しばらく考えてみたがやはりアラマキさんが好みだ。
なんだろうな……「手放しでは賞賛できない思想」みたいなものを、「雑に処理する事が難しい立場のキャラ」が持っていると、俺は嬉しくなってしまうらしい。
作者、その思想をどう調理するんだ!?と。
まぁアラマキさんがどういう立場というか、本気度でああいう……「差別は安堵」みたいな事を言っているのか、まだ解らん部分も多いので、なんとも言えませんけれど。
あと技名が素朴なのが良いですね。禁憎森々と書いて、キンニクモリモリだ。小学生しか言いませんというか、多分今時は小学生でも言わんぞ。中山の筋肉くんしか言わんぞ。
これの逆がキングで、俺は「貂自尊皇(テンプラウドン)」の元ネタがわからなかったんですよ。
「自らの顔を『貂(テン)』のように変形させ……『自尊』心を傷付けながらも、それでも自らを『“皇”』とする誇り高き技……」
とか、そういう文章が浮かんでしまって。それで先入観が出てしまった。
「御守火龍皇(オオモリカリュウドン)」で「大盛カレーうどんか……」となって、「……貂自尊皇って天ぷらうどんか……」となって、さらに「丹弓皇(タンキュウドン)ってタヌキうどんか……」となったんですが。
火龍皇(カリュウドン)では確信に至らなかったんですねぇ。龍ってカイドウさんの関係もあって、なんかエモいし。技の字面も普通にありそうだし。