節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

何気なくしているネットサーフィンを記事のネタに出来ないかなぁという試み②

前回はこちら。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

毎日やってるのでとりあえず更新の間を保たせるには良かろ。

 

汝の敵を愛せ

 

なんか突然宗教に目覚めたみたいですね。

 

「チ。地球の運動について」の5巻にこの言葉が登場したので調べました。C教、という作中宗教の異端審問官が、とある異端に情が沸いて、逃がしちゃうんですね。で、怒られが発生しまして、「異端は人類の敵なんだ」と言われて、この言葉、「汝の敵を愛せ」で反論する、という流れです。「馬鹿がよくする大きく間違った解釈」と切り捨てられ、まぁ、大変な事になるのですが。

 

調べてみると、新約聖書に「汝の敵を愛せよ」という言葉が出てくるようで……C教の彼がいう「汝の敵を愛せ」がこの言葉の意味と同じかどうかはわかりませんので、わたしには新約聖書由来のこの言葉の意味から彼が「どう間違っていたのか」を推察するしか無いのだなぁ。

 

……C教とキリスト教は、別ですからネー……。「チ。」はあくまでフィクションですからネー……。

 

まぁ、それにしたって俺はキリスト教についても何にも知らんので、結果、その解釈があっているのかの判別はできないのですが。自己満足よ。

 

キリスト教の「汝の敵を愛せよ」の「敵」とは「悪意を持って自分(個人)を迫害する者」を指すのであって、例えば「世界の敵」と称されるような「異端」を相手にする場合には、「自分(個人)を迫害する者」の域を超えているため、愛する必要は無い……と、そういう事でいいんでしょうか。

 

他に調べたら出てきた解釈としては当時の「敵」とはそのまま「教えを信じない者(=異端、で良いのか?)」に置き換えることが出来て、だからこの言葉の解釈としては「異端には何しても良いって訳じゃないから最低限の慈悲は持っとけよ」くらいの意味である、という説もあるようだが、この解釈だと異端を逃がした審問官が合ってるじゃん(「最低限」のラインを超えたと見る事は可能か)、という話になり……やっぱりC教とキリスト教って別なんやなって。知ってたけどね。

 

……解釈については若干不安が残るものの、これ以上しっかり書くとするとしっかり原文とかを引用したガチ記事にした方が良く、そしてそれはこのブログにおいて「宗教」の記事を素人が書くという事に等しいので、これくらいにしておきましょう。

 

 

せっかくなので5巻の話をしましょう。5巻は良いですよぉ。5巻っていうか、34話が良いですよぉ。もちろん5巻全体的に良いんだけど、積み重ねの1つの終着点という意味では、34話はやはりダントツですよね。感想記事でもノヴァクさんをやたらと推していた当ブログの管理人ですが、まぁとうとう来るべきモノが来たか、という感じで。

 

1巻での出来事を5巻にしてしっかり見つめなおしたノヴァクさん、改めて感じる「異端」の危険さ、そして改めて認識する自分の「働く理由」……それらを改めたうえで、果たして何が起こるのか……その時ノヴァクさんはどうするのか……ッ!

 

なんとも気になるところですが、続く第3部がなんとこれから25年後だそうです。ノヴァクさん、マジでどうなってるんですか!ノヴァクさん!

 

 

 

セレンディピティ

 

なんか会社の偉い人が送ってくる月報的なものに出てきたんじゃなかったかな。コレからはセレンディピティが求められる……みたいな感じで。

 

「偶然思いがけない幸運を発見する能力」だそうです。お前そんな個人の運勢に左右されるモノを会社の月報で社員に求めるなよ。……いえいえそんな事は思いませんよ?「今目の前に起きているコレは幸運なのだ」と認識するには、知識なり注意力なり観察力なり、単純に事例を積み重ねる忍耐力が必要なわけで、これらを偉い人は求めていたわけだ。さすが偉い人は良い事をいうなぁ。

 

「よくモノを無くし、それを探す内に思いがけないモノを発見する」という「セレンディップの三王子」に由来する。元ネタには少なくとも注意力は欠けているというか、お前それはただ無くしたモノが何巡か遅れで出てきただけでは。

 

セレンディップというのは後のセイロンの事で、つまりはスリランカですね。

 

 

 

ペニシリン 発見

 

上記セレンディピティから派生。ペニシリンの発見がまさに「セレンディピティ」が発揮された局面である、という文を読んだんだが、「培地にくしゃみしちゃった」と「培地にアオカビが混入しちゃった」の2つの文章が見つかったのでどっちが正しいんだろうなぁっていう。

 

調べてみたら、えー……ペニシリン発見の際のエピソードとしては、たぶん、アオカビの方が正しい。くしゃみで鼻水が培地に入って…というのは、「リゾチーム」を発見した際のエピソードらしいです。そしてこの2つの発見をしたのは、細菌学者、アレクサンダー・フレミングである!同じ人がやらかしたんか!

 

……功績は認めたうえで、その作業環境はちょっと見直した方が良いのでは……いやでも、小綺麗な場所でちゃんとマスクや手袋をつけてやってたら、ペニシリンとリゾチーム見つからんかったかもしれんからなぁ……。

 

なにがどうなるか解らんが、まぁ、わざと失敗するような真似はやめておいた方が無難でしょうね。それでいいのか教訓。……この人から変にポジティブな教訓を得ようとしたらこのご時世マジでアカン事になるし……。

 

 

 

ボッコちゃん ハイヌウェレ神話

 

「消化した食べ物(というテイのもの)」を再び人間が「食べ物」として摂取する物語、という意味でボッコちゃんは現代(いうほど現代ではないが)のハイヌウェレ神話といえるのでは?と思って、誰か前に同じような事言ってねぇかなぁ、と思って調べた。とりあえず検索してバーッと見た中では見当たらなかった。

 

ハイヌウェレ神話っていうのはアレですね。神様や上位者の排泄物から食べ物が生まれるという神話の物語としての類型……だと思ったんですが、今改めて調べてみたら、そもそもこの類型の名前にもなっているインドネシア神話の登場人物「ハイヌウェレ」は、排泄物が「宝物」の少女であり……この神話において「食べ物(芋)」は殺された彼女の死体から生じていました。

 

このことからもわかる通り、ハイヌウェレ神話とは神様の「死体」から食べ物が生じたる物語類型で、そういう勘違いからの発想だったので、事前に誰が言っているわけもなかったのです。まぁ、そういう事はよくある。

 

なんで勘違いしちゃったかね。柿男(妖怪)とかと混ざったかな?それともマジでそういう神がどこかにいて、それを読んだのか……某SCPの影響かなぁ。

 

柿男っていうのは……えーと……調べるなら自己責任で。この流れで出てくる妖怪だぜ?そりゃあ、お前……自己責任よ。

 

 

 

スズメバチ 死骸

 

職場にスズメバチが入ってきて、俺とお爺ちゃんで倒したんですが、その死骸を外に捨てようとしたら、おばちゃんが「死骸に集まってくるわよ!」と言い出したので、あーなんか聞いたことあるなー、フェロモンでどーにかこーにか、あれ危険を知らせて居なくなるんじゃなかったっけ、どっちだったっけー、と。

 

……どーも、調べてみたら根拠は無い……?「生きている間」に危機を感じた場合には仲間を呼ぶ事もあるようですが、死んだ後に自動放出っていう仕組みにはなっていない……?ザーッと調べただけですが、なんかそういう事みたいです。フェロモンはすぐに揮発するらしいし。

 

まぁ死骸になっても毒針からの毒液注入が可能とかそういう無茶苦茶な奴ではあるので、やっぱり死骸の処理には気を使った方がいいですね。アイツ怖すぎるので。

 

 

 

スズメバチ怖いので気を付けてくださいね。なんか最近、家の周りを飛んでるらしいです。洗濯物とか部屋に入れる際、注意せなアカン。