最近、長尺の物語を読む「体力」が落ちているのを実感している。まとまった時間が取れない、というのは言い訳だろう。もっと忙しないスケジュールの中で色々楽しんでいる方もいるわけで、すげぇなぁと思いますね。
はい。まぁ今暑いですんでね。集中力も落ちるというか。今がたまたまそういう「期」であるというのがおそらく真相でありましょう。とりあえず放置、というのが択としては丸そうだ。
ただまぁそういう期だからこそ発見できたモノもある。
ネガティヴハッピィ。
今回はそんな物語のお話です。
一言で言えばアイドルコンテンツである。
突如この世界に現れたアイドルユニット、「ネガティヴハッピィ」!彼女達の音楽を聴いて、これからの行く道を応援しよう!そういった楽しみ方が、最初の一歩には良いだろう。
良い曲だ。
彼女達全員の歌を楽しんだ後には、それぞれのメンバーのソロVerを楽しむのはどうだろう。気になったメンバーがいるのなら、そこから入ってみるのも良いかもしれない。なぁにそれぞれ個性豊かな面々だ。誰か一人は刺さるだろう!
藤丸夕陽!
まんまるな瞳が人々に元気を与える。美貌と親しみやすさを兼ね備える国民的アイドルの資質を持ったネガティヴハッピィの情熱センター。ちょっと抜けてておっちょこちょい。
(ネガティヴハッピィ公式サイトより一部引用)
石蕗瀬那!
歌ってよし、踊ってよし、まさに『王道』と呼ぶにふさわしい万能アイドル。ネガティヴハッピィのセンター兼頼れるリーダー。優等生すぎるのがたまにキズ。
(ネガティヴハッピィ公式サイトより一部引用)
楠華子!
気品のある容姿と言動が特徴的。常に優しく微笑みを絶やさない透明感抜群のアイドル。お嬢様育ちということもあり、ちょっと世間知らずな一面も。
(ネガティヴハッピィ公式サイトより一部引用)
小鳥遊クロエ!
日本とイギリスとのダブルという個性を持つグローバルアイドル。まるで人形のような可憐な容姿と、たどたどしい日本語があいまって守りたくなる愛らしさ。
(ネガティヴハッピィ公式サイトより一部引用)
友永愛佳!
美少女ながらも、どこか親しみやすい雰囲気が特徴の癒し系アイドル。少し内気で控えめな性格が、ほっておけない魅力になっている。
(ネガティヴハッピィ公式サイトより一部引用)
伊東絢世!
モデル並のスタイルに、クールなビジュアルが特徴。言葉数も少なく表情も読めないミステリアスなアイドル。神秘的な魅力に注目が集まっている。
(ネガティヴハッピィ公式サイトより一部引用)
気になるメンバーが見つかったかな?
さて、実はこのネガティヴハッピィ、それぞれのオーディションの様子や、楽屋での一幕なんかも公開されているんだ!
気になるメンバーが出演しているそれらを見てみれば、新たな一面や、他のメンバーの関係性など、更にそのメンバーについて知ることが出来るだろう!
さぁ!一緒にネガティヴハッピィを応援しよう!
はい。
正直アヤセさんのソロパートでオチてますけどね。
合唱Verで気づけた貴方はなかなか聡いですね。
はい、舞台裏を見ましたか?
「知りました」か?
まぁそういう感じのコンテンツです。
以下に各メンバーについての私的な雑感を書いていく。まぁこういうのは現時点の俺がどう考えているかの覚書ですからね。公式の設定とは全然違う私的解釈だとご理解の上で読んだり読まなかったりすれば良いよ。
ユウヒ
おびただしくバカで、むごたらしくバカ。
よく食べる。
都内の一般的な家庭に産まれる。善良で勤勉な両親のもとに生まれた突然変異のバカ。滑り止めの私立高校に滑ったため最終学歴は中学校。その後数々のアルバイトを行う。
顔がカワイイというだけで面接には高確率で受かるものの、マニュアルを一切覚えられずピンポイントで店にとって致命的なミスを起こし、あらゆるバイト先を完膚なきまでに破壊してきた。
直近の事件は『コンビニ・スマホバッテリー8万個誤発注事件』
藁にもすがる想いで『ネガティヴハッピィ』のオーデイションに応募。
(ネガティヴハッピィ Youtubeチャンネル「投稿」欄 メンバー紹介より引用)
とりあえずは周囲の人たちに恵まれていたようで、それに関しては救いだなぁと思います。
特に御両親か。話を聴く限り普通に良い人そうでそれは良かったなぁと心底思いました。
こういったいわゆる……あまりこの御時世に好ましくない表現ではあるが、まぁ本人もそう自認している事だし言ってしまうが、「おバカキャラ」みたいな属性は、いわゆるその「バカさ」は「無垢さ」でもあり、周囲の人々にとってある種の救いになるのだ……というのがよくある扱われ方ではあるし、実際そういう場面がないわけではないのだが。
「え?なんでですか?」
「この世の半分は男の人だし、ご飯は食べるものだし、生レバーも食べてないし」
「何がいけないのかわかりません」
「マナカちゃんがご飯食べたい人と食べたらいいと思う!」
(週刊誌に撮られるアイドル より一部引用)
それはそれとして普通に「害」はあるし、割合としては勿論言うまでもなく「害」の方がデカいよというのがしっかり描かれているのはなかなか珍しいなと思いました。
例示した場面でユウヒのこれが「救いとなったのか」「不可欠なものだったのか」みたいな部分を考え始めると「まぁ別に無くてもなんとでもなりましたね」とはなってしまうし。良い台詞だとは思いますが、良い子だとは、言いたくは、あるのだが……。
……このレベルになるともう「そのままで良いんだよ」みたいな結論に持っていくのもなんか無責任な気がしてねえ。
「良い子」っていう評価にしても、うーん……「イメージカラーが赤色の、ちょっと(要出典)おバカで元気な子」といういかにもな主役的ヴィジョンに俺の脳が騙されているだけの様な気もする。善悪を問う次元にないというか。
「主役的」ではある。それは確かだ。華があるよな。華ってのは大切なんですよ?副社長は自らが主役である可能性について語らず、俺は堂島の龍になる。
実際合唱MVにおける「顔」……サムネイルであり、オーディションを受けた最初のメンバーでもある。メンバーやマネージャーもその辺りの認識はありそうだが、その上で「まぁ、リーダーは無理だけどもね」と一定の距離を保ってもいる。このバランス感覚が味の核であろうな。本人のリーダー自認は、もうどうしようもないですから。言えばその場は収まるしね。
ゼロからマルチ商法を思いついたり、聞いたマナカが「貰ったモノ」は正確に把握していたり、(恐らくはセナの性質をなんとなく理解した上で?)服全てを一方的に賭けたギャンブルを提案したり、「アレ、『頭悪い』『バカ』で良いんだよね?」と思わなくもねえんですが、まぁ考えだすと厄い事にしかならねえ気配があるので、事実は置いといて一旦そういう事にしておくのが平和なんじゃないでしょうか。
「こういう人だ」という部分を理屈で考えている限り、少なくともユウヒの自認としての像には辿り着けない気もする。まぁ、それは実は誰に対しても言える事だという自覚は必要ではありますけども。
思考・知能を代償とした肉体を持ち、恐らくダンスパフォーマンスの精度やそれに必要な純粋な体力はユニット内随一。
打撃に耐性を持つという説もあるが、コレに関しては殴ったのが引きこもりというかニートというかな人だったので、あっちの打撃力の問題じゃねえかという説も根強い。電撃に耐性は現状持たないが、まぁ繰り返してたらそのうち覚えますよ。十二の試練!
……バーリ・トゥード(なんでもあり)な女子格闘技とかの道に進んでいれば、あるいは世界を獲れたのかもしれない……が、まぁ本人も誰かを殴ったり気絶させたりはあまり好きではないようなので、歌って踊ってで活躍できるのであればそちらの方が良いのではないでしょうか。
どこでなりとも咲くが良い。どこだろうと苦難は多かろうが、幸いにして身体は丈夫だ。
何においても健康とは資本なのだなぁ。
セナ
頼れるリーダー兼副リーダー。併せて5万円の手当を目当てに就任した。ちなみにこの5万円については運営からの給与ではなく、メンバーの1人がなんか勝手に払っている。
いやまぁメンバーの中でもかなり常識人寄りにいる事は間違いないんですよ?真っ当に考えたとしても、リーダーか副リーダーか、そのどちらかには入るだろう。平時は本当に頼りになる人なのです。
「はぁ!?」
「金かけないギャンブルなんて冒涜だろうが!!」
「ナメてんのかよあぁ!?!?」
「賭ける覚悟がねぇならやんなよ! ギャンブル!!!」
(バカラですべてを失ったアイドル より一部引用)
ただスイッチが入ると狂化してしまうだけで。
そういうタイプのバーサーカーだ。
真面目で礼儀正しく、グループ内では貴重なコミュニケーションが取れる人間。
優しさと勤勉さを併せ持つ非の打ち所のない人間性だが、ギャンブルが絡むと人が変わってしまう。
競馬・競艇・競輪・パチンコ等あらゆるギャンブルに給料を全額ぶちこんでおり、常に金欠。
ギャンブルに対する欲求のブレーキだけが故障しており、親族友人すべての縁をギャンブルの犠牲にし終えているが仕方のないことだと割り切って前向きに生きている。
通っていた大学の学費をバカラにぶちこみ、路頭に迷いかけていたところに『ネガティヴハッピイ』のオーディションを見つけ参加する。
(ネガティヴハッピィ Youtubeチャンネル「投稿」欄 メンバー紹介より引用)
ON時にメインで発露する感情が「怒」と「哀」で、それを他人に向ける事に躊躇いがなく、怖い。
ギャンブル漫画を読んで「これやりたい」「これもいいな」と言っている内は笑い話ですが、「FX戦士くるみちゃん」を読もうとしたならば何としてでも止めねばならぬ。
彼女のLINEスタンプ(ネガティヴVer)は「人生終わりだ!!」「ギャンブルを馬鹿にするな!!」「黙れ!!」「ナメてんのかよあぁ!?!?」で完結している。怒3、哀1。まぁ実際ONの時は大体こんな感じですわね。一旦落ち着けば割と「喜」「楽」で安定するんですが。
リターンが目当てでも無さそうなんだよな。そりゃあ勝ったら大喜びしますけども、自分の服しか賭けられていない(=勝ってもなんら得る物がない)ジャンケン勝負でも大変に興奮しておられたので。負けました。
……本質は根底にある「破滅願望」なのでは?
無意識の防衛本能が「破滅する選択肢の中ではまだ勝てる可能性があるモノ」を選んだ結果としてのギャンブラーなのでは?
デストルドーとリビドーの二律背半。
あるいはそれこそが命の輝きか。
ギャンブラーとしての腕前はどーなんでしょーねー、あんまり強くはなさそうだが。実は読み合いは強いとか……(ON時の感情表現の豊かさを見る)……いやポーカーフェイスとか絶対無理だわこの人。
でも面白いので1ヘッドになった時の二つ名は考えよう。なにが良いかな。抒情性も欲しいな。死にたがり要素を全面に出すとまんま過ぎる。殺人鬼の三角が「共同体(ハイヴ)」だからそれより血生臭いのは流石に可哀想だ。
夏の虫(ファイアフライ)でいこう。恐らく何かやらかして闇落ちした末路の一つだ。
「第3種賭場開帳権」により周囲の人物を無差別に賭けに巻き込むぞ。一般人相手でも普通に負ける時は負けるのでちょくちょく5スロットまで落ちているし何なら数度オークションまで落ちてるぞ。1ヘッドにおいて珍しいくらい運任せの戦い方で読み合いの場に立つ事を拒否するので初見殺し性能だけは無闇に高いぞ。
まぁ破滅願望、というのはやや過剰な表現にしても、多分「普通にコツコツ積み上げる」事に耐えられない人なんじゃなかろうか。どっかでドカンとぶち壊したくなる、多少壊れるとしても一個デカいのを積みたくなる、そういう衝動が強い人というのはいる。
途中までは結構積めちゃうんだよなセナさん……最初の方に多分ビギナーズラックでエゲツない勝ち方したんじゃなかろうか。その時に脳の報酬系を焼かれてしまったのだ。
読み合いにしても本来のスペックを思えば多分出来ねえって事はねえと思うんですがそういう小難しい事考えず解放するための手段としてギャンブルを選んでいる節もあるので出来る出来ないと別軸でやりたくねえんじゃねえかな。
タローマンと相性が良いのかもしれない。
マイナスに飛び込め。生身の自分に賭けろ。
どっかの回で言ってた様な気もするね。
真面目に対応するならば向かうべきはお医者さんなのだろうが、出会ったのはハナコ様でした。風浦可符香と糸色望。出会ってはいけない2人が出会ってしまった。
ハナコ
最も「ネガティヴハッピィ」に加入してはいけなかった女。
エレンに【進撃】を持たせるが如く。
岸辺露伴に【ヘヴンズ・ドアー】を持たせるが如く。
つまりはそれくらい「でなければならなかった」訳でもあるのですが。
実家が図抜けた金持ち。金の力により何不自由なく、何の衝突もなく育ってきたお嬢様。
おかげで善良で優しく穏やかな性格だが、金銭感覚と倫理観が消滅している。
『絶対に目標額達成しないであろうクソクラウドファンディングを見つけて、全額ぶちこみ無理矢理達成させる』というイカれた趣味を持っている。
自分でもあまりに恵まれすぎた人生に負荷をかけねばならないと思っており、『ネガティヴハッピイ』のオーディションに参加。
(ネガティヴハッピィ Youtubeチャンネル「投稿」欄 メンバー紹介より引用)
総資産はどんなもんなんですかね。かなり豪快な使い方をしても全く盤石な様なのですが。海の水を25mプールで掬う様なモノですね。
多分ハナコ様の資産が単純に「失われる」様な状況だと、少なめに見積もっても多分この国の貨幣経済が機能しなくなってると思うんだよな。貴女の相対位置は恐らく相当「変」な使い方しないと多分変わらないのでは……。
海の水はプールでは掬いきれないが、それはそれとして掬おうとしているヤツの足元は大惨事になるのだなぁ。……まぁ現状だいぶ「変」な使い方しているから無用な心配か。
順当にいけば「採算が取れない」で終わった可能性が高いネガティヴハッピィに加わってしまった資本主義における体力無限チート。彼女がそこに在る以上、湿気た終焉はありえない。いずれ迎えるは「盛大な爆発四散」であろう。本人大喜びしちゃうからな。
言われているほど倫理が無い……事を表に出して行動せず、割と自制はしているよな、という印象を持っている。本当に欲望のままに倫理なく行動していたら無辜の人々がいくらでも「終わる」ので……クラファン支援その他「使い方」も、可能な限り周囲への影響を少なく(それでいて欲望は刺激できる)なる様な使い方を模索した結果に見えますね。
意識的にやってんのか無意識にやってんのかは分かりませんが。どちらにせよセナさんがその辺を考える部位を刺激しているのであんまり油断しねぇ方がいいのも確かなんだよな。
そもそも倫理が「無い」というのもわかりやすい表現に過ぎねえ気がする。我々庶民とは異なる倫理が適用されるのでは無いか。いやまぁハナコ様が「普通の金持ちの倫理」で動いてんのかと言われたらそれはまた別の話ですが。
個々の倫理で多くの場合共通項とされる「常識」と言われるような部分はまぁ持ってるんで……別に良いんじゃない?
「ネガティヴハッピィのメンバー」としてならヤバいけど個人で見るならそんなにヤバくはない……いや財力は超ヤバいけどその使い方はまぁ究極個人の自由であるべきだし……それが多少アレな程度でヤバいヤバいと騒ぐのも……という感じですね個人的には。
「評価軸にバグを起こした座敷童の異常個体」だと思っている。人間の法理を適用すべきではないのではないか。その支援額は君のしょうもなさの証明だが増えた口座のお金は本物だよ。多分しょうもなくなくなったとて返せとかは言わんと思うから一旦受け取っとけばいいんじゃないですかね。
グラビア回の長台詞は必聴。
「あの……おっ…面白いですよね……水着で……一喜一憂するの…………ただの水着なのに……触れられもしないのに……Xでグラビアの方の写真見かけるとリプライを見に行くんです私…そしたらなんか群がってて……みんなヤケに優しくて……くふっ……それで、それでですね?その人のアカウントを見に行くといつも…何かに怒ってたり…物申したり…してるんです……くっ、うふふっ、でも、でもですよ、水着の人にだけ…急に優しいんですよ……ふふっ、おこっ……あんなに怒ってるのに……そこだけ急に嘘みたいに平和なんですよ………せっ、いや性欲って俯瞰で見るとちょっと笑っちゃうというか…ははっ、フリオチがしっかりしてるというか……」
(水着グラビアの仕事が来るアイドル より一部引用)
文面だけで見るとそんなにだけども、合間の「嘲笑」が効くのです。直前の「とても参考になりました」も良いよね。参考にはしたが結果として私に影響は一切ないぞ。
あとこの盛り上がり様を見るに、月見バーガーの事は本当に、無関心寄りのガチ嫌いなんだと思います。淡々としておられる。なんで?
セナとハナコは割と危うい関係にあり、セナが「ハナコがいるから負けても安心できる」と思ってしまったり、ハナコが「セナがその様に考えている」と判断した場合には即座に瓦解しかねないと思うのだが、どうなんでしょう、案外このまま仲良く走り去る気もする。
Zeroの術陣営みたいなもんでしょうか。
薄氷の上でタップダンスを、踊りきれたら喝采を。
あとセナはそう考えてしまった場合「金とかそういう次元ではないスリル」を求め単騎で破滅する可能性が全然あると思います。
個人的にはあの人が一番怖いね。
「ネガハピ誰が一番怖いかテスト」は多分練り込むと普通に性格診断に使えます。まぁ血液型よりは建設的だ。
クロエ
虚言癖のバリッバリの日本人。小鳥遊クロエという名前もまるっきり嘘。たまたまハーフっぽいだけの美人。
悪事を働くたびに整合性のない嘘を無限につき続けるタイプの嘘つき。
特に目的があって嘘をついているわけではなく、その場しのぎでしかなくどう考えてもムリのある嘘をつくが、嘘だと認める引き際のブレーキも壊れているため、しらじらしくも絶対に認めない。追い詰めるとすべてを放棄して無視してくる。
友人にアイドルオーディションを受けるという嘘をついてしまったタイミングで『ネガティヴハッピイ』のオーディションがあり、参加。
(ネガティヴハッピィ Youtubeチャンネル「投稿」欄 メンバー紹介より引用)
本名、薩摩川タマ。……まぁ実はコレも本人からの情報に過ぎないので若干怪しいんですけどもね。雇用にあたって一回ちゃんと書類で精査はしたと思うのだが……。
嘘つきには「意味のある嘘しかつかない」タイプと「意味のない嘘もつく」タイプの2通りがあるのはHUNTER×HUNTER読者には有名な話で、クロエさんは明らかに後者。深く考えると泥沼……なのは間違いないんですが、しかし「意味のない嘘もつく」タイプは決して「意味のない嘘しかつかない」タイプではない、という点だけは留意しておきたいところ。
俺は「両親には『自分がアイドルになった』事は言ってない。ハーフ設定で存在を抹消している事がバレたら悲しむから」は、嘘だと思っていますので。「そういう設定でヤってるからヨロシク」は言ってると思っているので。明らかな嘘の後になんか真面目な事を言えば、それが本当だと思われやすい。そういうテクを使う事はあるだろう。
親御さんがそれを信じているかは知らない。
多分親にも色々やってるとも思うので。
……色々やってるからこそ「アイドルになったー」は素直に言うと思うんだよな。多分信じないだろうが信じずに後からマジだったよとわかった時が面白いからここで嘘はつかない方が楽しいと思う。
その上で「両親には『自分がアイドルになった』事は言ってない。ハーフ設定で存在を抹消している事がバレたら悲しむから」とメンバーには嘘をつく。コレは「こういう部分ではマトモな考えをするんですよ」と示す意味がある。
で、それら全てのプランを放り投げて完全に衝動や虚栄心、見栄でしょうもない嘘を普通に吐く場合も、もちろんある。そういう人だと思います。嘘のクオリティがピンキリで厄介。
色々とエピソードトークだとか、自分の考えを理論立てて話す事が多い人ではあるんだけれども、それら全てに「実は全くの嘘である」可能性があるとんでもねえ人。話半分……1/3くらいで聞きましょう。
(レッスン着を貰って)
「良かった、やる気出してもらえて」
「私が運営に頼んでみたの。皆が不安がってるからって」
「ちゃんと自覚した方が良いのよ、アイドル始めるなんて皆不安なんだから」
「メンバーにちゃんと本気度を伝えるべきだって」
「だからまずレッスン着をきちんと作るようにってお願いしたの」
「まぁ、デザインにも口を出しちゃったけど」
(レッスン着をもらって喜ぶアイドルといかつい嘘 より一部引用)
でも聞かせる話術を持っているので色々厄介なのですが。
(レッスン着がハナコの私費で用意されたものだと判明して)
「(マナカ)クロエさんが運営に頼んで作ってもらったっていうのは…?」
「そうじゃなかったって事じゃない?」
「(マナカ)え?」
「ハナコが作ったって言ってたでしょ?つまりは、私が頼んだわけじゃないってことじゃない?」
「(マナカ)え、え、怖い」
「(ユウヒ)嘘だったってことですか?」
「状況から考えるとそうなるかな」
(レッスン着をもらって喜ぶアイドルといかつい嘘 より一部引用)
……ちょっと俺の中のクロエさんと原作のクロエさんに乖離がある様な気もするね。俺の中のクロエさんのイメソンは「人として軸がブレている(大槻ケンヂ)」です。
それならば! 居 直れ!
お前キャラクターの脳内イメソンとして軸ブレ使いすぎだぞと言われたら返す言葉はありません。好きな絶望少女は常月まといと加賀愛。真夜ちゃんはもう少し出番が欲しかったよな。
長々と語る持論が本心かどうかは怪しいけれども、「私は『コレを不満に思っている』と言えばここにいるメンバーはそれを事実として受け取るだろうし、それを事実として受け取られたとして私には大勢で影響が出ない」みたいな部分は、衝動が出なければ計算はしていると思うのですが、まぁ今後のアレでは全然手のひら返すよ。
案件動画では「日頃付き合っているメンバーにはすぐわかる嘘」によりこだわりを捏造、「でもお高いんでしょう?」的に商品がアピールしたいポイントを的確に聞きに回るナイスアシストをキメる。
やはりある程度は計算なのでは……?
そういう動画の構成だからと言っちゃあおしまいよ。
マナカ
「あの、極力受け取らないようにはしてるんですけど…」
「(ユウヒ)マナカちゃんは最近何貰ったんですかぁ?」
「えっと…新型プリウス」
(おじさんに車もらうアイドル より一部引用)
この瞬間クロエの表情が本当に微妙に動くんですよね。「マジかコイツ」の顔だと思う。ダル絡みの相手として目をつけられたのは恐らくこの瞬間だろう。カワイソ!
主張も言葉数も少なく、遠慮しがちで恥ずかしがり屋な一見真面目な少女。
だが、どこで手に入れたかわからない謎の人脈を持ち、何故か業界の重要人物と繋がっている。
本人いわく「何もしていないけど連絡先を聞かれて、断れない」だけだというが真実は不明。
その繋がり力は運営サイドの認知を遥かに越えており、有名作曲家、有名俳優、芸人、経営者、政治家、ジャスティン・ビーバーと留まるところを知らない。
何度も密会を週刊誌に撮られているが、週刊誌の編集長とも繋がっているため彼女のスキャンダルは一切出て来ない。また撮影したカメラマンは行方不明になっている。
引っ込み思案な自分を変えたくて『ネガティヴハッピイ』のオーディションに参加するも、落とそうとしたプロデューサーの身の回りで不幸な事故が多数起きたため合格。
(ネガティヴハッピィ Youtubeチャンネル「投稿」欄 メンバー紹介より引用)
人類が社会性を獲得しそれにより存続してきた以上、どうしたって発生する歪み。
メンバー中にあって、唯一「本人の人格はカスではない」と擁護できる可能性があるのに、「ネガティヴハッピィで最もカスなのは?」という問いに名前が挙がる可能性もまた全然ある、そんな矛盾を抱えた人物。
まぁ「いやマナカちゃんはカスってことはないんじゃないですか?日々ただ懸命に生きているだけで、変なオジさんたちが寄ってくる、そんな気の毒な性質をただ『カス』で済ませちゃうっていうのは俺には理解できないなぁ。まぁでもそういう風に誤解されやすいところはあるかもしれないね、俺はそういう誤解はしないけどね、大丈夫ちゃんと解っているから。守護らなければいけない」みたいに擁護する事は全然できるんだけど、している人を見た時の第一印象は「洗脳されている……」になっちゃうからしょうがないね。
魔女狩りの恐ろしさがここにある。
マナカちゃんの人気が出る社会はグロいって言うけどもマナカちゃんの人気が「こういう形」で出ない社会は、それはそれで怖ぇという持論があるが、理由を現状のネット空間で詳しく書く事はしないでおこう。
「防波堤」の可能性があるんだ。
マナカちゃんの人気が出ない社会がグロくないってのは、その意見自体のグロさが凄いしな。
ハナコが「資産」を用意して、マナカがその資産を使う「場」と「相手」を用意する。ネガティヴハッピィの黄金ムーヴである。本人がカスであるかどうかは一旦置いておいて、ネガティヴハッピィに欠かせないメンバーである事は間違いないのでしたとさ。褒めてるんだかなんなんだか。
ソロPVの再生数が1人だけ桁違いであり、「歪み」が第四の壁を超えて現出している。それを何かしらの方法で自覚したところで、普段となんら変わらないと思うけれども。
長々と語るとなんぞ良くないとされるモノが漏れそうで怖いですね。手遅れの感もあるがこの辺りで自重しておこう。
お前がマナカちゃんを見る時マナカちゃんは別にお前を見ていないけどマナカちゃんを見ている人たちがお前もついでに見ている。
ついでにマナカちゃんを「評価」する、世間様も、御天道様もお前を見ている。天知、神知、我知、子知、マナカ非知。まぁ知られたり見られたりした時にも恥ずかしくないように生きていけたなら良いですね。
恐らく人類悪(ビースト)適性は皆無なのでそこは安心して見ていられる。
彼女は多くの人類に愛されるだろう。
だがしかし。
「絶望少女で加賀愛が一番好きな人」と「ネガハピでマナカが一番好きな人」には恐らく相関があるが、その相関がどの程度のものなのか示されると恐らく俺は「グロっ」て言ってしまうので、示さなくていいです。
アヤセ
俺は低音ボイスの女の子が好きだからなんとか一曲なんとかなりませんかね。
「無様だろ 歌ったり踊ったりって」
(アイドルオーディションになんかヤバい人がきた より一部引用)
嫌ですか。じゃ、しゃあない。
オーディション回、初登場時からこのスタンスだからな。
労働意欲が完全に枯渇している女。働かないためであればあらゆる計略を用いることを惜しまない。
働かないということに対して強い芯があり、説得に対しても論理的に働かないことを勝ち取る。
祖父母と3人暮らし。労働してほしいと願う純粋な祖父母に対して、なんとか働いているフリができないかと思い『ネガティヴハッピィ』のオーディションに応募。
合格させたのはそっちだから、という最強の大義名分を得て好き放題サボり続けている。
(ネガティヴハッピィ Youtubeチャンネル「投稿」欄 メンバー紹介より引用)
ネガティヴハッピィの企画立案担当。ハナコとマナカの能力を十全に活かせるプランを考え、なんかやらせる。本音を言うと考えるのすらもあんまりやりたくないんだろうなと思います。
別の奴がやるならそれが一番良いけど私がそれに乗るかはまた別の話だぞ。
見てるか双葉杏……君が一歩目を踏み出した「働きたくないアイドル」は、令和にここまで来たぞ!
杏ちゃんも流石に楽屋で「ぶちかましても……ま、かまへんか……」とはならなかったのでインフレとは恐ろしいものですね。この後どうなってしまうんだ。
「『ぶちかましそう』と思ったなら!」
「その時既に行動は終わっているんだ!」
「『ぶちかました』なら使っても良い!」
逆にアグレッシブになるんですね。
最悪のプロシュート兄貴。
合唱パートで全く歌わず、ソロパートでももちろん歌わない。途中で寝るし、なんなら帰る。働き方改革かくあるべし。勤務時間中にも全然働かねえという一点に目を瞑れば、模範的とさえ言えるだろう。
まぁ考えた企画はちゃんとした奴だし、アドバイスも「言っている当人が本当に言っているだけ」である事を置いておけば割合ちゃんとした奴なので、頼りにならんこともないです。
「自称参謀タイプ」が本当に参謀として有能である稀有な例。こんな事を言い出すと「参謀なんて自称する気はないしやる気もない私はただ寝ていたいだけだ」みたいな事を言い出すと思いますが。
自称するとしたらなんだろうか。
美の女神とかだろうか。
己の「顔の良さ」には絶対の自信と自覚を持ち、それを根拠に「その場に在るだけで価値がある」と公言して憚らない。実際いうだけの事はあるようで、グループ内でもハッキリと美形として扱われている。
この類例にしては、「ラクに稼ぎたい」と貪欲に贅を狙いにいったり、「ラクになるなら」と技術の発展を喜んだりもしないんですよねぇ。「プロジェクトが失敗するのは嫌だ」という感覚はありそだが、恐らく「また就職活動するのが面倒」というのがデカそうだ。
真に「働かなくても良い」ハナコ様に嫉妬する様なこともなく、チェーン店の牛丼と惰眠で概ね満足し(敢えて言うなら噛むのが面倒らしい)、文明の過度な発展にはむしろ警鐘を鳴らす。……私は私が食って寝てられりゃあそれで良いんだ下手に持続可能性を減らす様なことをしないでくれ。吾唯足知、という事か。
持続可能性、安定性を重視するタイプゆえ「ギャンブルで身を滅ぼす」輩を軽蔑するのだ。一攫千金はどうせ長続きしない。でも素直に労働をする気もない。まぁこの御時世、大してそれで安定すると確定したわけでもねーか。世知辛いですね。
なんだかんだメンバーの中ではセナと同じくらいには常識人ポジション、と言って良いのだろうか。7割がた頼りになるけど一定確率で発狂するセナさんと、10割安定してはいるが基本力にはならない(2割くらいでなんか口は出してくる)アヤセさんでバランスも良い。
「セナと同じくらいには常識人ポジション」というのはつまりそういう意味です。
総評としては「大きめの猫」に落ち着きそうだ。
猫はそこに居るだけで良く、猫に仕事を依頼する奴がいたらそれはソイツが馬鹿である。猫にしては人間に寄り添ってくれているので、そこには感謝いたしましょう。
猫ならぶちかましてもまぁしゃあないかぁ。
マイベストアヤセさんはユウヒに「アヤセさんはどうしたら脱ぐんですか?」と聞かれて「愛」と即答するアヤセさん。
質問したのがユウヒだから適当に流した可能性もあるが、本心だと信じるのもまた自由だ。
だとしてもお前には微塵も関係ねえだろ。
クロエとはビジュアルトップ2にしてマネージャー曰く「性格の悪さトップ2」の関係。
だがよく考えてみれば他のメンバーが
- 常人と同じ善悪の物差しを使うには支障があるユウヒ・ハナコ
- スイッチ式狂気のセナ
- 「良い」か「悪い」かって話全般において「良い」以外の評価をつけないわけにはいかないマナカ
であるから、「安定して低い得点を得ている」という意味ではむしろ良いのではないかと思わない事もない。恐らく気のせいであろう。
総評
さてそんなカス共の集まりが「ネガティヴハッピィ」だ。実に良い。悪くて良い。どう考えても、どう足掻いても、どうせロクな事にはならないぞ!
……じゃあ、集まらずそれぞれ別々に動いていたならば、ロクな事にはなったのか?
まぁ「規模」は小さくなったかもしれない。
セナさんなんかはわかりやすいな。ハナコさんに出会わなければ、適当なタイミングでギャンブルを「出来ない」状態に放り込まれていただろう。
でもそれは「ロクな事」になったわけじゃないじゃないですか。まぁ方向性は色々あるけど、大きく3つくらいに分けた上で共通して青年誌じゃないですか。ギャンブルが出来なくて平和だね、じゃないじゃないですか。遠からず、じゃないですか。
一番少年誌に近いルートだとチンチロとかザ・ショートホープくらいは出来るかもしれないけど。チンチロは本編でもやりたがってたなそういえば。
他の面々も似たようなモノ。
どうせ変わらず変えられない。
じゃあ……集まって規模をデカくする、というのは、尖った択として、アリにはなるか。一周回ってロクな事にしよう。指導者をガンジーにした上で平和主義を導入すれば、「核ガンジー」の誕生だ!
実際そんな挙動はしないはずなんですけども後で公式さんが「オモロいやん」ってなって実装したそうな。
そもそも。
ロクな事にならない、というのは俺の勝手な想像に過ぎない。アイドルグループとしての「ネガティヴハッピィ」は、かなり良いんじゃないか?
普通に成功するんじゃないか?
してもいいんじゃないか?
薩摩川タマその他我々に本来見れないはずの「舞台裏」から設定通りに目を逸らせば……違和感があるとすればせいぜいが「アヤセさんは何をしている方なの?」だの、「マナカちゃんの人気ちょっとおかしくないか」だの、そのくらいだろう。
生まれる前から悪と決めつけるのは傲慢ではないか。
孵りたがっている命ならば、羽化させてやるのが愛ではないのか。
一旦は祝福すべきなのだろう。
彼女たちの活動は、コレからもまだ続くのだから。
ありのままの姿で 飾らない想い見せるよ
(ネガティヴハッピィ「ネガハピライフ」 歌詞より)
ありのままで良いんだと、断言するのに勇気がいようが。
まだまだです このままじゃ 終われない
(ネガティヴハッピィ「ネガハピライフ」 歌詞より)
いずれどうしようもない終わり方が待っていようが。
まだ始まったばかりの夢です
(ネガティヴハッピィ「ネガハピライフ」 歌詞より)
『まだ始まったばかり』で、今、こうして生きている。
それをーー希望(みらい)がないと、お前は笑うのか。
……あ、笑いますか。
……笑いこっちゃないとすら、思いますか。
……そっかぁ。
まぁ、そういう人も、居るでしょう!
多様性が足りているな。
普段の食事からだよな。