節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

新年早々弁解その他(ポケモンスカーレットの感想もあるよ)

2023年が始まり、早くも2週間が過ぎた。

 

つまりは1年の内の52分の2……約分して26分の1が早くも過ぎたことになる。皆様いかがお過ごしでしょうか。マジかよって感じではありますが、あんまり気にすると病みますよ。

 

 

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さて昨年の9/30頃、100記事、20000アクセスを突破したこのブログだが、そのあと1回しか更新がないままに年を越えてしまった。その理由について弁解したい。別に誰に説明を求められたわけでもないが、自分のための覚書も兼ねて。

 

まず、HUNTER×HUNTERの記事を書く以前の段階、だいたい10月の前半頃になるのだが。

 

単純に仕事がめちゃくちゃ忙しかった。

 

予定では若干暇になるくらいの感じだったのだが、タイミング悪く多数の仕事が同時に飛び込んできてしまった。書き溜めやネタ作りなど一切しないまま仕事が忙しくなってしまい、まったく更新できない期間が出来てしまった。

 

結果として、「100記事、20000アクセス」というやけにキリのいいタイミングでしばらく更新がとまってしまったのだ。仕事で疲れた頭で久しぶりに更新しようかと思った日もあったが……。

 

……「久しぶりの更新」だから何か変わったことをしなければいけないのでは、と思ってしまい、ここで再びドツボにはまることになる。なんというか、新しい区切りの1つでも作らなければならないのではと、そういう事を考えてしまったのだ。

 

結果さらに更新のない期間は長引き……結果としてどうなったかといえば。

 

 

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別に普段となんも変わらん記事で久しぶりの更新を終えることになった。

 

まずは区切りの1つとして、この記事更新前の反省すべき点をまとめておきたい。

 

  1. 小ネタでの更新記事を溜めておく
  2. 突然に特別な事をしようとしない

 

大きくはこの2点に尽きる。

 

まず「小ネタでの更新記事を溜めておく」については、いつ仕事が忙しくなるかわからないという状況が改めて認識できたので、更新のペースを保つためにも常日頃から備えておく必要がある、と考えた。

 

まぁ「ネットサーフィン記事」か……久しぶりに「突発好きな物図鑑」でもやろうかなと思います。ただなぁ、どちらも割と時世ネタが絡んでくる場合があるから、書き溜めに向かねえんだよなぁ。

 

次に「突然に特別な事をしようとしない」なのだが、これは簡単な話で、今回俺が「ふとした拍子に何かをする」みたいな、瞬発的な企画立案が苦手なのがよくわかったので、やめましょう。最低でも1週間は熟考し、また「企画は1週間の熟考と2週間の準備を経てから行われるもの」との認識を改めてしておきましょう。

 

さて反省も一区切り。記事更新「後」の話である。

 

このあたりから多忙に重なり、若干の体調不良も出始める。原因はなんだろうか。若干の日照不足が原因ではないだろうかと自己診断している。原因不明のだるさなどは、どちらかといえば精神面の問題が大きかったのではないか、と考えている。

 

次いで、今回の停滞の「最大の原因」が発生する。これについてはまた後述する。

 

「最大の原因」についてまぁひと段落ついて、次に起こった問題としては「書くべきもの」……タスクの渋滞である。

 

まずは文學界の感想記事。ICO辺りから遅れが目立っていった結果……。割とたまってしまったのだ。現状最後に書いた記事が「ICO」についてのモノであり、ICO文學界七月号に掲載されたものであるから、8月、9月、10月、11月、12月、1月分について「書けていない」ということになる。……準備は途中まで出来ているのだけれども。完成は実際していないのである。

 

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そもそも文學界についての記事を書き始めたのは、少し「純文学」について考えてみたくなったからである。このあたりの記事でも書いたかな。

 

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で、現状の手応えとして、まぁ確かにジャンルの印象としては読む前より親しみやすさというかそういうものがある、というのはわかったのだけれども、ただ一切前準備をしないまま読むのは若干の行き詰まりを感じていたところで。その「行き詰まり」が、記事が滞っている小要因ではあるのだが。

 

……こうまで滞っているようだと、一度一区切りすべきだろうか。

 

 

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とりあえず2022年の4月から始めた企画であるから。2023年4月の文學界までは買い、順次感想というか、読書メモというかを書いていく。23年4月号のそれを以て、一度一区切りとさせていただこう。そのあと何を読んでいくかは、その時考える。

 

……案外詳しく書きすぎたか。記事更新後の反省点を簡潔にまとめると、このようになる。

 

  1. 定期的にちゃんと日光にあたる。
  2. 文學界の記事いったん一区切る。

 

さて記事更新後、停滞した「最大の要因」についてだ。

 

 

 

ポケットモンスター・スカーレットが大変面白かったので、殿堂入りメンバー(旅パ)や各シナリオについてそれぞれああだこうだとやっていきます。この件についての反省は、別にないです。ゲームにハマれるのは素晴らしい事だからな。ネタバレ注意です。

 

 

フォルゴレ(ラウドボーン)

 

今回の御三家。いつもはみずタイプを選んでいるのだけれどもクワッスがいかにも「みず・ひこう」になりそうだったので、じゃあそれギャラドスより強いの?となり、今回はほのおタイプのホゲータを選ぶことに。

 

名前はビジュアルだけで「カバか……」と判断したため。選ぶ段階でワニだということはわかっていたのだけれども、特に良い名前も思いつかなかったのでそのまま「鉄の男」……カバさんに憧れる大スター、パルコ・フォルゴレの名前を授けた。最終進化になると歌いだすので、良かったのではないだろうか。フレアソング。曲名、チチをもげ!

 

ワニさんの歯には小鳥が止まるんだぜ。マジで止まったからびっくりしたよね。

 

ナンジャモ(そうか……これ人によって違うのか……5人目のジムリーダーでした)辺りで一度レベルを上げ過ぎて反抗期を迎え、パーティから一度外れるも、基本的にはずっとともに旅をしてきた心強い仲間である。

 

基本的には「フレアソング」を熱唱し、通りが悪い相手には「シャドーボール」、最後の締めとして火力の上がった「オーバーヒート」で一気に決める小学生戦法。「フレアソング」で火力が上がり切らないうちに悪相性の相手が出てきたら「ほえる」で強引に交代させる。

 

難点はやや低い耐久面か。鉄ではないし、無敵だなんてとんでもない。あと隠れ特性の「てんねん」が評価されているようですが、俺のフォルゴレは「もうか」だよ。パッチは思ったよりも貴重品だったよ。テラスタイプ変更に必要なテラピースともども、もうちょっと気楽に手に入るようにしても良かったのでは。

 

「あくび」「なまける」要員としての優秀さを知ったのは最近です。でもまずは「てんねん」が大前提みたいなところはあるから、あんまり気にしてはいないが。

 

 

 

イルカマン

 

テラスタイプはひこう。何も持たせずにアクロバットを打ち込むと強いこともある。

 

ただコイツ、油断するとすーぐどっかいくんですよネー。困りますよネー。

 

 

 

イルカマンがいなくなるとなんか助けに来てくれる強いやつ

 

まぁこいつが代わりに来てくれるから構わんのですが。だれなんだいったい……。

 

威力の高い先制技「ジェットパンチ」やテラスタイプ一致の「アクロバット」でバッタバッタと敵を倒すさまはまさにヒーロー。高い素早さを活かし、相手の補助技に対し「アンコール」をあわせて複数回の行動を縛っていくなど器用な真似も可能。

 

相性の悪い相手が出てきたら「クイックターン」で帰っていく。

 

それにしてもだれなんだいったい……。

 

 

 

シビルドン

 

特性「ふゆう」で弱点のない単でんき。テラスタイプはドラゴン。なんか野生でうろついていた。「ドラゴンクロー」と「ワイルドボルト」で、オージャの湖にいるシャリタツ・ミガルーサ・ヘイラッシャ等の弱点を一方的に突くことができるため、湖でのレベル上げ要因としてレッツGO!していたら1人だけやけにレベルが高くなってしまった。具体的にはリーグ突入前に1人だけ80超えてた。

 

基本的に殿堂パーティは新顔だけで挑むつもりだったのだが、まぁ世話になったし高レベルのゴリ押しは頼りになるのは確かなので、なし崩し的に殿堂パーティ入り。

 

その高いレベルに胡坐をかき、暇を見つけては「とぐろをまく」で攻撃・防御を積んでいる。不意に急所を突かれてピンチに陥ることもしばしば。どうもリアルラックに恵まれない。

 

 

 

キョジオーン

 

特性「きよめのしお」が強力なステロ撒き要員。

 

ステルスロック」を撒いた後は相手を「しおづけ」にして、適当なところで「だいばくはつ」する。いつも安定して仕事をしてくれるが、業務に「だいばくはつ」が入っているため、戦闘では割といつも途中で死んでおり、その為か他のメンバーと比べてレベルが若干低い。旅をした期間は割と長いはずなのだが。

 

「しおづけ」の技説明、「みずタイプ・はがねタイプはよりくるしむ」という表現はややロックに過ぎるのではないかと思う。いや洒落ではなくて。

 

リーグ中にも仕事内容が変わることはなかったが、基本的に途中で交代を行うことがないNPC戦においてステロを撒く意義について、プレイヤー、つまり雑踏虫が常に首を傾げていたのは記録しておかねばならない。じゃあやめてやれよ。

 

……ラウドボーンの「ほえる」と中途半端にシナジーがあったから……。やめ時が掴めなくて……。

 

 

 

エクスレッグ

 

「ふいうち」と「であいがしら」という2種類の先制技を備えた「絶対先に一撃いれるマン」。

 

注目すべきは特性「いろめがね」。「こうかがいまひとつ」の相性を事実上無くすことが出来るため、基本的には誰に対しても等倍以上を狙っていける。

 

「ふいうち」「であいがしら」のうちダメージが期待できる方……多くの場合は「であいがしら」を入れて、その後は「とんぼがえり」で殴りながら帰っていく。イルカマン(の代わりに来る奴)と交代しながら殴っていく様は、子供にはとても見せられない。

 

最後の技として覚えた「かかとおとし」も合わせて、常にそこそこの仕事をしてくれる……のだが、全体的にステータス自体は低く、正直メンバー内では一番弱いと思っている。大体いつも途中で事故死する。

 

それでも見た目が好みなので良いのです。

 

 

 

コノヨザル

 

新しい進化を得たオコリザル。……怒るのは身体と精神に良くないのだなぁ。ポケモンは教育的なゲームですね。

 

専用技「ふんどのこぶし」は攻撃を受ければ受けるだけ技の威力が上がっていくのだが、恐ろしいことに「交代しても、倒されたのを蘇生しても、受けた攻撃回数のカウントはリセットされない」という仕様となっており、正直「げんきのかけら」でゴリ押せば通らないノーマル以外はこれで倒せない事もない。ノーマルには普通に「クロスチョップ」なり「インファイト」なりすれば良いし。

 

そんな専用技を携え、「四天王やチャンピオンの台詞や特殊演出などは鑑賞したが、試合に勝つ事だけがどうしてもできない」場合の詰め要員として殿堂パーティに参戦。幸か不幸か、リーグにおいて最後までその「ふんどのこぶし」を奮う機会はついになかった。

 

「いのちがけ」は使った。

 

 

 

チャンピオンロード

 

いわゆる「ジムバッジ集め」の旅。スタンダードな「ポケモンの旅」と言えるだろう。

 

巡った順番は「カエデ(むし)→コルサ(くさ)→ハイダイ(みず)→アオキ(ノーマル)→ナンジャモ(でんき)→ライム(ゴースト)→リップ(エスパー)→グルーシャ(こおり)」。……コルサ→ハイダイでちょっと順番を飛ばした感がある。ライムとリップが逆だったかも?

 

本来序盤で戦うべきナンジャモが5番目にきている事で妙なドラマが生まれた。

 

この段階でラウドボーンが若干言うことを聞かなくなっていたので、「じゃあ2軍の戦力を整えるか。ナンジャモは適正レベル低そうだし、最悪じめんを多めに入れとけばなんとでもなるだろう」と、パーティを一新したのである。

 

結果「5個目のジム戦後」に現れた例のバトルマニアのマスカーニャを、誰も止められず蹂躙されましたとさ。

 

トリックフラワー……?

必中確定急所……!?

じめんタイプだとその上で抜群……!?

 

……負けても再戦にはならないんですねぇ。そのままストーリーが進んでしまった。そう言うことなら多少言うことを聞かずともラウドボーンを連れてきたが……。

 

さてそんな例のバトルマニア、ネモの話をするとしよう。

 

通称「パルデアのヒソカ」。主人公の成長を「実る」と表現するバトルマニアは、ヒソカ扱いされても仕方のない部分もあるだろう。いや全然ヒソカではないですけど。負けた後ですぐに再戦を申し込んでくるくらいなら可愛いもんよ。

 

ヒソカは負けた腹いせにウンコ行ってるところを闇討ちしたからな。ひでぇ奴やで。

 

前々からポケモンの作中世界観的にはまず「手持ち6体以上埋めて、また育てている」だけでも相当なポケモン好き、バトル好き、と言う話は前々からファンの間で言われていたし、多分探せば公式の発言もあると思うけれど、その中にあって「20匹ぐらい」育てている色んな意味で生粋の人。

 

恐らく「本気のパーティ」は、作中の誰も見たことがない。我々と戦う時も「同時期に育て始めたポケモン達」から選出してくれていたようだし……DLCでその辺追加されるかもしれない。

 

やどみがまもる、がむせっか辺りは想定しておくべきだろうか。いわゆる「陰キャ戦法」ではあるが、少なくとも「使われても否定はしない」というのが俺の解釈するネモ像である。

 

 

 

レジェンドルート

 

「スパイス集め」の旅。巡った順は「大空→岩壁→潜鋼→土震(牙)→偽竜」。

 

……後半泣きかけましたわね……。「もしかしてダメなのか」と一瞬でも思わせるのはダメだって……。

 

最初に「大空」をクリアすると、「なみのり」が手に入るので行動範囲が一気に増えて良い。ハイダイさんやアオキさんを優先してしまったのは、この辺りでテンション上がって砂漠の方とか普通にやってしまったから、というのも大きい。

 

早々にマリナードタウンへ行っていたので、「そらをとぶ」で財布を届けに行きました。……まぁ、スピード優先ですわね。感謝こそされ責められる覚えはない。

 

ペパーくんも良いキャラだった。あんまり詳しくないんですが、彼は女性人気が高そうですねぇ。ダブルバトルでも普通に頼りになるのがえらい。「とりあえず有利タイプの技を覚えた奴を連れてきてくれる」だけでもだいぶ好印象だ。

 

戦闘でも普通に強いしな。正直チャンピオンより苦戦した。マフィティフも病み上がりとは思えない強さで……。あんな変なスパイスたくさん食ってたらそりゃ強くもなるか。

 

あくタイプがゴーストに有利なの、なんなん?

 

素で勘違いしていたのでラウドボーンが倒されてしまった。「幽霊より人間の悪性の方が怖い理論」は、一般人……ノーマルタイプからの視点であって、幽霊サイドが悪人にビビり散らかすのはまた違くない?

 

ホラー映画メソッドならむしろ特攻がついても良さそうなものだ。罰当たりどもに応報を!

 

 

 

スターダストストリート

 

「悪の組織を倒す」旅。悪の組織っつーか……不良集団、とも少し違くて……とりあえずはそんな旅。巡った順番は「ピーニャ(あく)→メロコ(ほのお)→シュウメイ(どく)→オルティガ(フェアリー)→ビワ(かくとう)」。

 

ビワ姐さんがマジで強くてな……1度全滅してしまった。今回ジムリーダーに全敗する事は結局なかったので、手持ちとの相性などもあるだろうが、個人的には頭ひとつ抜けて強いのではないかと思う。

 

スターモービルの特性が「じきゅうりょく」なので、復活を縛らずとも物理一辺倒の手持ちではどうにもならん、というのも大きいか。そこまでの長期戦になってしまったのなら、潔く仕切り直した方が良いだろう。

 

このシナリオも良かった。謎の男、ネルケの意外な正体……は……どうでも良いのだけど……。最後の「彼」の対応はマジで良かった。いや最後の対応はある程度読めるといえば読めるのだけれども、その一歩前で「立ちはだかってくる」のは読めなかったので。御三家最後の1匹はクリア後の楽しみかと……。

 

ボタンの話をしよう。

 

スター団を壊滅させようとするカシオペア……その人であり、またその正体はスター団の創設者「マジボス」。スター団設立当初の目標は……これは実際にやってからのお楽しみとしておくか。

 

なんというか「普段ならそんなに気にならない属性だけどどうにもツボ」なキャラで、今の今までその理由がわからなかったんですが……上の文章を書いてなんとなくわかった。

 

恐らく「デュラララ!!」の竜ヶ峰帝人と同じ括りで脳が認識しているんだ。パソコンも得意だしな。世間はそれを「バグ」と呼ぶ。

 

使ってくるのはブイズパ。なまじ内訳がわかる分、「何タイプが『最後の切り札』でテラスタルしてくるか」がわかりにくい厄介さはあるが、まぁ技構成とかはそんなになのでどうとでもなるか。「己の好み」を優先するその姿勢には好感が持てる。

 

「悪の組織のボス」らしくというか、ポケモンとあんまり関係ない部分でやべー奴ではあるのだが、アレの追求と合わせてオモダカさんに任せておけば悪いようにはならないだろう。全然関係ないアオキさんの負担が増えたような気がするのは多分気のせいだ。

 

 

 

ザ・ホームウェイ

 

最終章。「帰路」。長旅をしている者が最も事故に遭いやすいのは帰宅直前だ。気を引き締めていくがいい。謎多き大穴の底、「エリアゼロ」での冒険。

 

「帰路」……誰が「帰る」故郷がこのエリアゼロという地だったのかと言われれば、それはもちろん常に旅の傍らにいた「彼」ではあるのでしょうが、道中仲間たちそれぞれの「家庭(ホーム)」が描写されたり、あと何だったら最後に戦うラスボスが友達の親(みたいなモノ)だったりするので、なんというか章題回収のエモさが非常に高く、任天堂の本気を感じました。

 

最後の最後の戦闘の「演出」も大変に良かったです。言ってしまえば「イベント戦闘」の一言で済んでしまうものではあるのだが、ああまで面白くできるとは。

 

自分が最後に遊んだポケモンはダイパだったか……当時はこれほどまでにシナリオが練られてはいなかったような気がするが、この言い方も正確ではなくて、当時はきっと俺が読み切れていなかっただけなのだろう、と思う。

 

子供の遊ぶゲームだから、と馬鹿にするように見てはいけない。子供騙しは子供にこそ嫌がられる。

 

「ふぅーーーん、じゃあ今は読み切れてるんだ?」

 

とか聞かれるとものすごく怖いので、日々精進していこう。とりあえず読めた範囲の話をすると、大変に面白かったです。

 

 

 

その他キャラクターなど

 

その他の人間で言うとレホール先生、チリちゃん、アオキさんが好みでした。メジャーどころばかりで恐縮だが。皆さん良いキャラでしたねぇ。

 

新ポケのデザイン的な話をすると今回の個人的ベストデザイン賞はタギングルに贈りたい。ちょっと不気味といえば不気味なんですが、それも含めて「モンスター」然していて良かった。あとアイツに関しては恐らく元ネタのアイアイからして割と不気味なんだよ。

 

悪魔じみた長い指、色つきの唾液(毒)、異様に大きな眼、黒いパーカーのような体毛……これらの要素を組み合わせた上で「ちょっと不気味」に抑えるセンスよ。

 

他には「ゲーム的な動き」も合わせたデザイン賞としてイルカマンを推したい。上では誤魔化して書いたが、言ってしまえば特性「マイティチェンジ」……「手持ちに戻すと変身する」は、変身ヒーローという存在をポケモンバトルで見事に表現している。

 

変身後のマイティフォルムも明らかにイロモノと言った趣で個人的には好きです。手札誘発娘のピーピングハンデスとかできそう。ワクワクを思い出すんだ!

 

色物ばかりを評価することになってしまったので、あとはストレートなかわいさ部門、というジャンルでパモ系統か。パーモットは実際に手に入れるより前にネモの手持ちで確認していたが、手持ちに加えてみると思ったよりもかなり大きい。俺のが特別にデカいのかと思ったが、どうも平均的なサイズだったようだ。パモは正直そんなでもなかったんですが、あそこまで大きくなるなら頼り甲斐がある。小さすぎる動物はなんというか、目を離した隙に逃げるなりなんなりしそうで怖い。

 

 

 

もちろん良いところばかりではなくて、一部UIが不親切に過ぎたり(もちもの・ボックス周りが特に)、テラレイドバトルなどでは「仕様なのかバグなのかわからん」「たぶん仕様なんだとは思うけどだとしたらあまりにもバランスが取れていない」みたいな挙動がそこそこある、みたいな問題、不満点も……量で言えば結構あるのですが、シリーズ初めてのオープンワールド、ということで勝手がわからなかった部分もあるでしょうし、……込みで考えても「傑作」として良いのでは、と思いました。

 

ところでエリアゼロのどこを探してもトドロクツキがいないんですがこれはバグかなにかでしょうか。

 

あとレホール先生の授業を受ける前に「杭」を何本か抜いてしまったんですが、これは大丈夫なんでしょうか。怖くて災厄をまだ完全開放に至っておりません。いや……うろついてたら絶対何本かは見つけちゃうって……。あんな厄そうなモノを勝手に抜くな、と言われれば、それはそうなんですが。洒落怖だったら絶対おじいちゃんに激おこされて、しばらくお寺に監禁されるヤツ。