節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

非実在B級映画理想的ノベライズ!「越佐大橋」をみんなで読もう!

来年、2023年は成田良悟先生のデビュー20周年だそうだ。

 

それを機に色々「動き」があるかもしれないし、今のうちに「越佐大橋」についての記事を書いておくことにする。なにより今日は8/18ですからね、「越佐大橋」の話をするには実に良き日取りなのですよ。

 

8/18は全世界的に入島記念日だ。

 

 

 

 

「越佐大橋」って?

 

成田良悟の作品は数多く存在する。

 

電撃文庫」から出ている「ライトノベル作品」だけを例に挙げたとしても、不死の酒を巡るバカ騒ぎを描いた「Baccano!」に、歪んだ恋の物語「デュラララ!!」、その続編の「デュラララ!!SH」、スピンオフ的な立ち位置の「折原臨也」シリーズに、奇妙な吸血鬼の居る島や組織の描写が楽しい「ヴぁんぷ!」、ただの善良な凡人の身の回りで起きる短編集「世界の中心、針山さん」……厳密にはこの定義から少し外れる(原作は別人)が、偽りだらけの聖杯戦争、「Fate/strange fake」も、氏の近年を語るならば外せない。そのどれもがそれぞれ独特の魅力にあふれた名作である。

 

その中でも「越佐大橋」シリーズは、特に「成田良悟入門」にうってつけであると考える。

 

理由は主に2つ。

 

「完結済」で「全5巻(厳密には4巻で完結し、5巻はボーナストラック的な位置付け)」だからだ。

 

氏の作品で「完結済」のものは、他に「デュラララ!!」があるが、その完結巻が「13巻」とややボリュームがあり、また、さらに「SH」や「折原臨也」まで続くため、完全に完結した、とはやや言い難い部分がある。一応ストーリー的には3巻で一区切りとなっているので、そこまで読んでみて判断するのはアリかもしれないが。

 

「Baccano!」や「Fate/strange fake」も、完結までの流れは見えているので……近々、だとは思うんですけどね。

 

そこを考えるのであれば、越佐大橋は凄いぞ。

 

完結するまで4巻、ボーナストラックまで含めて、丸一日あれば全部読破することも夢ではない。……実際俺はデュラララ!!をまとめ買いして、この作者さんなら間違いないな、と確信し、そして越佐大橋をまとめ買いし……読み始めて……徹夜で読破しましたからね!

 

「現在」は恐らく無理だけど。……体力がねー……。

 

まぁ徹夜はさすがに極端な例ですが、実際……ある程度ライトノベルの文体や作法に慣れた人ならば一日一冊くらいならスッと読めると思いますので、「成田良悟作品が読みてぇぜ!」という人は、選択肢の一つとして是非いかがでしょうか。

 

……「ライトノベルの入門」には……ちょっと向かないかもしれない……(後述)。面白いけどね!

 

 

あらすじ!

 

「入門」と言う事で今回は1巻、バウワウ!を軸に据えて簡単なあらすじを紹介しよう。

佐渡と新潟の間に架けられた世界で一番巨大な橋。その中央にそびえる名前がつけられる事のなかった人工島――不況によって放置されたそこは不法滞在者や犯罪者が棲む九龍城さながらの無法都市と化していた。その島を二人の男が訪れる。気弱で大人しい少年・狗木誠一は、幼馴染みの少女と冒険気分で。重要指名手配犯・戌井隼人は惹きつけられるように。そして彼らは、社会から隔絶された無法地帯で全く違う道を歩み始める。だがその姿は、鏡に映る己を吼える犬のようでもあった――。

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night カバー折り返し部より引用)

 

……というお話だ。

 

もうこの時点で興味を持たれた人がいるならば、以下の文章とかネタバレでしかねえので今すぐ買って読んでください。

 

あとさっきから「越佐大橋」「越佐大橋シリーズ」と呼んでいますが、そういう作品名で出版されてはおりませんのでそこはご注意を。「バウワウ! Two Dog Night」「Mew Mew! Crazy Cat's Night」「がるぐる! Dancing Beast Night<上> 」「がるぐる! Dancing Beast Night<下>」「5656! Knights' Strange Night 」の5巻です!共通するタイトルが無くてわかりにくいので俗称としてつけられたシリーズ名が「越佐大橋」である。あるいは、単に「橋」とも。

 

そんなわけでちょっと間隔を空けて解説を挟みます。以下ネタバレ注意!

 

 

 

 

まずは舞台になる「橋」や「島」の話。お話の登場人物は巻ごとに様々ですが、基本的にすべてのお話は、このあらすじにもある「橋」、あるいは「島」の中で進んでいきます。

 

元の計画では観光地・レジャー施設として売り出されるはずだったこれらも、建設途中で放棄されてはそれどころではない。やって来るのはならず者に無法者、社会からのはぐれ者ばかりとなってしまいました。まともに完成していたらどうなるのかっていうIFは、これはまた別の話です。具体的にはパンドラシャーク。これも入門には良いぞ。後編まだだけど。

 

しかし人が集まれば、ある程度の掟や秩序が出来るのはどこも同じ。現在この「橋」と「島」は、主に二つの組織……「西区画」と「東区画」によって管理されています。北と南も、あるにはあるが……。まぁ、気にしなくて良いです。彼らによってある程度管理されたこの島ではありますが、その縄張り争いや権力闘争の火種は至る所にあり、やはり堅気が安心して暮らせるとは言い難く……そしてそんな危うい管理にさえも、縛られたくない者はたしかに存在し、彼らが吹き溜まるのが「最下層」!東も西もここにはそんなに関係ない!好きにやりたきゃここに来い!

 

関係ないから誰も守ってくれないのだけれど!自分の身は自分で守れ!

 

さて、舞台となる「橋」と「島」の補足情報はこんなところで、次は「ストーリー」についての話。個人的には越佐大橋シリーズは、「非実在(イマジナリー)B級映画の理想的なノベライズ」だと思っていて……特にこの「B級映画」という表現は、バウワウ!の後書きにも出てきちゃうんですよね。それで引っ張られてるのかもしれませんが。

 

私は基本的に『対決物」というジャンルの話が大好きです。 他にも好きなジャンルは山の様にあるのですが対決物というジャンルは実に幅広く、見ていて飽きる事がありません。
それと同時に、私は俗に「B級映画」や「バカ映画」と呼ばれる作品が大好きでもあります。特に、芸術性を捨てて徹底的なエンターティンメントを目指したり、あるいは製作者が問答無用でやりたい事に突っ走っているーー言わば開き直ってB級やバカに徹しようとした作品の姿勢には、個人的に尊敬の念すら抱きます。(勿論、普通の映画は普通の映画で大好きです)
自分でもバカ映画の様なノリで対決物を書こうと思ったのですが何せ性根がひねくれているので、対決に巻き込まれるキャラを作ったら何時の間にか主人公になってしまっており、超能力や超科学を用いたトンデモバトルを想定していたのに、『電撃文庫というレーベルの中で超常現象要素一切無し!ってのも少ないから面白そうかな?』などと考える始末。
そのように乱雑な頭で書き上げられた本作ですが、読者の皆様に少しでも楽しんで戴ける部分があれば何より嬉しく思います。

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P299-300)

 

……と、このように。

 

さて成田先生の言う通り、1巻の内容は「対決モノ」である事は間違いなく、さらに言ってしまえば4巻……つまり完結までは全ての内容が大きく括れば「対決モノ」と言い張ることも可能である。

 

それぞれの生き様、そして因縁……それらを銃弾やチェンソー、爆弾その他に込めて、彼らは対決し、語り合う。

 

「対決モノ」にはありがちだ、と言って仕舞えばそれまでだが、彼らはどんな味方よりも対決相手に向けて雄弁にその想いをぶつける傾向にあり……敢えて俗な言い方をすれば、クソデカ感情を抱えている。

 

クソデカ感情なんてものはデカければデカいほど良いですからね。

 

そんな考え方の俺でも若干引くレベルにデカかったのが、越佐大橋完結巻……「がるぐる!」のラスボスなのです。

 

あのレベルはなかなか無いですね……。関係性自体は実は割と浅いというか、単純なんですけど、関係の深さと感情のクソデカさは別に関係ないのです。俺も彼を見るまで誤解していたが。

 

「対決モノ」が好きな人、「B級映画」が好き……あるいは「いや『B級』って言葉でしか表現できないからそう表現しているだけで俺はA級にも負けないと思っているというか気分にもよるけどそっちの方が好きな日もあるんだよ」と、そんな風な感情を抱いている人には特にお勧めだ!是非読んで欲しい!

 

ではここからは登場人物の話。

1巻の3人を軸にして行きましょう。

 

ネタバレ具合は加速する……。

 

 

 

虹色の狂犬! 戌井隼人!

 

「下らなくなんかねえよ! 竹さんさぁ、今日やる洋画なんだと思ってんのよ! 『エクストリーマーズ6』、地上波初登場なんすよ? このアクション映画マジ最高。 俺、わざわざ本土の映画館まで行って五回も見たんだけどさ、とにかく銃撃戦が熱いつーか『厚い』んだよ!解る? 厚みがあるって事。 オープニングのスペツナズナイフ十万発連射のシーンなんて脳味噌破裂もんすよ!それに、クライマックスにはお互いに衛星兵器で撃ち合う超絶的なスケールが待ってるんだよ! 解るかなぁ、襲い来る衛星のレーザーを物凄く自然な動きの横っ飛びで避わす。このシーンは映画史上に残るね!しかもこれ、オールスタントで特撮は一切使ってないらしいんすよ!」

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P96-97)

 

本作の「B級成分」のかなりの部分を占めている。今回の1巻やシリーズ全体の「主人公」を敢えて一人に絞るなら彼になるのかな、と思う。

 

アクション映画を愛し、そしてその主人公に憧れる……とこう書くと、ヒロアカのデクくんみたいなキャラに思えてくるから不思議ですね。

 

実際、その「憧れ」はかなりのもので、体術や銃の扱いも、その憧れからかなりのレベルで修めている……修めてしまっているのである。

 

「俺はただ、俺を見てる。それだけ。 その俺は今の俺よりもずっとずっと格が上でよ・・・・・なんて言ったらいいのかな。 英雄。そう、ヒーローなんだよ。つまりあれだ。俺は、俺の目指す俺をーーその俺がいるべき世界を見続けて生きてるっつったらいいのかな」

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P151)

 

しかしデクくんの居るヒロアカ世界……でも別に合法では無い様に、人を殴ったり、銃で撃ったりするのは一般的に犯罪なのですね。そんな世界で彼がどの様に体術や銃を活かしていたのか……というと、コレはヒーローとは程遠い、山賊や海賊などのゲリラ活動です。

 

つまりはバリバリの犯罪者だ。ヴィランだ。そんな彼だが、ヒーローへの憧れは、ガチなのだ。

 

「俺はね、知ってるんだ。多分この街にいる誰よりも。映画の中に出てくるような展開なんざ、普通は絶対にありえないって事に。どれだけリアルさを売りにした戦争映画とかでもよ、実際に体験すると全く違う。アクション映画なんざもっての他だって事もだ」

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P151)

 

……だから、こんなことも言ってしまう。

 

コレはちょっと私見が入るんですが、戌井は恐らく、自分が好きなアクション映画に自分が出演するとしたら、それは恐らく「やられ役のチンピラA」になるのだと、そう理解しているのでは無いか。

 

だとすれば……。

 

「邪魔な奴が何人死のうと知ったこっちゃねえ。その『俺が目指す俺』になる為だったら、今の状況から逃げる為だったら、俺はなんだってやってやるさーーーーなんだってな」

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P152)

 

……その路は、暗く厳しいものとなるだろう。

 

ヒャッハー系(成田作品に登場する種族)ではあるんですが、根本はそんな明るいノリの人では無い……そんな感じの人ですよ。コレは彼が最高のヒーローになるまでの物語……では無いのは、確かなのだ。

 

じゃあどういう成長をするのか、というのは読んで下さいな。

 

秩序の忠犬! 狗木誠一!

 

「葛原さん。無力は罪です。 反論もあるでしょうけど、誰かに憎しみや悲しみを与えるならばそれは罪だ。少なくとも私の場合はそうでした。だから私は力を求めた、その力でこの街に秩序を与える事。それが私の願いであり、彼女への償いでもあります。青臭い餓鬼と言われようが、現実から目をそむけてると言われようが、今更止まるわけにもいかないんですよ」

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P110)

 

上でもちょっと書いた、「西区画」……そこのボスの娘さんの、恋人兼ボディガード兼幹部。実力もちゃんとあるので、身内人事とは言わせないぜ。

 

一見するとこの島とは縁遠い雰囲気の、クールなイケメンさんですが……それもそのはず、本来はこんな島とは関わるはずのない、普通の学生さんでした。

 

やってきた理由はまだ幼馴染のほんの気まぐれ。夏休みの大冒険、一夏の思い出作りというか、そんな軽いノリの観光気分で、彼と幼馴染はこの島にやってきたのです。

 

ジュブナイルですね!

 

そしたら、まぁ、島ではよくある小競り合いの流れ弾が幼馴染ちゃんに当たっちゃったんですが。

 

ジュブナイルですね!

 

地元にも戻れず、死体を抱えて彷徨っているところをボスの娘さんに保護されまして、それから色々あって今では組織の実質的な幹部の1人。島の人からも信頼され、他の組織との交渉を任されるレベルの重要人物となりました。

 

成田良悟作品は「基本的にハッピーエンドが多い」とされていて、それは実際その通り。お話としては確かにハッピーエンドであることが多いのです……けれども、それはあくまで「エンド」の話。

 

……そこに至る道中は割と鬱展開も多く、特に「物語開始時点で既に終わっている」……登場人物の過去については、その傾向が強いのです。

 

狗木さんはそのサンプルケースとして非常に優秀で……「幹部になる前」の回想シーンが入るたびに、その湿度が増していく。暗いだけじゃなくてジメジメしてるんですよね、コレはまぁ、個人の好みもあるでしょうが……。

 

そんなジメジメした彼ですが、その「終わり」は爽やかなハッピーエンドになるでしょうか?

 

それはぜひ読んでみてほしい。

 

この人についてネタバレを避けて書くのは難しく……それを承知の上で少し語るのであれば、1巻以外の話になるんですが、「ジメジメした過去に区切りをつけに地元に戻ったら、余計ずぶ濡れになって帰ってくる」あの下り、好きなんですよね……。

 

島の番犬! 葛原宗司!

 

「お前らの信念も思想も関係無い。俺はただ人を護り、銃を憎む。それだけだ」

電撃文庫 バウワウ! Two Dog Night P251)

 

無法の島にも英雄は在る。西区画自警団リーダー、葛原宗司。立場上は上の狗木さんの部下にあたりますね。

 

葛原姓……つまりは警察官だ。最も、ここは法の及ばぬ地。公僕の立場に意味はなく、実際は既に警察を辞めた「元」警官です。色々あって警察を辞めて、色々あって島にやってきた。そこでも自警組織に所属する辺り、その人柄が見て取れる。

 

まー、彼自身はそういう目で見られるのは嫌でしょうけども。本当に色々あったので……。

 

島でも「護る」ために戦う彼の武器は、基本的には徒手空拳。並外れた身体能力を武器に、暴漢たちに立ち向かう!

 

どのくらいの身体能力かといえば、銃弾を素手で掴めるレベル。

 

一応全身に防弾繊維のアーマーは着込んでいますが、それはあくまで防御のため。攻撃性能は本体の腕力オンリーよ。

 

全身を防弾装備で堅めた彼を前に、銃で対抗しようとするのはあまりに下策……いや弾丸が通るとか通らないとか、そういうのとは全く別のレベルのお話で。

 

……色々あったので、「銃犯罪」への当たりがマジで強いんですよねー……。

 

お前が銃を向けたなら、まず大前提としてそれは全然通らないし、その上で葛原さんの攻撃力が30%、クリティカル確率/威力が20%上昇し、防御貫通(3ターン)とアーチャー特攻(20%・5ターン)と弱体無効(3回)とガッツ(3回)が付与される。そのくらいの「色々」があったのです。

 

そんな彼が巻き込まれるのは、狂犬と忠犬の愉快な喧嘩。二匹のメインウエポンは銃であり……つまりはこの特盛バフで大暴れだ!

 

他の1巻の越佐大橋、1巻の他の越佐大橋

 

上の3人が越佐大橋シリーズ1巻の「軸」になっていくわけですが、まだまだ魅力的な登場人物は数多く。

 

違法島内ラジオ「ぶるぶる電波」のラジオDJ、ケリー・八房に、島内全域のマップ作成を生き甲斐とする霧野夕海ちゃん……ああ、この2人がこの巻のヒロイン(強いて言えば)で良いと思います。

 

女性キャラの比率が他のライトノベルに比べるとダントツで低いんですよね……だからライトノベルの入門に適切か、と言われると微妙だ。最も成田作品は割とみんな低いイメージがあるけれど。

 

他が多過ぎる、という説もある……いつだったかナー……1995 Summerだっけ?同月に売られているラノベの表紙がほぼほぼ女の子だったのにBaccano!のこの巻は「複数キャラクターがいて、全員男」という特異点となっていた、気がする。古い記憶なので間違っているかもですが。

 

魅力的なキャラクターが多く登場する1巻を……欲を言えば、他の巻も含めて読んでみてほしい。そういう気持ちでこの記事を今書いています。

 

8/17に。うぉー、この年齢で夏休みの締め切りに追われるとは……。……学生時代にも言うほど追い詰められてはいなかったような気がする。退化しているのか……?

 

2巻以降の話をするのであれば、そうですね、チェーンソー二刀流で戦うメカクレ美少女に、心無い子供達の王様、島に伝承される都市伝説「バネ足ジョップリン」、島内最悪の殺人鬼……個人的に好きなキャラは名探偵ですね。

 

名探偵!シャーロット・リバプール

 

シャーロキアンの両親に育てられ、色々あって弟(シャーロック君)と共に島にやってきた、「プライベートアイ・りざあど」が誇る名探偵である!

 

調査能力は下の下ですがね。わかりやすく言えば毛利小五郎の立ち位置だ……と書くと、「いや、小五郎のおじさんは活躍する時はすごい活躍するぞ」と言われてしまうか。わかりますわかります。水平線上の陰謀(ストラテジー)は名作ですよね。俺も好きなコナン映画ですよ。

 

そんな俺が好きなキャラクターがこの名探偵なので、つまりはそういう事なのです!

 

混沌とした局面を見事に解き明かす、名探偵の名推理を見逃すな!

 

そんなの推理じゃねえよ

 

越佐大橋、皆様もぜひ読んでみてくださいな。

 

戯言の新刊も出るんだから、「5656!2」も諦めちゃいけねえぜ。

 

いや、まずは先生のお身体が一番だが!