天堂弓彦が何を考えているかわからない。
ジャンケットバンクの登場人物が何を考えているかわからないのは、まぁいつもの事ではあるんだけれども、今回は観戦している弓彦の味方、主人公と実力者、あと皆大好き獅子神さんも皆で「「「何考えてんだアイツ……?」」」している点で異質である。
神の考えは人には読めませんね。
それでも敢えて愚考するならば……うーん、直近(読者視点)で神がやったゲーム、「ブルー・テンパランス」に「順調に勝ち過ぎるとヤバくなる仕掛け」がされていたので、今回のピーキー・ピッグ・パレスにも似たような危険を感じ取った……?
……酸素濃度の低下を見せ掛けにした……なんだろうな……。気圧の変化だと本当にブルー・テンパランスになっちゃうしな。
ただ闇の金持ちが見たいのが「苦しむ姿」だとすると、低酸素状態ってどうなんだ、と思わなくも無い。あれ「酸素が十分に含まれていない空気を吸い込むと苦しむ間もなく気を失う」とか、そういう奴じゃなかったっけ。俺もあんまり詳しくないのでシンプルに間違っているかもしれませんが。
……なんか毒ガスとか入れられてる?
……それはエンバンメイズでやりましたね。
ゲームのフレーバー的な話をするなら「狼が狼に攻撃した場合『何も起こらない』」のが若干気持ち悪い部分ではあるか。……でも説明で「何も起こらない」と明言している箇所に罠を仕掛けるかなという気もするね。……明言してたっけ?
少なくとも138話では「何も起こらない」と明言されている。……ただ135話の説明において、フレーバー的にはこの処理が「襲撃側のオオカミがビビって行動しない」と説明されているのが気にはなるか。同話の説明において「オオカミは可能なら必ず何を攻撃しなくてはいけない」とされているにも関わらず、オオカミが相手だとビビる……この時、本当に「行動しない」のか?
まぁ多分行動しないんだろうなと思います。
ジャンケットバンクのゲームのルールの裏を掻くのは俺は既に諦めている。
我が名は人間「『ザ・ショートホープ』で最初に脱落したオジさんと同じ勘違いをしていた読者」。説明をあんまり聞かず実のところ「まぁ30人も居たら1人はそういう人も居るだろ」の精神で悲観もそこまでしない恐るるまでもない人間。
そんな人間にも楽しく読めるので作者さんはすげぇなぁと思います。
この記事公開するころには「実際、何を考えているのか」が少しずつわかってくる頃だと思いますが、本当に一切何の説明もなくそのまま負け続けてぶっ倒れたとしたら、俺は爆笑します。
真面目なファンが「実はあの時天堂の狙いは……」と考察して、勝手に「結果だけを見れば失敗したが何という洞察力なんだ」と伏線に震える……そういう事があっても良い。神の言葉とは真意が誰もわからぬままに深読みされるものですからね。
まぁぶっ倒れると「相方の遅延行為」で村雨さんにも被害が行くので笑い事じゃねえんだけどな。
しかしそれでも爆笑します。
とりあえず今みんなが「解らん……」してるのはガチだし、村雨さんも今この状況では狙いがわからなくてマジで困っている……そういう状況であって欲しい。
アンタも相方にあんまり説明せずに「電撃を(高確率で)受け続けろ」したんだからさ。多少は困れ。
一番初めに真意に気づくのは誰かなー……ふむ、経営者さんだと嬉しいですが。弁護士さんと経営者さんのキャラ的には、経営者さんの方が好き。
……「豚が0になる」と酸素濃度は6%にまで低下(村雨さん曰く即死ライン)……遅延他反則行為のペナルティは「即時酸素濃度0%(人は酸素が無くなると死ぬ)」……豚切れで酸素を6%残す意味はあるのか……?