節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

社会人脳内在住の小2が考えた中二能力の話を聞いてくれ

聞いてくれ。もう我慢が出来ない。さっき仕事中にフッと浮かんだんだ。あまりにあまりだから吹き出してしまった。間違いなく変な目で見られた。でも事情を説明したらもっと変な目で見られるから、今この場で言うしかない。
 
 
 
その能力は名を「プリっと銃弾(バレット)」という。うん、濁音にしよう。訂正。「ブリッと銃弾(バレット)」という。ケツから弾丸を発射する能力だ。……せっかくだから改行でキめよう。
 
 
 
ブリッと銃弾。ケツから弾丸を発射する能力である。
 
 
 
終わり。
 
 
 
終わるな。だが浮かんだのはここまでなんだ。これだけでなんだか笑ってしまったんだ。なんだか言いたくてたまらなくなったんだ。そしてその目的はすでに達成されたんだ。するな。大したことは言わないブログにも限度という物はある。という訳で今回は少しこの能力について考えてみようと思う。
 
 
 
・何故笑ってしまったのか。
脳内に浮かんだのは漫画のコマである。恐らくはこの能力、「ブリッと銃弾」を持つキャラクター(以降、張と呼称。BLACK  LAGOONの張さんに似ていたから)が、キメながら言っているのである。恐らくは被弾した相手に向かって。
 
 
 
「ブリッと銃弾……ケツから弾丸を発射する能力さ」
 
 
 
笑うでしょ。
 
 
 
ボーボボみたいな絵柄だったら。見るからにギャグ漫画の絵柄だったら、耐えたかもしれない。だが、あれは広江だった。高橋だったかもしれない。戦闘シーンの平野だったかも。脳内イメージはすでにあやふやだ。張さんに似ていたのは確かだけれど、張さんはそんな事言わないし、しない。なんで張さんだったの?深層意識の人選が謎。そこはルツだろ。ルツでもない。ルツはケツに弾丸を吸収する能力(すごく痛い)。
 
 
 
要するに「ギャップ」と言う結論に至るんでしょうね。真面目な顔した非堅気の人(張さん普段の顔付きは優しいけれど)が、整った絵柄で、そこまで強くはない能力を上手く使ってドヤ顔しつつ、駄洒落を言う。そして恐らくはその前段階でケツから銃弾を撃っている。カッコいいのか悪いのか。この脳の混乱が笑いを生むのだなぁ。
 
 
 
謎は解けた。もうこれで終わりにしていいか。いいと思ってたんだけどなぁ。この文を書いている間にどんどん語りたいことが出てきて、生の実感と時間を虚無に喰われる恐怖が同時に来ているところ。不思議。
 
 
 

・どんな能力なの?

「ケツから弾丸を発射する能力」の詳細を詰めよう。ケツから弾丸を発射する、だけだと初見殺ししか出来ない。知っていて尚警戒すべき能力、好み。とことんまで極めた初見殺し特化も好きだけど。
 
 
 
これは「排便という行為を弾丸の射出に変換する能力」なのだろうか?弾丸の元は糞なのだろうか?脳内イメージの段階ではそうだった。今は違う。これはあまりに「汚い」という結論に落ち着いた。体内で糞に戻す技「シフトシット」なんてのはいくらなんでも汚い。
 
 
 
今考えているのは、銃弾は普通の銃弾で、肛門に装填したそれを、括約筋の運動と超高圧の放屁により銃を使ったように射出出来る、そういった原理の能力である。何が良いって、オカルトが絡まない所だ。超能力者の存在が合わない作風にもギリっギリで出せる。何なら刃牙とかにいそう。オリバとかやろうと思えば出来るんじゃない?
 
 
 
という事でこの能力の本質は卓越した身体能力と超高圧の放屁によるものである。能力の「無効化」を対峙した際の選択肢に選んだ者は、手痛いしっぺ返しを食らう事になるだろう。
 
 
 
後、このキャラクターのベースとなっているのは張さんなので、当然のように二丁拳銃の名手である。というか本業はどう考えてもそちらである。「ブリッと銃弾」は彼の背後を取り、不意を突くものに与えられる、ある種の栄誉なのかもしれない。
 
 
 
……これでいいだろ?もう、そろそろ「ブリッと銃弾」について考えるのをやめたい。正気に戻りたい。尻穴と相手の位置関係を常に意識しながら戦う格闘技、「アナリティクス・システマ」とかもう考えたくない。いいか?小2。もう満足したか?
 
 
 
「英語!英語で書いて!」
 
 
 
……英語?えーと…。こんな感じか?
 
 
 
Bulitto Bullet
 
 
 
「あっはっはっは!」
 
 
 
ははは。もういいかい?
 
 
 
ヨルムンガンド!レームのおっさんの名言で終わりにして!」
 
 
 
どの名言だよ……ああ、アレか。オーケストラに言った奴だろ?これで解るあたりこの脳内に住む小2も俺なんだな、となりますね。嫌だなぁ。
 
 
 
「銃撃戦なんてもんは屁のこき合いだ。音楽には程遠い恥ずべき行為!”世間の皆さま、お騒がせしてすみません”と、赤面しながらやるもんだろうが」
 
 
 
「あっはっはっは!」
 
 
 
小2の俺は笑い転げ、社会人の俺はさすがにシラケてきた。天丼のやり過ぎ、掘り下げすぎ。一発ネタに頼りすぎた芸人の末路。だが小2の俺はそんな小難しい事を考えずに笑っている。シラケと笑いの両立。これは新しい。こんな感情がこの世にあったのか。もっと別の何かで知りたかった。何で悲しいアンドロイドみたいにならなきゃいけないんだ。なんで「ブリッと銃弾」で。