節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

第4回「#突発好きな物図鑑」まとめ 世界の中心(所沢在住)その他

 

まず「撃滅戦隊ジェノサイダー」の字面の「ケッ」具合が良いよね。特撮よく知らん人が「俺がヒーロー物の『本質』を暴いてやるぜーッ!」って言うノリで創作する戦隊物にありそう。全力で「ケッ」ってなるね。

 

……そう。「撃滅戦隊ジェノサイダー」はタダの特撮ヒーローではないのである……!その結成理由は【ネタバレ】であり……一般的な正義とか悪とかそういうのは実はそこまで関係ないのである……!……ただ前述の通り柏木十字架さん、「レッド」はやや浮き気味。この人だけ「ヒーロー感」が周りとは少し違うのですね。この集団の中で少し違うって事は、まぁ、我々の言う、一般的な「ヒーロー」寄りって事です。

 

そんな彼の「ヒーロー感」がどういった方向に進むのか。仲間たちと今一つ共有できない溝は一体「何」に由来する物なのか。そこはもう、実際に読んでいただきたい。基本1話完結だから2巻からでも……イケるにはイケるけどやっぱり1巻から!

 

 

 

……彼の運命を変えたのが、とある「雑魚戦闘員」というのも、全てが解った後だと良いですね。……あら、「鑑」、間違えてる。やあねえ。

 

 

 

 

 

No.37564や柏木十字架が出てくる「世界の中心、針山さん」の登場人物。主人公、とは…………言えない。仮にもタイトル飾っとるのに。

 

まぁ、ごくごく簡単に説明を致しますと。「世界の中心、針山さん」は短編集なんですが、その短編のどっかに、必ず登場する「脇役」です。No.37564が所属する「悪の組織」のマークをデザインしたり、ぶっ飛ばされた柏木十字架に車を凹まされたりしています。

 

短編集としての針山さんは割とブラックなネタも多く、人が死ぬ確率も結構高いのですが、どの話にも登場する針山さんは良い人で、小市民です。そんな彼が「世界の中心」である事は、ある種救いなのでしょうね。

 

1巻最終話を見る限り、割と「脇役」慣れしてる。非常事態を1人で何とか出来る!と言うわけでは無いんだけど、慌てず、出来る事をしっかりやる。見習いたいですね。

 

【--今日も、いつも通りの一日だった】

【明日も、みんなが健康でありますように】

 

 

 

 

第二形態は「ユベル・ダス・アブシェリッヒ・リッター」。第三形態は「ユベル・ダス・エクストレーム・トラウリッヒ・ドラッヘ」。ちゃんと言えないとカード名指定する時困るよ。

 

いや、まぁ、身内なら第二形態とか第三形態とかで済ませてくれると思うけど、それに甘えてはいかん。「『伝説の都 アトランティス』?はーっ?そんなカードありませんけどぉ?」って大会でされた時は恥ずかしかったです。割と前の話だけどまだ覚えてる。すげぇムカついたね。決闘者に人格を求めたらダメだよ。

 

前【ポールポジション】で書いたと思うけれど、俺は主に【ネフユベル】で使っていました。第二形態とネフティスの鳳凰神を並べて、毎ターン敵も味方も魔法・罠・モンスターが全部破壊されるの。こっちはそれを予め見越してデッキを組み立ててるから、まぁ、そこそこイケる、っていう。ネフティス強化前だったから大変だったよ。完成すると大概相手サレンダーするし。

 

……「ネフティス」と「ユベル」、どっちがフィニッシャーだったのかって?あのねぇ、デッキという物はそんな、どちらの方が活躍したとか、そう言う数字だけで判断出来るものでは無いんですよ?うん……けどフィニッシャーというなら……「ザ・カリキュレイター」か……「アンティ勝負」かな……。

 

OCGではそんな所。アニメ及び映画では紹介の通り、超ド級のMでSのヤンデレさん。おまけに明確な描写はないが多分両性具有。敢えてどちらかと言えば男寄り。何だコイツ、濃すぎないか?

 

 

 

 

ウルトラマンオーブダークブラックノワールシュヴァルツの例を出すまでも無く、いわゆる「最近のヒーロー」は昔からのファンにやたらとあーだこーだと言われるものです。それはある程度しゃあない事です。昔からのファンはなにぶん昔から見てるから、その辺りの拘りが強い強い。

 

そんな彼らが夢中になって見ていた「昔のヒーロー」はさぞかし非の打ち所がなく、立派なんでございましょうなぁ、と思って見てみると、割とうん、まぁ、その……な部分が無いでも無い。……あんまり責めてやるなよ。進んで同類になる事は無いだろう。価値観のズレとかは、これはこれで仕方の無い事ですし。

 

そんな昔のウルトラマンの中で、当時から「もう少し何とかならんかったんか」と言われた(らしい)のが、彼です。登場話はタロウ13話、「怪獣の虫歯が痛い!」。……だからコイツ虫歯じゃ無いんだって。甲羅は何気にストリウム光線に耐える耐久力を持つ。

 

監督と作風のブレ・ズレから生まれた悲劇……と言われてはいるが、個人的には「たまにはこういう奴がいても面白いだろ」くらいの軽いノリでやったら盛大に滑った、というのが真相じゃ無いかなぁ、と思っている。あくまで個人的には。スプーン変身の視聴者に怒られたバージョン、というか。

 

実際俺が個人的に好きなのも、まぁそういう理由ですし。でも深刻な事になって、和解路線への第一歩みたいな扱いされてるのは、それはそれで面白いので、コレはコレで良いんじゃないでしょうか。

 

それはそれとして、ジャミラのネタには繋げとかないとな。

 

「犠牲者はいつもそうだ。文句ばかりは美しいけれど……」

 

 

 

うん、好きだね。

 

ここでネタバレを恐れて何も書かないのも……うーん……「深刻」じゃ無い奴……。シリーズの中盤くらいでこの傾向が顕著になってくるくらいの奴……。うーん……。

 

デュラララ!!」の「セルティ」と「岸谷神羅」でどうだ。1巻の時点で割とアレな2人。……1巻とは言え軽く「オチ」に触れるのはな……『あ!コレからデュラララ!!読もうと思ってたんだよ!』な人の為に少し間隔空けます。良いと思うよ。読みな!

 

 

 

 

 

まぁ、だから。「セルティ」は「首無しライダー」何ですよ。種族名で言うと「デュラハン」。普段はヘルメット(猫耳が可愛い)付けてるんですが、その下には「何も無い」があるんですね。……厳密には「ある」んだけど、それは置いといて。

 

まぁ、人間じゃない、異種族だ。これは「パッと見でヤバい奴」です。だって明日、首の無い人見たらビビるでしょ。それで動いてる人見たらビビるでしょ。将来的に問題になる言い回しかもしれませんが、現状、「首が無いのに動いてる奴」は、「パッと見でヤバい奴」です。

 

ただ、割と常識人。価値観というか、感性というかは、割と普通。悩みも社会とのズレもありますが、それくらいは人間もあるし。

 

で、「岸谷神羅」はそんなセルティの恋人です。お医者さん。正規の医者では無いけれど。ブラック・ジャック的な。流石にあの人まででは無いけれど、腕は確かです。ヤクザ屋さんの治療とかしています。

 

この人は人間。そこは間違いない。ただ、セルティの為ならなんでもやる。……まぁ、それくらいは、よくある表現ではあります。恋人だからね。「恋人の為ならなんでもやる」、それはまぁ、よくある表現ではあるのですが。

 

……1巻の事件の黒幕です。恋人がメチャクチャに騙されました。「どういう事件だったのか」、含めて、表現が非常に難しいのですが、作中全体に大きな影響を与え続けている重要人物です。

 

 

 

どっちがヤバいのか、っていうと、質も違うし、人による部分も多いのですが……例えばセルティの戦闘能力を見て「ヤバくない」とは言えないし、そこで比べるなら新羅は、そんなに、強くは。必要な時に躊躇しない、くらい……でも、「迷う」のは確かだし、最終的な意見も、そこそこ割れると思うよ。俺は新羅の方がヤバいと思う。

 

 

 

……新セル、良いよな。

 

……でも俺、この2人の間に割って入ろうとする、鯨木さん(鯨木かさね)も好きなんだよ。

 

クールなスーツのメガネ美人の秘書がコスプレと猫語尾に興味を示してたら、それは可愛いやろ。多少悪党でも。…………多少……?……あー、でも、本人がした事は……いや……でも……多少……?

 

……悪人だけど可愛い、それで良いじゃねえか!思考停止とも言いますが。