節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

ファルコーンッ!パーンチッ!

スマブラは64からやっている。

 

やってない、やった回数の少ないスマブラもある。64のでさえそんなに強くはなかった。強い人は本当にすごいですね。ステージの上で戦うのは素人。通はひたすら空中で戦う、と言わんばかりだ。

 

さて64からのレギュラー出演を果たしているファイターの1人、それがキャプテン・ファルコンだ。威力は高いがスキのデカいパンチ、「ファルコンパンチ」を主な武器とし、基本的には格闘系の技で攻撃する。

 

最近では「昼食の写真をTwitterにあげる人」のミームが強いファルコンだが、64当時にそんな風習は当然のようになかった。そして。少なくとも我々の地元、身内周りにおいては、キャプテン・ファルコンの原作、F-ZEROをプレイしたことのある人間は、ごく少数だった。

 

それでも数人の「知っている人」から、情報というのは伝わってくる。

 

「あのパンチの隠しキャラ、レーサーらしいよ」

 

へぇ、となってしばらくすれば、当然の疑問がわいてくる。

 

「なんでレーサーが格闘技で戦ってんの?」

 

その疑問に答えられる人は、いなかった。原作を知っている人も答えられなかった。というか、知っている人のほうが困っていた。そりゃあそうだろうなぁ。

 

「普通に車で突っ込んだりしたら駄目なの?」

 

これに答えられる人もいなかった。みんなが困っていた。

 

いや、一人答えられる者がいた。池井くんだ。

 

キャプテン・ファルコンは『法の番人』であり、また誇り高きレーサーであるから、自らの愛車が人を傷付けるような事は自らが許さないのだ」

 

なるほど。そうだったのか。我々は見知らぬレーサーの「レーサー魂」に敬意を表し、仲間内でのファルコンの人気はそこそこ高かった。

 

十数年後、「最後の切り札」、いわゆる必殺技で、キャプテン・ファルコンがその愛機での轢殺を敢行しだしたのはまた別の話です。

 

池井くん、元気にしているかなぁ。

 

あとフォックスの下B、ファイアーフォックスも凄いよね。オリジナルの技をでっちあげようとなったときに、なかなかあんなに元気に「ファイアーっ!」って言えないよ。