節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

週遅れ二次元録・10「コロンブス・カロン(FGO 2024バレンタイン)」

バレンタインイベントの「特攻鯖」にレジライが入っていた。これによりレジライ村が若干盛り上がる。「あそこはいつも盛り上がっているだろう」と言われれば、それは全くその通り。

 

まぁ特攻鯖入りはシナリオでの活躍を確約するものでは無いのですが、今回はきちんとレジライが登場しました。やったね。

 

終盤で「中身」が冥界への渡し舟守、カロンだと判明しました。びっくりだね。

 

一応レジライ本人も同居みたいな状態にはあったらしいが。

 

「ガワだけ実装鯖の中身別人」パターン、そう言えば最近はあんまり見ませんでしたか。前は各イベントに1人は居た……様な気がする。結構「攻めた」人選が多く、話題になることも多かった……様な気がする。

 

パッと思いつくのはバニヤン実装の際の「アルテラ(女神コロンビア)」だろうか。「文明開拓」の象徴である女神コロンビアを、「文明の終わり」象徴であるアルテラ(厳密に言えば、象徴はその『本体』だが)に宛てがう……そういう「攻め方」だ。

 

真面目に問題になる攻め方じゃないか?という気もしてきたな。

 

このイベントにコロンブスが登場しなかったのがせめてもの「理性」というものよ。

 

でも女神コロンビアの名前の由来ってコロンブスだから理性が足りてるか足りてないかで言えば割と怪しいぞ。

 

女神コロンビアが印象に残った理由の大きな一つは特殊スキル「最大多数の最大幸福」だろう。「自身の体力を全回復+敵サーヴァント(つまりはこちらにとっての『味方』)の体力を1にする+2ターンスタン(デメリット)」である。なかなかのインパクトがあった。

 

いきなり使われてビビったのを覚えている。どうしたんだっけ。倒せたは倒せたんだよな。令呪は持っていかれたかもしれない。

 

あと女神コロンビアはアレよ。映画の最初に出てくる松明を持った女神様、アレ、コロンビア。コロンビア社のロゴなんですが、洋画のメーカーとかあんまり意識しないから、俺の中では「洋画を見る際に一定確率で登場する女神」という扱いだった。そんな彼女に「名」が与えられた。印象に残る。

 

ちなみに「ゾンビランド ダブルタップ」という映画において、冒頭の段階でこのコロンビア像がゾンビに襲撃されるも、松明でぶん殴られて返り討ちとなる演出が為されるそうだ。ゾンビランド、興味があったので今度見てみようかなと思う。

 

いい加減にコロンブスカロンの話をしろ。

アルテラ・コロンビアの話ばかりじゃないか。

 

そうは言ってもなぁ。普段からレジライが登場しない話に無理やり登場させて面白がっていた人たちが「レジライが登場すると思ったら言うほどしてなかった話」にぶち当たってちょっと混乱した、と言うだけの話だしなぁ。

 

悲しむ人を見たけれど、喜んでる人も見たので、良いも悪いも俺には判断しかねるね。

 

レジライの出番自体は少ないながらに終盤あったし、良いイベントだったと思いますよ。アイツの「敬虔さ」についてはよく描写されていたし。

 

実装鯖の話も少ししよう。アンドロメダさんの圧倒的な「陽」のオーラはなかなか健康的で良いですね。いや、別に変な意味ではなくって。

 

……なんか旦那さんがProtoでえらい事になってしまっているらしいのでこれくらいの「光属性」が多分適量なんだと思います。

 

光で照らせ。影は濃くなるが、どうせ消える事はないのだから。せいぜいお二人で支え合って進むが良い。

 

夜明け前が一番暗いのさ。

週遅れ二次元録・9「尾形・二階堂(ゴールデンカムイ)」

ゴールデンカムイの映画を見ました。

 

実写化発表当初は不安もありましたが、蓋を開けてみればなかなかの評判。俺も良かったと思います。

 

アクション面に関しては文句なし、「キャラクターの所属陣営に関係なく攻撃し、重要なアイテムを永久ロストさせる危険性も秘める」ゴールデンカムイの名物モンスター、「羆」はとても恐ろしく、あの局面で杉本の過去をあそこまで解像度高く描写出来るのは完結後に動き出した(撮影は連載中だったりするかな?終盤ではあっただろうが)プロジェクトだからこそというところでしょう。

 

しかし改めて見ると杉本以外も大概不死身だな。

 

尾形とか「その後の活躍」を知っている俺でも「まぁあの傷でこの寒さの中放っておけば死ぬよな普通」と思ってしまいましたし。死なねえのですが。死んだら困る…………犠牲者は減るか?……いやでも「尾形が居なければ詰んでいた場面」は確かにある……だが「尾形のせいで詰みそうだった局面」もそれなりに……「全く別の物語」になってしまうのは確かだ。

 

実写化の改変として尺を調整するための手段としてなくはないかもしれないが、尾形のキャラ人気が高過ぎるのでダメです。あそこで終わったら本当に「序盤の雑魚」になってしまう。

 

……初戦の尾形、実はいうほど雑魚でも無いんですけどね。銃の部品を即座に抜いたりしてるし。「近接戦もそこそこ出来る狙撃手」としての活躍はそれなりにしていた。まぁ、これからそれが誤差になるレベルで色々な意味で活躍するのですけれども。

 

……色々な意味で活躍するのは間違いないが、各陣営にとっての活躍を「正のベクトル」「負のベクトル」で現した際に「どの陣営にとってもプラマイゼロ(場合によっては若干マイナス)」になる様な気がしてならんな、尾形。

 

好きですが。キャラクターの活躍は絶対値の合計で見るべきだよな。

 

刺青囚人陣営にとっては特大のマイナスでしか無いのは確かだろうが……杉本組・新撰組・第七師団にとっては……後で改めて読み返そうか。

 

そして劇場版で活躍が盛られた二階堂。あの局面で情報を握っている杉本をガチで殺しにかかる狂犬である。お前も大概不死身だな。

 

追いかけて殺しに行くくだりは「なるほど任務より優先されるべき兄弟愛……敵討ち……」となるかもしれないが、騙されてはいけない。そもそも殺される前から殺そうとしていて、夜中にこっそり殺しに行った結果がアレである。

 

まぁ仮にあそこで二階堂に殺されるような杉本を殺した程度では大した処罰は受けねえんじゃねえかなぁという気もする。3枚……内1枚は写しの取れていない実物……まぁ、軽傷。撃たれた人のは実物を回収出来ただろうか。酒に酔って喋りすぎちゃう人の箇所は大したものでは無かろう。

 

逆にあそこで追撃するからこそ、二階堂は高く評価されたんだろうし。原作でもやや間を開けて追撃自体はしていた。劇場版の続編でその辺はやると思う。

 

続編が楽しみだ。次はキロランケ・岩永・辺見ちゃんが登場かな?ちょっとペース配分が心配だ。

 

辺見ちゃん、序盤に出てきた割にキルスコアはトップクラスですからね。マンスールと同格で良いだろうか。

 

片や「序盤に出てきたオッさん」であり、片や「終盤に出てきたオッさん」だ。同格で良いだろう。

 

マンスールが可哀想だよ。

週遅れ二次元録・8「匿名希望(暗号学園)」

逝ったか暗号学園……。

 

今週「暗号学園のいろは」が完結しました。完結……まぁ、完結しました。完結した事には間違いありません。終わり方も……良かったと思います。

 

何が不満だ。……完全に終わった後も少しは動いていて欲しいんですよね。それは「惰性」ではなく「慣性」なので。そんな微運動に誌面を割く余裕はないというのは、勿論わかっていますけれども。紙面の摩擦係数は馬鹿にならん。

 

何度か「完結かと思ったか! 新章です!」を挟んできた漫画なので、今回も大丈夫かなぁと思ってしまいましたが、ダメでしたね。うんまぁ……真虫犇ちゃんの素顔が特に文脈なく明らかになった辺りで怪しい気はなんとなくしていたが。

 

というわけでかなり応援していただけに残念ではありますが、終わり方やそこに至るまでの流れはかなり好みだった暗号学園。詳しい感想は単行本完結後にまた書くとして、今日はとりあえず「このキャラを外しては語れない」……めだかボックスに於ける球磨川のポジションに居る奴、「匿名希望」をお題目に掲げさせて頂いた。

 

なんだかんだ連載を追っていて1番「やりやがった」が強かったのは、匿名希望のマダミス解体だったような気がするので。

 

正直あのタイミングのマダミス編はだいぶ正気ではないと今でも思っている。「知らない人が知らない人のガワを被っている」、「主人公が被っているガワでさえ『知っている人』とは割と言えない」という特殊な状況は、あの序盤でしか出来ない事ではあったのだろうけれども、あの序盤でやる事かよとは思う。

 

そこまでやるなら全キャラのキャラクターシートを見せてくれても良かったとも思う。全キャラは流石に考えてなかった……というのも0ではないんだろうけれども。

 

だからマダミス中はかなり「俺は面白いと思うけどこれ大丈夫なんか」となっていた。そうだそうだ、めだかボックスも大体「愚行権(デビルスタイル)」が登場した辺りでこんな感覚になっていた。懐かしいですね。

 

2012年!? 12年前!?

 

まぁ、そんなもんでしょうね。

 

そんな不安を掻き消してくれたのが、匿名希望の蛮行だった。システムメッセージで「これ匿名希望の個人的見解だからね」「真似はするなよ」「勿忘草和音は架空の人物です」されていたのも含めて良かった。今思えば不安が掻き消されたというか別種の不安で上塗りされただけのような気もしますが、まぁ似たようなもんだ。

 

……あの号、確かジャンプ自体の付録にマダミスが付いてきたんですよね……。事故か事件か。俺の私見だが、事件の可能性が高いと思う。事故だと言い訳できる余地を作った上での、事件だと思う。

 

あと真虫犇ちゃんの素顔がちょっとツボ過ぎるんですがどうすれば良いですか。素顔バレが最終話1話前だから畜生!

週遅れ二次元録・7「天堂弓彦(ジャンケットバンク)」

天堂弓彦が何を考えているかわからない。

 

ジャンケットバンクの登場人物が何を考えているかわからないのは、まぁいつもの事ではあるんだけれども、今回は観戦している弓彦の味方、主人公と実力者、あと皆大好き獅子神さんも皆で「「「何考えてんだアイツ……?」」」している点で異質である。

 

神の考えは人には読めませんね。

 

それでも敢えて愚考するならば……うーん、直近(読者視点)で神がやったゲーム、「ブルー・テンパランス」に「順調に勝ち過ぎるとヤバくなる仕掛け」がされていたので、今回のピーキー・ピッグ・パレスにも似たような危険を感じ取った……?

 

……酸素濃度の低下を見せ掛けにした……なんだろうな……。気圧の変化だと本当にブルー・テンパランスになっちゃうしな。

 

ただ闇の金持ちが見たいのが「苦しむ姿」だとすると、低酸素状態ってどうなんだ、と思わなくも無い。あれ「酸素が十分に含まれていない空気を吸い込むと苦しむ間もなく気を失う」とか、そういう奴じゃなかったっけ。俺もあんまり詳しくないのでシンプルに間違っているかもしれませんが。

 

……なんか毒ガスとか入れられてる?

……それはエンバンメイズでやりましたね。

 

ゲームのフレーバー的な話をするなら「狼が狼に攻撃した場合『何も起こらない』」のが若干気持ち悪い部分ではあるか。……でも説明で「何も起こらない」と明言している箇所に罠を仕掛けるかなという気もするね。……明言してたっけ?

 

少なくとも138話では「何も起こらない」と明言されている。……ただ135話の説明において、フレーバー的にはこの処理が「襲撃側のオオカミがビビって行動しない」と説明されているのが気にはなるか。同話の説明において「オオカミは可能なら必ず何を攻撃しなくてはいけない」とされているにも関わらず、オオカミが相手だとビビる……この時、本当に「行動しない」のか?

 

まぁ多分行動しないんだろうなと思います。

 

ジャンケットバンクのゲームのルールの裏を掻くのは俺は既に諦めている。

 

我が名は人間「『ザ・ショートホープ』で最初に脱落したオジさんと同じ勘違いをしていた読者」。説明をあんまり聞かず実のところ「まぁ30人も居たら1人はそういう人も居るだろ」の精神で悲観もそこまでしない恐るるまでもない人間。

 

そんな人間にも楽しく読めるので作者さんはすげぇなぁと思います。

 

この記事公開するころには「実際、何を考えているのか」が少しずつわかってくる頃だと思いますが、本当に一切何の説明もなくそのまま負け続けてぶっ倒れたとしたら、俺は爆笑します。

 

真面目なファンが「実はあの時天堂の狙いは……」と考察して、勝手に「結果だけを見れば失敗したが何という洞察力なんだ」と伏線に震える……そういう事があっても良い。神の言葉とは真意が誰もわからぬままに深読みされるものですからね。

 

まぁぶっ倒れると「相方の遅延行為」で村雨さんにも被害が行くので笑い事じゃねえんだけどな。

 

しかしそれでも爆笑します。

 

とりあえず今みんなが「解らん……」してるのはガチだし、村雨さんも今この状況では狙いがわからなくてマジで困っている……そういう状況であって欲しい。

 

アンタも相方にあんまり説明せずに「電撃を(高確率で)受け続けろ」したんだからさ。多少は困れ。

 

一番初めに真意に気づくのは誰かなー……ふむ、経営者さんだと嬉しいですが。弁護士さんと経営者さんのキャラ的には、経営者さんの方が好き。

 

……「豚が0になる」と酸素濃度は6%にまで低下(村雨さん曰く即死ライン)……遅延他反則行為のペナルティは「即時酸素濃度0%(人は酸素が無くなると死ぬ)」……豚切れで酸素を6%残す意味はあるのか……?

週遅れ二次元録・6「クラマ(カードゲームうさぎ)」

それは一部のゲーマーにのみ通用する褒め言葉だ。

 

基本的には悪口だし、正直に言えば褒め言葉として運用されるゲーマー達の間でも……本当に本気で褒め言葉として受け取る奴はさらにその中で一握り。大抵は多少改めようとしたり、いっそ開き直ったりする。

 

だが、その言葉を言われると嬉しくなるゲーマー、というのは確実に存在する。

 

【三日天下】クラマ。

彼は「性格が悪い」TCGプレイヤーだ。

多分開き直る側の、より悪い方の。

 

Web漫画、カードゲームうさぎがクラマ編に突入した。前々からボルケーノの常連の1人として登場していたが、とうとう彼の操るコントロールデッキ……【アルカトラズ】や既存キャラとの因縁などが明らかになってきた。

 

コントロールデッキ、ええよなぁ。

下手なりに握って相手を困らせたくなるぜ。

困らせるだけで終わってしまうのは俺の腕の問題だ。

ちゃんと仕留めたい気持ちはある。

 

原初の憧れは何だろうか。

アレだろうな。

ディアブロストコントロール】。

 

デュエル・マスターズにおける「双黒の知将ディアブロスト」を軸としたデッキである。ディアブロストはコストの割にパワーが高く、それを埋め合わせるように「相手全軍に『ブロッカー(こちらの攻撃を止める事が出来る)』を付与する」というデメリットがあり、コレだけを見ればお前のどこが知将なんやただパワーがデカくて止められやすいだけやないかとなるのですが。

 

しかしカードプールを見渡せばブロッカーの除去というのは「安い」。

 

俺がやっていた頃のカードに限定したとしても1マナで6000まで処理できる「火炎流星弾」、2マナでパワー制限なしの「クリティカル・ブレード」、立ち回り次第で複数回の使用も狙えなくはない「ピーカプのドライバー」……大型なら出せばブロッカー全体除去を打てる「クリムゾン・ワイバーン」なんてのもいたか。

 

コイツらを併用し敵の除去を容易にして盤面を捌いていく……それこそがディアブロストコントロールだ。

 

……偉そうに解説するが組んだ事は無いです。当時の俺にディアブロストのシングル買いはハードルが高く、あと組んだら「思ったより除去が引けねえ」、「相手のヤバい耐性持ってる奴ブロッカーにしちゃったどうしよう」となるのがある程度目に見えていた。

 

しかしその独特なコンセプトへの憧れはあったのだ……。そしてそのコンセプト……ひいては「多分クラマさんなら上手くディアブロストコントロール握れるんだろうなぁ」と言う思いがクラマさんへの憧れとして加算されているのだろう、と思う。

 

小学校時代からの憧れだ。

多少の贔屓目は許してほしい。

 

小学生がクラマさんに憧れるの!?

辞めときな!

 

でもこのあたり突き詰めていくと「カードゲームはやめておけ」とかになっちゃう危険性もあるからあんまりそういう事は言いたく無いですね。

 

適度な距離感でやれ。高額カードのシングル買いはまぁ……親御さんと相談してやれ。小遣いの範囲でやるなら。まぁ。学校には持っていくなよ。

 

1枚10円とか30円のストレージコーナーを3時間くらい漁る……なんかオモロいマイナーカードを見つけ、使って、「オモロいけどオモロいだけだな」となる……そういう経験からしか積めない「業」があるとは思います。

 

「業」、いるかぁ?

……いらないかな。

週遅れ二次元録・5「宮本伊織(FGO サムレムコラボ)」

FGOサムレムコラボ開催。丑御前・由井正雪が実装され、宮本伊織が配布された。

 

由井正雪=サンのインナーが「そう」なっている事を知った私塾の皆さんが幕府への怒りを口々に漏らす様は面白かった。私は丑御前共々引けなかったのだが心底痺れたよ。

 

型月由井正雪さん、俺は「男装の麗人に見せ掛けた(この『見せ掛け』は正確に言えば本人が意図したものではなくユーザー含んだ周囲の誤認)男の娘」だと思っていたのですが、男装の麗人、で止まったか。まぁ、それならそれで。どちらにせよ烈士だと思います(烈士だと思う、の意)。

 

素直クールは良きもの哉。

 

さてそんなイベントで配布された伊織くん。スキレベや宝具はまだ強化していないが、素の状態でもかなり強い。スター集中・毎ターンスター獲得によるクリ殴り、NP獲得、全色カード強化+回数回避と、必要なものは大体持っている。この上で宝具レベルを重ねられる配布で、さらにそれが「高レアのそれに縁が無い人はマジで縁が無い」単体剣とくれば、まぁスゴイ級に太っ腹と言えるのではなかろうか。

 

俺も星5の単体剣、持ってないですからね。強めの槍が1人で立っている系のボスには、ランスロットと柳生さんとフレンドの誰かが単体宝具をかましながら、あとはサポーターと、仕方なしになんか全体宝具をぶっパしている。

 

そろそろFGOくんは「デカめで強めのボスには全体宝具が多段Hitする」とか……「シナリオボスに全体宝具を連れていくメリット」みたいなものを用意してくれても良いと思う。ケルヌンノスくらいデカければ全体宝具の方がダメージ与えられるとかしてくれても良いだろう。トラオムとかミクトランでやってたらごめんなさい。

 

でもまぁやってねえだろうなと思います。水着キアラさんのシナリオボスギミックが魁となるかとか思っていた時期が俺にもありました。

 

閑話休題

 

配布された伊織くんだが確かに一見して好青年に見える。だが彼の人格的な「キモ」に当たる部分を、既にファンアートなどで割と知ってしまってはいる。

 

よほどの事が無ければそれなりに折り合いをつけて生きていくに異存は無いらしいので、結局のところ「好青年」で良いのではないかと思わなくもありませんが。

 

大丈夫大丈夫。ちょっと剣鬼が内に潜んでるだけだから。大丈夫。

 

真面目にそのくらいは全然……カルデアの面々にもっとヤバい奴色々居るし……。リンボもそうだし、黒髭とかも「言うて味方の気の良いオタクおじさんでしょ」と安心した瞬間にこちらに弾丸をぶっ放してくる、ラッド・ルッソに似た挙動を取る。

 

皆それなりに警戒が必要なのさ。「ヤバいことをやろうと思ってヤバいことをやる奴ら」は全然マシまである。善意・好意100%でやる奴も割といる。

二次元録メドレー 悪性成り難し嗚呼ポケモン飯

そうでなかったのはいつなんだという話を置き去りにして、「悪役」を書くのが難しい御時世でございます。

 

ポケモンから大層な目的を持つ「悪の組織」は消え去って、スポーツ選手の厄介ファンだの、不良ともいえないような「学校に上手く馴染めない奴ら」の集まりになり、思想検閲を行う最恐のヴィランを作れたぜとお出しすれば「いうほど悪い奴でもない」「なんなら賢王」と一部の客に持て囃される。

 

世界が多様化した事により、「まずこれは『悪い事』ですよね? この人は『悪い事』をしましたね! ではこの人は『悪い人』ですね!」という論理展開の一段一段に「いや待て」と投げられるようになった事が大きいか。

 

「それは本当に悪い事なのか」「このような事例があるぞ」「悪い事を一度しただけで当人を悪人と断じて良いものか」「無知による罪はある程度免責されるべきでは」「悪人だとしても適切な法による裁き以外は認められるべきではないのでは」「悪性は認めた上で功績を鑑みて酌量すべきでは」

 

まぁやろうと思えばどんなキャラにでも一つや二つはやれるし、やれるならやる奴がいるのは自然な事だ。個人的には「忍者と極道」の極道連中の塩梅が好みですかね。同情する事もあるし、嘲笑う事は決して無いが、それはそれとして首は飛ばす。

 

閑話休題

 

パルデアではポケモンを食する文化が間違いなく存在する。これはゲーム中において明確な「事実」である。

 

直接ポケモンに齧り付くわけではないが(多分バウッツェルあたりにやるヤツは探せばいるけれど)、「後に再生する部位」「本体から剥がれ落ちた部位」に関しては、とりあえず食ってもええやろ、というのがパルデア流らしい。ノノクラゲ然りミガルーサ然り。

 

この文化をして「まずこれは『悪い事』ですよね?」と、先の論理の第一段階を持ち出す事は可能だろうか。

 

まぁやるのは自由にすりゃあ良いけれども、反論は幾らでも思いつきますわね。

 

まず他所様(もちろん厳密な表現をするならばパルデアつまりはポケモンSVの世界はゲームでありフィクション、我々の世界とは次元を隔てているわけだがとりあえずは『他所様』と表現しておこう)の食文化を「悪」と断ずるのがだいぶ乱暴だ。

 

やった側が炎上するまでしっかり見えるので、俺はやりません。食いたくねぇっつってる人に無理強いしたり、他人の所有するポケモンを食材扱いしないなら自由にすりゃあ良いんじゃないですかね。

 

自分のポケモンを食うの?

 

んまぁ、自由にすりゃあ良いんじゃないですかね。

 

「後に再生する部位」、「本体から剥がれ落ちた部位」ならば、なつき度次第でいけるでしょう。無理矢理齧り付いたり、嫌がる事すりゃあ大抵は人間側が負けますので、それだけ留意いただければ。

 

……ペパーくんとアカマツくんは若干手持ちを「そういう目」で見ている気配がある人選だし、多分やっているやつ自体はいるんだろうな。

 

場合によっては、向こうから「まぁこれでも食えよ」と食べられる部位を差し出してくれる、そういう事もあるかもしれません。そうなったらまぁ、一口くらいはいただいても罰は当たらんでしょう。

 

なぁ! モモワロウ!

 

お前の擁護もしようと思えば出来る(例えば「モモワロウ自身に『自身の毒性についての知識』や『洗脳しているという意識』は無いのでは」とか)けど、まぁ、あんまりやりたくないね。

 

 

 

 

「何が来るかわからん周期的な更新」を繰り返したらばじゃあ繋げてなんか書いてみようかという思いつきで書いた長文。針山さんのメドレーが理想系ですがアレはまぁ真似できねえわね。

 

振り返りの振り返りをやってみましょう。

 

zattomushi.hatenablog.com

 

今回の文章においてはカキツバタスグリ(藍)に焦点を置き、「ポケモン世界の嫌な奴ら」としてみたが、まぁカキツバタは「態度が悪い」だけだし(「留年」はまぁ……一番困るの本人だし……)、スグリくんもまぁ……「態度が部の皆に実害のあるレベルで悪くなってしまった」だけっちゃあだけなので、この文章においてはあんまり意味を為さなかったな。まぁ初回だしそういう事もある。

 

振り返りという事で言うならば、スグリくん、2023年夢女子ランキング4位おめ。チリちゃん、五条、夏油に次いでの4位。ショタキャラでこれはすごい事なのではないだろうか。あとカキツバタもランクインしていた。そしてチリちゃんつっよ。貴女去年も1位だったでしょ。

 

スグリ、五条、夏油の上位陣を見る限り昨年は「思春期特有の全能感が打ちのめされる」展開が話題になったのだなぁと思わなくもない。いや「よくある話」ではあるから毎年そういう展開のものは大なり小なり産まれてはいるんだろうけれども。

 

「よくある話」であるだけに誰にでも大なり小なり心当たりはあるだろうからな。そしてチリちゃんはそんな事には特に関係なく1位であった。

 

zattomushi.hatenablog.com

 

ウィッシュ、日本では割と成功……と言っていいのかはわからないけれども、外国の興行収入と比較すると結構良い感じらしいです。まぁ、製作費とか宣伝代とかディズニーブランドとしての「箔」の維持代を考えた上での収支は知らん。

 

なぜ日本でだけ人気があるのかと言われれば……福山雅治パワーが強いのではないかと俺程度では結論づけるしかない。持ち歌の「無礼者たちへ」の歌詞の訳とか、結構違うらしいですし……日本に馴染みやすい歌詞にして福山雅治が歌えば、そりゃあ一定の人気は出るでしょうや。

 

……主人公陣営の魅力で売れた、という分析をしたいかい?

 

……俺はまぁ……そんなにしたくないので自分の所でやってください。

 

zattomushi.hatenablog.com

 

アニメはこの記事を書いている現在5話まで放送済。5話は「おやつ/ソルベ」回であり、つまりはカブルー達が初登場の回である。……別にねらった訳ではないんだけどな。ここでカブルーがどうこうという話をすると、流石にマルシルに悪いような気もするので、アニメ版のマルシルの話をしましょうか。

 

アニメ版のマルシル、かなり「可愛さ」にバフが掛かっていてビビる。アニメの作画と、声優さんと……「行動」に関しては原作とそんなに差がない……と思うから、その辺りの働きが強い、という事になるのか……結構モンスター連中が遠慮なく動くようになった結果、「そらコイツらを食おうという気はしないよな」という感覚が働くようになったのかもしれない。

 

あとはなんだかんだで原作のこの辺りを読んだ時には無かった「行間」が俺の中で発生しているので、その分の補正が無意識化で働いている可能性は否定できない。マルシルはあの世界の「普通のエルフ」……では、全然ないのである。まぁその辺りはおいおいやっていくさ。

 

zattomushi.hatenablog.com

 

お前でオチがつけられそうだから文章があんな感じになって、あんな感じになった文章をしばらく置いておいたらなんだか「ポケモンを食肉として観る」行為に対して妙な「文脈」が発生してしまったぞ。どうしてくれる。これはこれで一つの記録として面白いので消さないけれども。パルデアでやってるのは本家ポケモンにおいても確かな「事実」だし。

 

モモワロウ、記事を書いた後でおじいさん・おばあさんとの昔の生活が明らかになったり、同情すべき部分もあるのではという話になったかと思いきや、お前これ図鑑とかキタカミの昔話とかとの矛盾点多くねえか、これお前視点で都合よく改変してねえか、みたいな話になったり、後オーガポンも「昔盗み自体はやってた」事が判明したり、まぁなんというか。

 

恐らくは「知能が高いポケモンが人のモノを盗む」というのは割とありふれた光景何だろうなと思います。ゴーストタイプの襲撃……エスパータイプの洗脳……これらは数体の図鑑で確かに「やる」と明記されている事ではあるが、もう「このポケモンが特によくやる」と敢えて明記するようなレベルでなく、出しっぱなしにしていたものは、ポケモンに盗まれても仕方がない……そういう世界観なのでしょう。対策をするならゴースト・エスパー優先になってしまうだろうし。多分それ用の保険とかもある。

 

まぁその分人間もポケモンを利用するし。盗んだポケモンが痛い目を見ることもあるだろうし。お互いそれなりに支えあい、それなりに足を引っ張りあいながらやっているのでしょう。

 

それはそれで健全だ。