節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

15000アクセス記念にたまには多少偉そうな事でも書くか

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この度、15000アクセスを突破しました!

 

10000アクセス突破が2021/8/8だったらしいので、大体8ヶ月ちょっとで5000アクセスって感じですかね。今後なんかやる時の参考にしておこう。

 

さて、何度か書いてきましたが俺はそもそもこのブログのアクセス数として、「年に1000人くらい」というのを想定していたわけです。それが今や15000アクセス。コレはもはや15年ブログを地道に継続してきたと言っても過言

 

15年というと大変な事です。オギャアと産まれた子がもう思春期だ。そんな中コツコツとブログを継続してきたとすれば、コレもまた大変な事です。書籍化とかしていないならともすれば「だからなんだ」と思われるかもしれないが、イヤイヤ、このご時世に1つの事を継続するということの素朴な難しさは、素朴であるが故にごく一部にしか伝わらない。

 

まぁ俺は2年ちょっとですけどね。15年は過言

 

ともかく初めの想定とは随分ブログの様子が変わってしまった自分が、ブログを始める前の自分にアドバイスするとすればそれは何か。まぁ分かりやすくいえば現状の運営方針だ。

 

今回はそういう趣向の記事でございます。これからブログ始めたいなという人はまぁ参考にしてみても良いんじゃないかなと思うけどダメでも俺はなんも責任取らんので自己責任でどうぞ。

 

あくまでも当時の俺に言っておきたい事なので他の人ならまた話も変わってくるだろうしな。

 

毎日更新は続かない

 

いきなり厳しい事を言うが俺には無理だ。というか、俺以外にも普通は無理だ。

 

俺の後にブログを始めた人たちが、「毎日更新します!」と言って、実際数週間それなりの文量の記事をあげ続け、多少焦るその気持ちは理解できるが、しかし彼らのうちで半年以上それが続いた者はほんの一握りに過ぎない。

 

不思議なもので、「段々と文量が減っていき、更新の間隔も1日2日と空いていき、しまいには1月、2月……」とグラデーションで更新が減っていくパターンよりも、いきなりパタッと更新が止まるパターンの方が多い。何かあったんだろうか。このご時世だとマジで心配ですね。

 

ただTwitterとかを見ると割と元気にしている人もいるので、まぁ多くの場合は何事もなく、本当にブログだけパタっとやめてしまったのでしょう。

 

どうも大々的に「毎日更新します!」と言って、実際しばらくはそれが続いていた、それなのに書き溜めが切れたか、あるいはただ事故としての更新忘れか、そういう事情により穴が空くと、周囲の目もあってか戻ってくるのになかなかハードルが高くなってしまう、そういう事情があるのでは、と思う。全然気にしないで良いと思うんですけどね。その時になってみないと解らないからね。

 

なので毎日更新をするにしても、それを書面としてブログに書いたりはせず、いつでも逃げられるような体制を整えたその上で、適当な区切りをつけて「○ヶ月毎日更新達成しました!」というような具体的な実績になってからそれを公表する、という形にした方が良いのではないかなぁ、と思う。

 

それでも「毎日更新します!」と明記して応援されながら続けるのをやりたいなら最初から期間を区切るとか?イケそうなら延長してみれば良いし。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

ただ俺もやった事あるけど、1ヶ月くらいの毎日更新では別に週一更新の際とアクセス数そんなに変わらなかったので、まぁ3ヶ月くらい続けられるかどうかで判断すると良いんじゃないですかね。知らんけど。

 

書き溜めについて

 

基本的にはあればあるだけ良い。しかし流行に乗った記事は、放出のタイミングに注意が必要なのでそれは留意すべし。まぁ20〜30個くらい「いつでも単発で出せる」書き溜めが溜まっていれば、週一で放出して半年間は間を保たせる事ができるので、コレくらいが理想なのかな、という気がする。

 

ただしコレは案外難しい。やってみればわかるが「いつでも単発で出せる」というのは案外ハードルが高いものだ。なんで実現性を考えると15〜20個くらいがええかなぁという気もしますね。

 

ここで注意しておきたいのが書き溜め同士の「関連性」をどうするか、という問題である。要するに似たような内容の記事をまとめて書き溜めておく事により、いずれかの記事がバズったタイミングで同種の記事をあげ、さらなる燃料とする、そういう技があると俺は考え、実際それなりには効果もあると思うのですが、しかしブログ全体の内容が偏るし、瞬間的にバズっても「その人がやっているブログの次の更新」とかまで追う人は案外少ないし、それに事前に予想するのはまぁ難しいので、痛し痒しだなと思います。マジで予想は出来ねえからな。

 

ただ、「シリーズ系の連載」はあっても良いかな、と思ってもいるので、まぁこの辺はある程度溜まってきたらな。

 

再読記事のハードルは別に低くない

 

読書ブログ(のようなモノ)をやるにあたって、1番の「想定違い」がコレである。「まぁ読み返し記事ならパーっと書けるやろ」と思ってしまっていた。「最悪読まんでも『こういうところが良かった』くらいは思い出しながら書けるやろ」と思ってしまっていた。

 

実際のところ、少なくとも俺にとってはとんでもない勘違いで、「既に読んだ本を読み直さず、『どんな本だったか』、『どんなふうに思ったか』思い出して記事を書く」という行為は、めちゃくちゃハードルが高かった。出来なくはないんだけれども、引用とかするなら文面は出来る限り正確にしたいし、そこだけ読むなら一度全部通しで読んどいた方が良いし、そして一度全部通しで読み直すにしても感想の大部分は「おう、こうだったな」になってしまうので、結果「記事を書く」最良のタイミングは、何事も読み終えて「良い本だった!」という初期衝動がある内、という事になってしまうのだなぁ。

 

あと本の作者さんとかにしても早いうちに話題にしてもらったほうが嬉しいでしょうしね……この辺りはあんまり早いとネタバレとかの方面で塩梅が難しくなってくるので、痛し痒しだが。

 

「マイナーな作品の布教」について

 

始める前に「どうせ書くならマイナーな作品を布教するような記事にしよう」と思っていた時期がある。結論から言うと、かなり早い段階でやめたのですが。現状ある「感想記事」は、どれもマイナーだから書いたわけではございませんよ。

 

……はい、コレがやめた理由の一つ目ですね。作品の記事を挙げると、実はそこそこ関係者の方に「好き!」やRTをしていただけるのですが(実際のところブログの本文を読んでやっているのかはかなり怪しいと思っている……しかし何例かは「中身を踏まえた感想」をいただけたこともあるのでまぁそういう事もあるんですねぇ)、そういう場合に、「マイナーだから選んだよ!」が一番初めに来たら、気まずいじゃん。

 

「マイナー作品の布教」それ自体を否定する気は全くないというか、場合によってはそういう布教によって俺が作品を知る場合も全然あるのでどんどんやれば良いと思うけれど、しかし「まず布教ありき」が先に来ると、少なくとも俺がやる分には俺に不都合なことが多くなると判断し、この路線は放棄した。

 

どんな不都合を想定したかというと、まぁ色々あるんですが、最終的には「布教してやってる(た)のに!」みたいなノリになってしまうと怖いな、というところに落ち着くのです。取り上げた作品がメジャーと呼べるレベルに達する、そういうことは、まぁ長くやっていれば普通にあるだろうけれども、しかしそこに至るまでの要因の99%以上は作者さんや編集さんたちの努力によるもので、俺が取り上げたとかそういうのは誤差というか、場合によってはマイナスも全然あるだろうに、それを無視して「布教してやってる(た)のに!」になると、マジで恥である。生き恥。侍の姿か?これが……。

 

何が恥って、そのレベルになると恥ずかしくなくなるだろうな、という点です。生首で喜んでしまう。あの2つの話が同じ週に収録されたの、本当にちょっとした奇跡である。好きなんですよね、黒死牟。あっちは……あっちは、まぁ、うん……。言われるほど悪くは……まぁ、うん……。

 

ただ先述の通り「布教自体を否定する気は全くない」ので、まぁアレです。普通に「コレが面白かった!」という記事を書いた結果として布教出来てしまった、みたいなノリでやって行きたいと思う。

 

あと既に売れているメジャーな作品も全然取り上げる。大体、俺の目についた時点でマイナー作品じゃないんだよな。本屋の目立つところに置いてあったんだから。

 

政治の話はやめておこう

 

やめておこう!

 

……で終わると「そりゃそうだろ」で終わってしまうので、ここでちょっと踏み込んだ話をしましょうか。

 

まずはこちらの記事をご覧ください。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

ご覧いただけただろうか。

 

この記事は「政治的」では無い……………………ですよね?いや、だって……具体的な事は何も言ってないから……。「なんか嫌な予感がするなぁ!」つってるだけだから……。

 

まぁ、そんな塩梅の記事なんですが。

 

……まぁ、しっかり伝わって、見つかったようです。これもまた誰に何が伝わって、見つかったのか、は言えないけれど。言わないんじゃなくて言えない……♤

 

なんで……この「政治的では……………………無い…………」塩梅を超えて「政治的」な記事は、今後も書かないと思います。アレでも見つかるときは見つかるんだから、もうちょっと用心しとこう。

 

いやまぁ、正直な話、「伝わる」という点については若干の感動を覚えたような気もするが、ここで感動を少なからずしてしまった事で、「やはり危ない」と改めて判断するに至った。その路線はナー……十二分に勉強と準備を重ねた上だとしてもナー……。

 

 

 

……こんなところか。

 

さて、皆様のおかげで15000アクセスを迎えることができました。本当にありがとうございます。

 

今後は「エンタメ作品のノリで純文学を読む」感じの企画に可能性を感じているので、とりあえずそれをやりつつ、まぁ基本はいつも通り雑多に更新していきたいと思います。

 

それでは今後もよろしくお願いします!