかもさすがにね」
(どうにも信憑性が高くなる)
「待って!…やばいかもしれないこれは……これはやばいかもしれない……え、やばい…嘘…」
そして#3だとか……それにEDだとかは……あんなの、皆好きでしょう?イオリンから見たこのゲームのヒロイン、オリビアがどんなキャラクターだったかを、語るくだりだとかは……この辺りはコメント欄でさんざんに言われているから、野暮ですね!ちょっと長いけれども、ぜひとも時間のある時に!
……ところでイオリン、敵並べのパズル上手くない?俺、脳内でやってたけど全然できなかったぜ。
【あつまれどうぶつの森】まってましたあああああああああああああ!
「最近のゲーム」ならばこれも良い。開始7秒、「遊びたいのに遊べない」イオリンの戸惑いボイスを聞くが良い。そして開始5分が過ぎた頃、「ゲームのOPが始まった」その瞬間の喜び様を聞くが良い。
前々から楽しみにしていた「どうぶつの森」の最新作。稀に見るハイテンションでお届けする、無人島での日々。あまりのスタートダッシュに息切れが心配になるけれど、最後の最後までこの調子なのでご心配なく。
「あ!ちょうちょ見て見て!……え!てかさぁ!ちょっと待って!風のなびきがヤバくない!?感じる!?この風感じるみんなさん!あ、枝が落ちてる拾えないんだまだ。てかさぁ、このギンガムチェックの服今日のあのあれと背景と似ててさ…えーっ!川のせせらぎヤバいんだけど!え!ちょっとまって揺らせた!何するんだっけ…あー海岸だ!石がある!こういう所に座ったりとかね…え、え、え、あー、何か押しちゃった!」
何をするにも大喜びのイオリンを、見ているだけでも楽しめる。子供のころはこんな風にゲームを楽しめた……とは言えない。こんな風に楽しめたことは、多分、ない。……今からでも、遅くはないか?ついそんな事を考えてしまう。
いや、俺がやるのはまた違うだろ、と冷静になるだけの理性はあるさ。
「考えうる限りの『優しくケツイに溢れた子』が『Undertale』を初見プレイしたらどうなる?」……なんてのは、一種の【思考実験】じゃないですか。それを実際に、その目で見ることができるのさ!……全く関係ない話ですけれど、【思考実験】ってエグいの多いよね。トロッコ問題とか、ポール・ワイスとか。だから【思考】で済ませるのが倫理なのだ……全く関係ない話ですよ?
確かに間違いなく面白いシリーズなのだけれど……しかし、個人的には「一番初め」にはお勧めしないかな……。ある程度のお話回を経て、その「考え方」なんかを少し理解したころに見るのが良いかな、と思います。その優しい選択肢を選ぶ理由は「実際そう考えた」からですよ。お話の都合やメタ読みで選択したのは……それこそ初めの「トリエルに帰りたいと言う」くらいでは?あれもめちゃくちゃに迷い、何度も「戦闘画面でやり取りする」以外の道を探っていたし。
「そんなの嘘だ、計算だ」と、考えてしまうのは……まぁ、無理からぬことではあるのだが……ほかの動画を見たりして、ちょっとでも「ありえるかもしれないな」と思ったら、見てみてくださいな。楽しく、面白く、見ごたえがあるぜ。
「…(中略)…ってことはね…(中略)…ってことなの」
……ネタバレだから、さすがに隠す。「どの言葉」をピックアップしたのかは……実際に一言聞けば、一目瞭然でしょう!
まったり雑談枠、絵描き歌。
イオリンが歌う絵描き歌が、「何の」絵描き歌か当ててみよう!そんな配信の記念すべき第一回。かわいらしい歌声に合わせて手を動かし、みんなで頭の体操だ!
……そんな甘い覚悟で来た奴から倒れていく。常識を捨て、頭を為にしろ。脳に瞳を得て、空の宇宙に意識を飛ばせ。あらゆる指示語を疑い、常に位置関係を確かめろ。歌詞が1度目と2度目で違う?些事だ。仮にその「完成図」が正しくとも、「解釈」を誤れば無為と化す。
……コレに関して言えばスゴいのは、そこそこ正答者のいるコメント欄ですね。本当にそこそこなんですけれども、でも、確かに、いるんですよ。
1時間雑談の名作。イオリンの日常を、お手製の紙芝居で覗いてみましょう。
お母さん(ママリン)とのエピソードは非常にイオリンらしく為になる。さすがに全部のエピソードが、こんな調子ではないだろうけれども……。
「これがね、×4くらいある」
……その時覚える感情は、人によって様々だろう。楽しそうに自らの視点で日常を話すイオリンの姿に、君は何を見るだろうか。俺は眉毛にインタビューする話が好きですね。自転車は真面目に危ないので気を付けてね。
ママリン達ご家族についての話題は、お話回で結構な頻度で出てきます。お話を聞く限りでは……なんというか、こういう環境で育ってきたら、こういう子になるよなぁ、という……思いやりと愛にあふれておりますよ。
ちなみに、×4じゃないですね。もっとあるぞ。リアルタイムで書いて、増えるぞ。たくさん聞けて嬉しいな!
右目さんたちからもらったお便りと小気味良く喋るイオリンが見所だ。そしてこのラジオには、なんとCMが付いている!個性とアイデアに溢れた「CM」からは、耳を離す事ができないだろう。
お便りとのやり取りで言うと、体育教師を燃やすコメント欄に注意というか、良い人なのだとフォローする下りが良かったですね。なぁなぁで済ませがちなお約束というか、慣用的なやり取りに対し、しっかりと自分の意見を持って、そのある種の流れに逆らうことができる人を俺は尊敬するので、当然イオリンも尊敬しました。
「英語(外来語)を喋ったら貯金する」という罰ゲームを設けた上でのおはなし配信だ。……それは罰ゲームになのだろうか?細けぇ事は良いんだよ!
まぁドンドンと喋りまくるので、もっと厳しい罰ゲームにしていたらエラい事になっていた。だからこのくらいで正解だ。安心して楽しめる。
「よーい始まり!オッケー……あー!オッケー言っちゃったー!」
……開始5秒。「よーいスタート!」を回避したその安心感から、恐怖の無限ループが始まった……!縛りを設けながらのおはなし配信は、常にこのループの中で行われる。一体イオリンの財布はどうなってしまうのか!?
いつもは優しい右目さん達が容赦なく外来語を指摘するコメント欄にも注目だ。イオリンの身に危険が及びそうな際とか、言うべきことはキチンと言う人たちですよ。
ちなみにこの流れを組む配信はいくつかあり、最近では派生系として「なんか」を言う度に貯金していた。こちらも言いまくっていて可愛いぜ。そんなに「なんか」が口癖だとは思っていなかったんですが、こんな頻度で言っているのか……いや、確かに思い返せば……。
たまに行われる「深夜配信」でのイオリンは、普段と少し違う魅力を見せる。
時間の関係でいつもより控えめになった声量とテンションで、しかしおはなしのノリはいつものままで……。静かに聞いていると、いつの間にか、あっという間に時間が過ぎていく。
そんな「深夜配信」の中で、これは特にお気に入りの回である。雨の環境音の中で、しっとりと、ひっそりとおはなしが弾んでいく。ファンネームである「右目さん」の呼び名についても聞くことができる。
「イオリがね、右目が隠れているっていうところから来ていて……」
「イオリがさ、普段見えていない右目の景色を、みんなさんで見ている景色を共有したいなって……そういう思いで気に入った」
そんな話題から左目や、普段は見えない背面、帯飾り、久しぶりの1.3倍ちゃんも見せてくれたり……聞くだけではもったいないので、時間のある際にしっかり見ましょう!コレは全配信に言えるんですが、表情や動きがとてもダイナミックで……声を聞いているだけでは気づかない魅力も溢れていますよ。たまに近づきすぎて画面から消えるのはご愛嬌!
……さて、ひとまずはこんなところか。初見の人が引かないように、その魅力をできるだけ絞り、おススメの配信も厳選したつもりである。もっと語りたい部分はある。今回はあくまでも「イオリン個人」の「配信」についてのまとめとした。所属グループであるアイドル部の面々との関わりや、TV番組やエッセイ本など、配信外での活動についても……エッセイ本のリンクは貼っておこう。概要欄が琴線に触れた人は要チェックだ!イラストはアイドル部、もこ田めめめさんが担当だ!
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最後にもう一度、HAPPY BIRTHDAY!
貴方の新しいステージが、笑顔の溢れる幸福な物でありますように!