節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

雑記・0710/くだらない問題(しかしくだらないとはなんなのか)

昨日「くだらないが故の価値、というものがある」という文章を書いた。書いてからずっとその事について考えている。本当にそんなものがあるだろうか。

 

この文章を書いた際に想定していたのは、サメ映画やゾンビ映画、スラッシャー物など、いわゆる「B級映画」……言葉を選ばずに言えば「バカ映画」だった。文章を書いた際には、これらバカ映画を指して「くだらないが故の価値、というものがある」と書いたわけだが、本当にこれらの価値はくだらないのだろうか。

 

俺が勝手にくだらないと思い込んでいるだけで、これらにも高尚な価値があるのではないか。

 

「このサメ映画は『社会を取り巻く閉塞感』をテーマにしています。個人個人で完結した世界、内面に深く踏み込むことを禁忌とする現在。それを文字通り食い破る『サメ』がもし仮に存在するとするならば、社会はその存在をどの様に否定、あるいは肯定していくのか…………」

 

そんな風に作られた作品がもしかしたらあるのではないか。

 

そもそも設問が悪いのか。「社会を取り巻く閉塞感」がテーマであるならば、くだらなくない、高尚な作品である、こう考えてしまう前提が間違っている可能性もある。

 

どうも本調子でない。もっとくだらないことが書きたい。くだらないこととはなんだった?