今週のお題「おうち時間2021」
ポケモンスナップの続編、NEWポケモンスナップが発売された。1999年に“初代”……この表現をポケモンスナップに使える事に若干の感動を抱きつつ……が発売されてから、実に22年越しの続編である。オギャアと生まれた赤ん坊が、バブみを感じてオギャる年齢だ。
赤ん坊はバブみを感じてオギャりませんからね。純粋に生存の為に叫んでいる。どちらがより「原始的」かつ「本能的」な行動なのかに関しては、別途議論の余地があるだろう。
ちなみに俺はまだロリキャラにバブみを感じてオギャる域には達していない。達したくもないし、この文脈で「達した」使っちゃうとなんか生臭い意味になって嫌だなぁと思っている。
だがいずれは、そうなってしまうのか。大人になるとは、成長とはなんなのだろうか。
22年とは、そのくらい長い年月なのだ。
……厳密にいうのであれば、俺がしっかり22年待ったのか、というと、それはまた別の話だ。
「64で遊んだ」事はあるし、シレン2はまだ動かせる(弱い)が、ポケモンスナップは確か、中古で買った。ローソンでシールを印刷した事もない。
それでも、現代に名を残す名作である。ソフト単体で完結している分は、しっかりと遊ばせていただいた。
ギャラドスはついぞ自力では撮れなかったし、最高得点は手間暇かけた力作ではなく、「チラッと写ったミュウ」になってしまったが、それでも楽しく遊べたのは確かである。
というか最高得点は大抵の場合でそうなる様に出来ている。仕様である。あの真ん中正面野郎がミュウってだけで加点をバンバンにしてくるので。アレが原初に意識した「個体値」なのでは、という気もする。そらミュウは禁止級ですわ。
……それらも含めて楽しかった。
……楽しかったので……ルビサファを遊んで……ダイアモンド・パールが発売されたくらいの頃から……「そんな物よりポケモンスナップの2はマダか」という態度を取ってしまっていた。
コレは大変に良くない事。いかにそう言ったミームがあったとしても、楽しみにしている人が沢山いるゲームの新作に「そんな物より」という態度を取ることは良くないのだけれど、でも、だって、本当にそう思っていたのも事実なので……。
そんな俺もポケモンから離れ、漠然と。
「続編は出ねぇんだろうな」
という結論に至って、時を過ごしていた。
……まぁ、出るとはねぇ。
当時の現行シリーズをおざなりにしてまで待望していた続編である。……買うのが義理というものか。当時の俺へのせめてもの手向けである……。
……そんな思いで買ったのですが、いやぁ、全然楽しいから四の五の言わずに買うと良いよ。知らんポケモンの写真を撮るのもなかなか良いものです。
研究所の庭にいるポケモンの写真を見せても「新発見だ!」とかほざく博士に不信感を覚える。なんなら研究所の中にいるタブンネとかも「新発見だ!」とかいう。何があの人にとって「既存の研究」なんだろうか。
キュワワーの顔がどこかわからねぇ。
最初のステージで撮影できる「ほぼ陸地でびちびち跳ねているコイキングの接写」の得点がなかなか越えられない。
色々な事がありますよ。あの頃の試行錯誤を思い返すも良いだろう。