【重要な部分は反転してありますが、この記事には【十角館の殺人】のネタバレが含まれます。】
……そうだよな。「『十角館の殺人』のコミカライズが心配なシーン」は、「あのシーン」だよな。……そっちじゃないんだよなぁ……。
いや、「あのシーン」を心配する気持ち、それはもちろんわかりますよ?この作品の、1つの大きな目玉です。実際、実写映画を作ろうとなった際に「あのシーン」どうすんだみたいな話になって、頓挫した、そういう噂も聞き及んでおります。
ただ、「あのシーン」はあの、なんだ、特定のシーンってわけじゃなくて、一つの大きな流れがあって、その最後の終着点としての「あのシーン」じゃないですか。俺が心配していたのは、もっと単発の画面としての「場面」なんですよね。
「あのシーン」は、そりゃ難易度は高いんですけど、上手く行った際のリターンはそりゃあもうデカいし……なんなら工夫のやり方としては、結構色々あると思うんですよ。実際漫画版では、そりゃあもう、はい、ええ、かなりうまい事やっていますし。「あのシーン」……というか流れは、ええ、はい!
俺が心配していたのは……もっと工夫の仕様もない、シンプルな「場面」で……書いちゃうと、十角館にあるモノだから十角形だとおもっていたらそんな事はなかったぜ!のシーンですね……。シンプルに「やる」しか書きようがないから、はい、心配でした。
実際全く目立っていないので杞憂でしたが。何角形くらいから即バレするかな。四角形と五角形だったら即バレしますよね?