節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

TBFのマジメな敵キャラ三銃士を連れてきたよ(前編)

殺無生(セツムショウ)!

嘯狂狷(ショウキョウケン)!

蠍瓔珞(カツエイラク)!

萬軍破(バングンハ)!

 

「TBFのマジメな敵キャラ三銃士を連れてきたよ」

「4人いるぞ!」

 

知らんのか。三銃士は4人いるんだ。

なぁ、直木七人岬。

 

というか、TBFの敵キャラ、……別に敵に限んないか、キャラクターはみんな割と真面目です。その中でも、特に俺が好きな4人を集めるとこうなります。内1人はまだ好きかどうか決めかねているが。

 

皆で見ようぜ、Thunderbolt Fantasy。

ネタバレ注意!

 

 

 

殺無生

 

season1に登場。鳴鳳決殺。

 

冷酷無情の凄腕な殺し屋、それが殺無生の職業だ。ちなみに本名だ。親は何故にこの様な不吉な名前をつけたのか。気になる方は劇場版「生死一剣」を見るが良い。あの野郎、最低すぎて笑えてきますわ。

 

当然の如く無法者で、誰もが認める悪い奴ではあるのだが、妙に律儀というか、常識人な部分がある。

 

「俺が入ったら飲み屋の客が全員逃げた…………可哀想なので主人には大金を支払ったが……」

 

武闘会に出たはいいが、試合とは無関係の殺人事件とは……コレは大会の中止もやむを得まい……」

??「いや、全然続行するって」

「……えぇ……?」

 

……もっとしっかり疑問に思っておくべきだったのだよなぁ……。

 

season1ではとある「目的」のために、主人公たちと行動を共にしてくれる。そしていよいよその「真面目さ」が垣間見えるのは、同時に彼の散り際で。どこまでも己の剣の道、「必然の探求」を突き進む求道者でありました。

 

……それはそれとして、殤不患を「アイツの剣、全然切れてなくない?」と評していたり(そりゃあそうだろ……)、そもそも自身が敗北したAさんが…………に負けたりしているので、その戦力を見極める力が本当の本当に正確なモノであったかどうかは、割と際どいところ。

 

間違っても弱くは無いというか、season1のあの4人は、虚淵さん曰く割と団子の強さらしいのですが。

 

ともかく、劇場版を見る前後で印象が様変わりする人。アイツの印象もだいぶ変わるし、皆で見ようぜ「生死一剣」。

 

season3の冒頭でもまさかの形で再登場。

 

あの野郎本当にどの面下げて……。

 

嘯狂狷

 

season2に登場。追命靈狐。

 

大国、西幽のエリート公務員。真面目に職務をこなす法の番人……のフリをしている汚職公務員。私腹をブクブク太らせている。

 

君も大概いい名前しとるね。コレについての説明は劇場版でも無かったと思います。でも皆で見ようぜ、「西幽弦歌」。

 

何が凄いかと言われれば、その思い切りの良さであろう。中盤、色々あって、故郷に自分の汚職がバレちゃうんですよ。本人も大層悔しがってねぇ、今までの積み重ねとか全部水の泡になっちゃったもんだから。

 

まぁ、3分くらいで「開き直るしかないッ!」と叫んで、山賊になる決意を固めたんですが。

 

こんな奴のどこが真面目なのかって、だって、殤不患も「生真面目」という点については認めているから……。

 

この人の敗因は、「他人が『やらない』事を『出来ない』事だと勘違いした」事によるのですが、それは自分に出来る事はなんでもやってきた、ある種の生真面目さに由来する……そう殤不患さんが言っていました。

 

言われてみれば如何に汚職で私腹を肥やそうが、え「エリート公務員」としての面目を疑われない程度にはしっかりと業績をあげてきた事実は、まぁ、あるわけで、劇場版「西幽弦歌」では割と終始、真面目に頑張っていました。アレが上司だからなぁ……。

 

アイツの天敵としての側面も持つ。戦えば負けるだろうが、それはそれとして姿勢が噛み合わぬ。ざまぁ。

 

 

 

割としっかりした感想記事になりそうなので、前後半に分ける。後半2人はその内、近い内に。

 

特に軍破殿、来週あたり死ぬかもしれないから……。