節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

何気なくしているネットサーフィンを記事のネタに出来ないかなぁという試み④

ノエル・ノア

 

「味方にアシストして1-0で勝つより 俺がハットトリック決めて3-4で負ける方が気持ちいい」

 

ブルーロックで紹介されていた天才的なストライカーの1人。ほぼ誰も知らなかったのでちゃんと調べてみた。

 

……オリキャラかよ!完全にやられた。ジャック・クリスピンと同じ星に居る人でした。スポーツ選手は全然解らん、この3人の中だとペレをちょっと聞いたことがあるかな、でも顔までは解らんな、そんな感じの人間に見抜くことは不可能でした。

 

エリック・カントナ

 

「チームなんてどうでもいい 俺が目立てばいい」

 

ブルーロックで紹介されていた天才的なストライカーの1人。この人は実在。混ぜるとは悪質な……。全員等しくそんなに知らんので効果は無かったのですが。

 

4度のリーグ優勝を経験し、2001年に「20世紀最高のサッカー選手」として選ばれている。上のセリフに近い事もどうやらマジで言っていたらしい。

 

相手チームのファンに何か言われ、腹を立てた結果カンフーキックをお見舞い、ついでに数発殴った。イギリスのデイリー・メールによれば、引退後に「もっと強く蹴っておくべきだった」と当時の後悔を語ったそうな。

 

当時の空気感は知らないが、まず間違いなく『目立って』はいただろう事は想像に難くない。

 

ペレ

 

「世界一のFW世界一のMF世界一のDF世界一のGK どれを訊かれても自分だと答える」

 

ブルーロックで紹介されていた天才的なストライカーの1人。本名エドソン・アランテス・ド・ナシメント。ペレってのは愛称ですね。

 

ブラジルからヨーロッパに移籍……という話が出た際は「ペレは国宝だから輸出しない」と政府からメッセージが出たり、アメリカの国務長官が公文書を発行して移籍を支援したり、その存在は国家に影響を及ぼしていたり。

 

引退試合ではかつて自分が所属したブラジルのチームと、自身はアメリカのチームの一員として対戦。……前半は。後半ではブラジルのチームの一員としてプレーした。そんなんアリなの?まぁ、本人と両チームが納得しているなら……。

 

サッカーには興味0の自分でも、調べると「すげー」ってなるすげー人。ちなみに上の台詞に近い事もマジで言っていたらしい。GKもやった事があるそうな。公式戦で4回。失点は0。何だこいつ。

 

ブルーロックの話をしよう。

 

 

「脱落するとサッカーが出来なくなる天才ストライカー養成施設」の話で、面白いと聞いたので読みました。面白かったです。「脱落するとサッカーが出来なくなる……なんだ……?骨とか砕かれるのか……?」と思っていたけれどそんな事はなかった。「日本代表の選考から永久に外れる」というだけでした。なんだ全然サッカーできるじゃん、と考えるような奴は、これを「だけ」とか言っちゃう奴は、この漫画にはいないのです。真剣さが違う。お前は「日本代表」に選ばれようとしたことがあるか?彼らはある。そういう男たちの物語だ。

 

原作、「神様のいうとおり」の人か。……芸風が全然違うじゃないか、と一瞬思ったけれど、「QBK」をコスりまくる芸風とか、あとは一部キャラの下ネタとか、真面目な所で行くと「天才」の描写に確かに面影が感じられるような気はする。素人だから知らんが。よぐわがんにゃい。

 

「チームメイトにとっての悪役」というムチャクチャなポジションを取る馬狼くんが好みですね。一緒にプレイする仲間からボールを奪うんですよコイツ。しかもそれがキチンと戦略として意味を為すのがこの漫画なのだが……。

 

あとは器用大富豪の玲王くん。玲王くん、「俺みたいなオール99点じゃ100点超えの奴らには届かない……俺はオール99点だから……」という自己肯定感が強いのか弱いのか解らん感じが好みでね。覚醒しても「あと1点取れば並べるんだ」じゃなくて、そのオール99点をどう使うのか、という方向に行くあたり、筋金入りだなと思いました。村瀬剛三(餓狼伝)オルタですね。

 

警視総監

 

パンドラシャークに警視総監の葛原姓が出てきたので調べた……ら、それは誤読で、実際には警視監だったとさ。

 

警視総監は警察で1番偉い人。警視監は警察で2番目に偉い役職で、これは1人ではなく何人か居る。まぁ警視監でも充分偉い人です。相棒で言うと小野田さんだ。右京さんを顎で使える。というか右京さんは窓際部署だから実は結構な割合で顎で使える。使い心地は知らん。

 

小野田さんが劇場版で死んだのは当時マジでビビりましたね。劇場版って準レギュラー殺していいんだ!となる。なった。

 

「葛原姓(成田良悟作品)」の話をしよう。

 

成田良悟で葛原姓は、つまり「警察官」である事を意味します。「元警官」も居るけれど、少なくとも人生のいずれかの時期に「警察に所属する」事が半ば運命づけられた一族、それが葛原一族だ。

 

一番有名なのはデュラララ!!の葛原金之助でしょうかね。人外の怪物、「首なしライダー」……が、ビビり散らかすただのお巡りさん。ただのお巡りさんではあるが、「バイクに搭乗している間」に限定すれば、数人の人外を抑えて作中最強格。

 

警官としての矜持もしっかり持ち合わせており、刑法に触れたり、交通違反をしない限りは普通に気のいいお兄さん。強面ではあるがな。

 

CV・藤原啓治。……まだまだ貴方の声を当てて欲しいキャラは、たくさんいたのだけれどもなぁ……。渋いおじさま声優業界は今後どうなっていくのでしょうか。

 

オッカムの剃刀

 

「頭いい感じに見える表現」として使おうとして、「アレ?これ使い方あってたっけ?」と不安になり調べた。ちなみに間違ってました。

 

神学者オッカムの警句に由来。「ある事象を説明する際に必要以上の仮定を重ねるべきではない」という指針・方針の事を指す。

 

仮定に仮定を重ねてほぼオリジナルストーリーの「事象」を語っている人とか居ますからね。「陰謀論」の源流と呼べるかもしれない。

 

「事象の説明は簡潔であればあるほど良い」と単純に読み替えれば、古今東西に共通する真理のようにも聞こえるが、「省略した仮定の存在を否定するものではない」という点には注意が必要か。

 

「馬鹿にも解るように説明出来るのが頭の良い人」なのは確かかもしれないが、「馬鹿に解るような説明でとんでもない勘違いをする」から馬鹿は馬鹿なのだ。