節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

色即是空ちゃんが可愛かった(普通の感想)

藤本タツキ(原作)の新作短編、「フツーに聞いてくれ」を読む。

 

「フツーに聞いてくれ」を普通に読むとその感想は「色即是空ちゃん(正式名称不明)が可愛かった」になってしまい、果たしてそれで良いのか、それで良いのだ!というのがこの作品のメッセージとして果たしてどの程度適切なのかは意見の分かれるところであろう。

 

個人的には「普通に読む」というのは実に広い範囲の「読み方」を指す言葉であり、例えば先の展開を考えるであるとか、身内で描写の細かい部分まで含めて盛り上がるとかも全然「普通に読む」の範疇だと思っていて、それが盛り上がった結果「シャンクス、2人居た!」とかそういう方向に行ってしまうのもまぁ普通ではあるだろうけれども、けれども作者サイドの人間からしてみれば「そんなのは知らん!」となるのもそれはそれで普通だよね、と思います。そういう意味では終始普通のお話だったのさ。

 

「最後のアレが普通の結論だよ!それ以外は普通じゃないよ!」は完全に間違えてるしな。普通はそんな事知らん。そもそもあれだけの人数に聞かれたのは不幸な事故ではあったけれども、ただ彼女以外に聞かれる可能性は普通に考慮しておくべきだった。それがYoutube Dream……。

 

チェンソーマン2もアニメも、果てはまだ見ぬ新作も、俺は普通に楽しみにしておきます。

 

とりあえず忘れないうちに「さよなら絵梨」の単行本を買っておく。今日は台風が普通に怖いので真っ直ぐ帰るが。メモ。