節足雑踏イケタライク

日々思った事や、書籍・映画・その他の感想なんかを呟きます。あまりマジメではございません。

祝・累計アクセス10000突破! イケタライクを振り返る②

8/8に10000アクセスを突破しました!

 

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またタイミング逃してやんの……。10001人目、10002人目もありがとうございます!

 

日頃のご来訪、誠にありがとうございます!

 

今までの感謝を込めて、これまでの道中を振り返るといたしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……祝う必要とか無くないですか?所詮個人の場末ブログでしょう?(悪魔)

 

こら!そういう事を言うんじゃありません!

 

でも真面目に「タイミングが今しかない」系のアレとかがたまっているのでタスクとして減らせるなら減らしたいよな?(悪魔)

 

アレな、まぁタイミングは迫っているよな。

 

あと仕事のアレがアレで日頃なかなか記事が書けない状況にもあるよな(悪魔)

 

それはそうなんだよ。君なかなか詳しいね。

 

 

 

……速報性は無視だな!どうせこんなブログのアクセス数なんて誰も気にしてねぇよ!実のところ俺もそんなにしていないです。

 

そんなわけで公開する際には9月の半ばか下手をすると10月になっているでしょうが、まぁ気楽に気長にやっていくさ。ウェイ。

 

あと、ご来訪の皆様、本日も来てくれてありがとうございますね。来れるときに来てくれるだけでうれしいですよ。

 

 

 

 

 

 

祝・累計アクセス5000突破! 「イケタライク」を振り返る

 

zattomushi.hatenablog.com

 

5000アクセスを突破した際の記事。そしてこの記事でいうところの「前回」にあたりますね。2020/5/11、か……ちょっとペースは落ちたか?でもこの記事にもあるけれど、3000アクセスくらいは一度にウワーッと来た人たちなんですよね。……そう考えると、なるほどこのブログもどうやら「一発屋」ではなくなったらしい。ペースにしてもまぁ、適正な部類か。グッジョブ。

 

振り返り記事に対して振り返っても出てくるのは過去ばかりなので、内容についてはまぁ適当に。ノリが変わっていないのならば、それはたぶん良い事だ。

 

5連続敬遠と便所ワンキル「甲子園が割れた日」

 

zattomushi.hatenablog.com

 

今年のにじさんじ甲子園でなんか敬遠に関してひと悶着あった……んですか?俺は今年はあんまり追えていなくて……切り抜きをいくつか、といった感じですね。ちなみに俺のスタンスとしては、この記事にもありますが、「便所ワンキルに比べたらマシなのでどんどんやれ」です。比較対象が悪すぎる気もするけれど。

 

遊戯王ネタはねぇ……やるなら最新の状況を踏まえたうえでやれ、そして基本的に伝わるかわからないネタは使うな、とは思うのですが、いやぁ、なかなか難しい……楽しいんですよ遊戯王ネタを使うのは。知らん人になんとか解るように説明するのは。実際解るようになっているかどうかは知らんけれども。

 

最近(でもないけれど)なんか「人喰い虫」が強化されたと聞いて、まぁ爆笑はしたよね。

 

人喰い虫、というのはですね、遊戯王の初期も初期に収録されたカードでして、基本的には裏側守備表示……「敵からは正体が解らない壁」として登場し、敵が殴った場合のカウンター的な効果として「モンスター1体を破壊する」を発動するカードです。こう書くと強いと思われるかもしれませんが、人食い虫自体は貧弱で殴られればたいてい負けますし、収録当時はともかく現代では「効果での破壊」というのは大抵の「切り札」は耐性を持っておりまして、まぁ、要するに弱いんですが。

 

このカードは「人喰い虫」なので、種族としては「昆虫族」に属するんですね。人喰いといえど、虫は虫なので当然ですが……一度、「戦士族」に間違えられて刷られた事があるんです。まぁ、誤植ですわな。戦士族に該当するのはエルフの剣士とか、人間の切り込み隊長とか、特撮ヒーローとか、アメコミな連中とか、あとハンバーガーなので、これが戦士族っていうのは明らかに間違いだ。

 

ここで新登場の「擬態する人喰い虫」!

 

コイツは「人喰い虫」を現代のスペックでも通用するかどうかは割と微妙なラインではあるけれどもまぁそこそこに強化した能力を持っていまして、ステータスがやや向上した上に……喰った(破壊した)相手の「種族」と「攻撃力」を得て、さらには「その種族との戦闘または、その種族の持つ効果による破壊」に対し耐性を得ることが出来るのです。なかなかに面白い効果で、今の遊戯王の「テーマ」……特定名称を参照する連中はほとんど同じ「種族」で固まっておりますので、破壊する相手を選べば、相手はなかなか困る事になると良いですね。……その種族は「攻撃・効果の対象に取れない」くらいはしてくれても良かったと思うんですが。まぁ良いや。

 

さて「人喰い虫」が擬態、つまりは「種族変更能力」を持っている、となればデュエリストの脳裏に思い浮かぶのは例の誤植人喰い虫。「アイツは戦士族を食べた、突然変異の強化体人喰い虫だったのでは?」とまではいかずとも、KONAMIさんがあの誤植を元に能力を組み立てたのでは、という与太話はまぁそこそこの信憑性を持って語られまして、面白いなぁ、と思いました。

 

誤植からキャラを組み立てる、というと成田良悟先生の……良い加減に脱線が過ぎるので、またこの話は今度にしましょう。小気味良い男は、Baccano!の中でも特に語りたい人物なのさ。

 

俺は「チェンソーマン」を楽しみにして寝たんだ

 

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 チェンソーマンのアニメPV見ました?

 

エラい気合入っていましたね。いくつか見覚えの無いシーンがありましたが、アレは果たして……あくまでもPVだけのイメージ映像なのか、それともアニメ版の「解釈」として本編に絡んでくるのか……。

 

まぁなんでしょう、あそこまで血みどろ感を前面に押し出すと、鬼滅みたいに朝方のニュース番組で取り上げられたりはしなさそうかな、というのはありますが……しかしチェンソーマンにそれを求めるのは初めから違うじゃん?というのもあり、個人的にはこの方向で間違っていないのでどんどんやれと思いました。

 

鬼滅の「俺が折れる事は絶対に無い!」の勢いで「夢バトルしようぜ夢バトル!」が聞ける世界線は楽しそうですが、まぁ楽しそうなだけで絶対なにかしら問題が起こりますのでね。どのような夢でも夢は夢として尊重されるべきであり、それに対して上下のようなものはないのだ……という考えは確かに美徳に分類されるべき類のものではあるが、それにしてもしかし。

 

なんにしてもチェンソーマンのアニメ、そして続編が楽しみです。

 

異修羅あれこれ

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

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3巻と4巻の感想を書くタイミングを逃し続けている。買ってはいますが、果たしてネタバレどうすれば……いよいよ本戦が始まって、まぁ、なんだ、エラい事になっちゃっています。発売から時間たったから大丈夫かな……。

 

記事にも書いたが1巻登場修羅の中だと……いい加減にネタバレ配慮はもういいか、ヒグアレ、クゼ、ニヒロ、シャルク。2巻登場修羅だと、メレとトロアが好きです。そして見た目が好みの修羅1位が、3巻にてヒグアレから入れ替わりました。やっぱりねぇ、1位は女の子なんですよねぇ。女の子かなあの子……性別は女でいいはず。人間か、子かどうかはちょっと怪しい……たぶん、人間ではない……まぁ、なんでもいいです(無敵)。

 

これは声を大にして言いたいのですが、いやそんな露骨にネタバレする気はないんですけれども、仮に俺が「3巻でねぇ、AとBが戦ってねぇ、Aが勝ったんだよぉ」って書いたとしても、皆様にはそれで満足せず、ぜひとも本編を読んでいただきたいんですよね。だってそっちの方が絶対に面白いので。文章がいちいち格好いいんですよ。俺がこの高みにたどり着くのは果たしていつになるやらっていう感じで、一つ明白に言えるのはそれを待つのよりこれ、異修羅本編を読んだ方が確実にはやいって事くらいなのですぜ。実際、このベクトルを目指しているのかって聞かれたらそれはかなり微妙だし。

 

ちなみにいうまでもない事ですが、これは異修羅に限らず、感想記事全般に言える事ですぜ。俺の感想を読んで面白かったなら、そりゃあ本編読んだらもっと面白いです。俺の感想を読んでつまらなかった場合でも、本編を読んだら俺の感想よりは面白いはずです。……現状、アンチ記事というか、「これつまらなかったぜぇ!読まなくていいよ!」というベクトルの記事は描いてないし、たぶんこれからも描かないので。

 

倫理信じて「忍者と極道」を勧めよう

 

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こちらもすごい事になっている。幼狂死亡遊戯が終わったら一度「現状」のまとめ記事書こうかな……いやでも、俺がやらんでもな……。今や大人気の漫画である。適当に最新話を読んで、適当に心に残ったセリフなりキャラなりで検索してみなさい。その人達の中から適当に話を聞いてみるのが良いと思います。適当、いい言葉だな。

 

書いた当時は3巻が出るか出ないかってタイミングだったので、それ以降の話をするならば……やはり暴走族神、殺島の最後の話をしたいですね。

 

殺島の「最後」の選択に関しては「ようやく最後に『大人の責任』を果たしたのだ……」という見方が主流の様ですが、いや……いや確かに……そういう見方もあるかもしれないが……いやだが、しかし……個人的には、アイツは最後の最後まで『大人の責任』からは逃げていたと思いますよ。

 

花奈ちゃんの!側に!今度こそ!いなさいよ!

 

 無論、聖華天メンバーは全員が地獄行。八極道もまぁ、まず間違いなく地獄行。「極道界の聖人」夢澤さんでさえそこは誤魔化しようもなく(なぜなら聖人つっても極道だから)、殺島にとっての天国は、さぞかし肩身が狭かろう。しかしそんな天国でも、花奈ちゃんが一人で待っているでしょうよ!仲間と離れ、せいぜい肩身の狭い思いをするが良い。それがお前に本来与えられるべき罰である。

 

……と、まぁ、そんな事を思っていましたが、しかし実際よく考えてみれば、花奈ちゃんサイドからしてみれば案外不自由はしていないかもしれなくて(なにしろ天国だから)、むしろこれまでの平穏な生活がいきなりの父親(本来は地獄行)の登場により崩れてしまう可能性だってあるわけで、まぁだったら天国行で不幸な人が増える(かもしれない)よりも、楽しく地獄行にした方が、世界の幸福の総量的にもええかなぁとも思いましたので、まぁどちらの選択もありだったとは思います。アレが「大人の責任」としてどうだったかは、まだしっくりきませんが。こういう問題というのはどう答えても多少モンヤリしますね。そういうものでしょう。

 

それとあの「選択肢」自体がなんだか蜘蛛の糸的というか、説話的な臭いを感じなくもないので、もし天国への階段に足をかけていたら、こう、最後の方でパカッてなって、単純な地獄行よりもエグいダンガンロンパ的なおしおきの可能性もあるよなぁ、という思いもあります。だったら地獄行でいいか。楽しそうだし。

 

俺は殺島さんがべつに嫌いではないですからね。好き嫌いの話をするなら、むしろ好き寄りですらありますからね。それはそれとして地獄行自体は、まぁ、残当だと思います。残念ながら当然。否、残念でもないし当然。

 

その生誕を祝うために「ヤマトイオリ」(イオリン)を10000文字程語るぞ俺は

 

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ちゃうねん。追記を忘れたわけじゃないねん。4月の連続更新の最後にやろうと思っていたねん。

 

そしたら、そのタイミングで卒業生が出ちゃったんですよ!

 

いや、卒業生の皆様の今後に関しましては「祈っておこうかな……『航海』の無事を……」なノリでせめてその行き先が明るいものでありますようにと願うばかりでありますが、しかしそれにしたって、特に当時は、俺は「春は別れの季節」であるとか、「出会いもあれば別れもある」みてぇな定型文を使いたかったわけじゃねえんだようわあん、という思いで、結局タイミングを逃してしまった。用意していた文章の締めが新人さんに関する文だったので、繋げようと思えばきれいに繋げられるのもよくなかった。そういうつもりじゃなかったんだよ感を加速させてしまっていた。

 

……新人さんの中ではリクム姐さんが特に好きです。声がめっちゃかっこいいんですよ。声だけじゃない、マイクラとかコラボでの立ち振る舞いとかもですね……すげぇかっこいいんですよ。死んだわ語彙。

 

……追記自体は忘れたわけじゃないというか、あれから状況も色々変わってきていますので、もう、次に書くなら新しい記事として1本仕上げる事になるでしょうね。もちろん最推しである事に変わりはないがな。

 

「どっちでもいいじゃん」で終わらない「チ。ー地球の運動についてー」

 

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 4巻読みました。ノヴァク……やはり「そういう事」だったのか……。好きなキャラなんですが、登場すると「来るなっ!」と一喝したくなるのがノヴァクさんの味だと思っているのですが、今後はその傾向がますます強くなりそうですね。

 

「ノヴァク!来るな!お前は異端審問とは別の子供たちにC教をわかりやすく教えるとかそういう仕事を適度にこなしつつ、家族と時を過ごせ!それはそれとして家族にもそれぞれのプライベートっていうモノがあるのであんまり個人の領域には立ち入らないように注意しろ!風邪ひくなよ」

 

そんなノリかな。誰目線なんだろうね、というのは少し気になる。

 

先日作者さんのインタビューを読んでいたら、脇役のコルベについて熱く語っていて、「この魅力的なメインキャラを差し置いて脇役のコルベについて語るとは琴線が俺と近いな」、と思いましたが、冷静に考えたらこれも誰目線なんだろうか。琴線が近いも何も。作者さんだよ。全員語ろうと思えば語れるだろうよ。

 

コルベさんはねぇ、良い人……良い人……まぁ、良い人なんですよ……残念ながら……ッ!

 

4月の連続更新あれこれ

 

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4月連続更新に際しての記事ですね。この後もいくつかあるけれど、いったんここでまとめましょう。

 

といっても最後の記事のまとめと、今はあんまり考え方としては変わっていないのですが……多少時間をおいてから当時のまとめを読み返して思うのは、「全然更新頻度増やしてねぇなぁ」という事で、まぁ反省しかないな。反省というのは、それを踏まえた行動をして初めて意味を持つものなのですが……ところでここは無意味な個人ブログである。意味を持つことをむしろ拒んでいるブログである。

 

……それが果たして意味するところとは……!

 

 

6部アニメ化するってよ

 

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6部アニメ化の続報が届き、そして8部は完結する。……まぁ、8部の話をしようか。6部の話をするなら、今だとアナスイの服の話になっちゃうし。

 

8部は明負悟……「ワンダー・オブ・U」との戦いをもって、その物語を終えることになった。ガガはまぁあれはエピローグというか、5部で言うとローリングストーン(ズ)っていうか。ラスボスはワンダー・オブ・Uでええやろ。この論で言うと7部がちょっと微妙なんですよね、アレはギリギリで「ディエゴ」と言えなくもないというか……基本的にはD4C戦でいいと思うんですが。

 

うーん……うーん……いや、基本的には面白かったのですけれども、それはそれとして「そこを放置するのかよ!」が多かったのはまぁどうしても気になったよ。そりゃあ俺も今更八木山夜露の目からラップが回収されるとは思っていなかったし、首飾りの赤ちゃんに関しても病院が舞台になった時にはもう諦めていましたが、例えば「ホリィさんの入院費用」とかは回収する(気がある)と思ってたよ?ちょうど大金になりそうなロカロカがあるし……でもこれ換金したら、結局岩人間と同じなのかな、という気もするし。そういう意味ではどうしてもモヤモヤはしましたね。

 

ただ、基本的には面白かったのもまた事実……。個人的なベストバウトはなんだろうな、田最環(ビタミンC)戦だろうか。決して格好よくはないというか、言ってしまえば格好悪いダモカンが、戦闘に転ずるとどこまでも恐ろしく、主人公陣営をほぼ完封する強敵に早変わり……するのだけれど、でも冷静に考えたらコイツの能力の発動過程でどうしても指紋ベタベタをしなければいけないのでやっぱり恰好悪いよコイツってなる絶妙なバランスが好きですね。指紋で結界を作るな。

 

DMMキャンペーンあれこれ

 

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 この際のキャンペーンでDMMが60億の赤字を出したらしいですね。俺もこの際に買った者、この赤字の1%でも負担させた者として……と書いて思ったのですが60億の1%って600万だからすごいね。俺、そこまではやってないや。せいぜいが0.01%でしょうか……。……じゃあ、そんなに気に病むこともないか。

 

この際に買ったのはいわゆる「定番漫画」なんですが、電子書籍自体はあの後もちょくちょく買っています。今度なんか書くかもしれませんね。というかパンドラシャークがそれだよ。電子限定なんだよアレ。

 

基本的に「あればすぐ買える」という利便性、もしくは携帯性……「読んでいても傍目にはスマホ弄っているようにしか見えない」という匿名性は使う以前の印象よりも評価されるべき、と思う一方で、モノによっては表示までに割と時間がかかるなり、ページを捲るとロードが挟まったりするなりで速読性と……「適当にパラパラ〜っとめくる」様な一覧性は紙本の方が便利、という……まぁこの辺りは敢えて俺が言葉にしなくても言い尽くされてきている事でしょうが。

 

ただ、敢えてここを高らかに宣言する奴は少ねえだろうな、という所を詳しく書いておくと、「匿名性」がマジで便利。職場での休憩、ちょっと適当な誰かとの相部屋の際、「読書」に逃げる事が多い方は、「何読んでるの」「どんな本なの」との攻勢に困らされた事が多いと思われますが、スマホを弄っている際に「何見ているの」と聞かれたことは、俺は一度も無いですね……。みんなやってるから、やられると困るのが良く解っているので、やらないのだと思います。本にもその気遣いが欲しかったですね。

 

TBFあれこれ

 

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 Thunderbolt  Fantasyの3期、面白かったですね。ここにきて明確に「次のシーズンに続く!」を持ってくるか、とは思いましたが。まぁアレは12話では絶対全部はまとめられねぇ情報量だったモノな。

 

色々言いたい事はあるものの、とりあえずアレだ。軍破殿に謝らなければならない。見たまえアレこそが百撃成義。誉高き武人であった。アイツに「凡骨」呼ばわりされるのは、つまり善人の証ですからね。

 

敵にも味方にも自らの全てを曝け出し、呉越同舟を成し遂げて、見事に国の為にその身を焼きながら戦ったその姿は天晴れな物であった……まぁ、マジで物理的に身を焼いていたし、最後の最後でとんでもねぇ奴に突っ掛かっていっちゃったので残念ながらそのまま死んだのだが……わしは心底しびれたよ!

 

パンドラシャークあれこれ

 

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 6巻まで読了。新キャラの野槌ちゃんの服装が、スケスケのドスケベコスチュームかと思って焦りましたとさ。実際には肩紐からして、なんか薄い一枚布が間に挟まっているらしいな。あとスカート的な構造にはなってる。完全に俺の早とちり。思春期。駄目ですね。

 

パンドラシャーク……「個体名」も明らかになったのですが、この記事では種族名でいきましょう。パンドラシャークの「武器」や「特徴」が少しづつ明らかになってきて、そして「犠牲者」が現代においても出始めました。いやぁ、やっぱり成田の姉はヤバいんやなって。

 

まだまだ読者の声が少ないぜっていう気もしますので、別シリーズと絡めた6巻の印象的な点を挙げますと、まぁ、アレですよね。

 

ビルの壁を駆け、下っていく……野槌ちゃん曰く「そこそこ人間辞めてる」イルヴァさんに、戌井と初対面の時の葛原さんを想起しますよね!戌井がビルの窓から海へ身投げし、逃げるのですが……葛原さんは自らもその身を投げ、追いかけるのだ!物理の授業で習った方も多いだろう。この条件ならば、本来は先に着水するのは先に身を投げた戌井だが……葛原さんは窓枠を思い切り蹴りつけ、初速をつける事に成功、無事に「追いついた」のである!

 

なんかこう、偶然かもしれないんですが、ああ、越佐大橋の「発展形」なんだなぁ、と、勝手にうれしくなりましたね。……あん?イルヴァさん、「蹴る」だけじゃなくて「走った」の?ちゃんと移動出来てるの?……やべぇな、クズ以上かよ。葛原さんはしっかり強いですからね……それ以上となると……もちろん単純にどちらが上とかは言えないだろうけれども。『島を守るために戦う』『銃が相手の』葛原さんなら話が変わってくるだろうし。

 

……越佐大橋、やはりどこかで書きたいな。

 

ゲバルとそのファンあれこれ

 

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 ……ゲバルについての記事、としてまとめるならこちらの記事を主軸とするべきなのだろうな。「ゲバルのファンが集まる地~」の記事には、実は一つ目標がありまして、それはこのブログ内における「ランキング」に載ることでした。もちろん記事にもある通り、俺はこの「ランキング」がどう順位を決定されているのかまだ良く解っていない。解っていないのだけれども、アクセス解析によって「ゲバルについて語るには~」に人が集まっているのは解った。ならば、その層に訴えるような内容の記事を書けば、ランキングに載るのでは……。そんな分析の結果が、まぁ、これなんですけど。

 

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……ワン・ツー・フィニッシュ決める気はなかったんですよねぇ……。一応、イレギュラーな要素もあって……先日バキのアニメ続編のPVが公開されまして、そこに出てくるんですよね。ゲバル。それで検索数が跳ね上がって、俺のブログに来る人も増えたと、そういう「流れ」はあるみたい。

 

……じゃあ、アニメ放映中はちょくちょくここを経由してくる人が増えるのか。うーん……いや、本来は喜ぶべきことなのだろうけれども……なんなら一つの理想的な流れではあるのだろうけれども……「ゲバルのファンが集まる地~」でも書いたけれども、集めたところで次に続かないんだよな……。

 

ええ……来てくれた方への感謝は前にも述べたとおりですが、特にゲバルのファンの皆様にはここでもう一度本当に感謝させていただきます。感謝はさせていただきますが、なんにもすることは無い。他の皆様と同じように扱わせていただく。わかったか。

 

今後について

 

今回の振り返りはこんなところでしょうか。

 

情勢の影響で仕事がアレな感じになっていて、プライベートでもネタにできない感じのアレがアレになっておりますので、更新頻度は激減してしまっています。しばらくはこの状況が続くと思う。

 

そんな中この様な区切りを迎えられたことに関して、改めてご来訪いただいた皆様にはありがたく思っております。ここに二度目(ゲバルのファンの皆様は三度目)の感謝を。感謝しすぎて揶揄されがちなJpopの歌詞みたいになってますね。まぁでも、基本は良い事ですから。感謝。するだけならタダだし。それが本音か。

 

今後のブログの活動方針としては、基本的には今までと同様に好き勝手やっていくのかな、と思いますが、最近は若干「客層」を意識し始めましたので、リピーターの皆様に楽しんでいただける様な記事……と、新規顧客獲得のための記事と、あと好き勝手にやる記事を心掛けていきたいと思います。総評としては、今までと同様に好き勝手やっていきます。

 

ご意見やご感想、「これオススメだよ」、「俺はゲバルのファンだけどこれが好きだから俺以外のファンも喜ぶと思う」的なメッセージはぜひコメント欄や、あるいはマシュマロ(https://marshmallow-qa.com/zatto_mushi)までお寄せください。私もこういうのあんまり書き込めない方だし、くださらなくても良いですが。来てくれるだけでも。

 

それではこれからもよろしくお願いします!

 

次のスクショは多分15003人目だな。なんかタイミングを逃すんですよ。

ゲバルのファンが集まる(らしい)地で叫ばないし特に何もしない

数週間前から、ゲバルが当ブログのランキングに居座っております。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

俺はこの「ランキング」というやつが、どういう基準で上下をしているのか未だに解っていないんですが、とにもかくにもこの記事を書いている現段階、その1位はゲバルである。刑務所の雪辱をこんな所で果たしてどうするんだお前。

 

理由を調べるため、アクセス解析とか諸々をザーッと見てみたんだけれども、どうも「ゲバル」で検索すると当ブログが割と上位にやってくるらしいです。そこから流入してくる人がそれなりにいるわけだ。

 

つまりこのブログには現状「ゲバルのファン」が集まってくる訳で、そう言った人にフォーカスしていくのがこのブログを成長させていくコツ、であるのでしょう。顧客のニーズを把握するのは、何にも悪いことではない。

 

……「ゲバルのファン」にフォーカスする……?

 

……どないせぇと……?

 

……嫌だぜー?ワンチャン「ゲバラのファン」じゃん。「政治ネタ」とか絶対やりたくないぜー?特にそっち方面は危ないと聞きますぜー?そっち方面が実の所どっちかは、あんまり解っていないんですけれども。「東西南北上下ではない方向を指し示す言葉」だった気がするんですけれどもネー。解らないネー。

 

しかしコレはチャンスではある。「何をすれば良いか」は解っているのだ。ここは1つやってやろうではないか。

 

あと「カモミール・レッセン」で検索してウチに来た人はなんなんだよ。残念ながら君にはフォーカスのしようがないぞ。どう考えても。

 

まぁ、わかりますけどね。レッセン君は良い人ですよね。プロ意識、という観点からすれば、刃牙世界かなり上位に食い込む職業人だ。とった行動は間違いなく最適解。あのやらかしの非は完全に大統領にあるので。10:0で。

 

どうでもいいけど刃牙恒例のアレ、いつか絶対に怒られると思っています。単行本収録の際、大統領が「オリジナルキャラ」になっても驚かないね。「オリジナル役職」化まであるからね。日本のアレも割と際どい。

 

ゲバルとは?

 

その「個」としてのキャラクター性について思うところは、前述の記事で書き切った。故にここでは他との関わり、「全体」から見た際のゲバルについてまとめていく。

 

  • 強い
  • そんなに強くない
  • 設定が『濃い』
  • 出番はそんなに多くない
  • 結局主人公と直接関わらなかった
  • 脇役ではあるが、モブでは無い

 

……こんなところか。1つずつ見ていく。

 

1つずつと言いながら2つまとめて処理するが、「強い」と「そんなに強くない」である。コレはどちらも矛盾なく両立する。ゲバルは間違いなく「強い」のだ。インフレが多少(多少……?)進んだ今にあっても、そこそこ上位の強さだろう。

 

新キャラの力士軍団が相手だと、おそらく「鯱鉾」「獅子丸」辺りが相手なら安定して勝ちを狙える。「猛剣」も相撲にこだわるその姿勢からして、ゲバルからすればペースを掴みやすい相手だろう。「巨鯨」は微妙。ゲバルが腕力で勝てないオリバがその剛力でなんとかできなかった渋川を力でなんとかした男なので。それだけで一概に勝てないとは言わないけれど。「炎」も……恐らくはイケる。「刃牙としか戦っていない奴」、強さがわかりにくいから若干不安ですが。「零鵬」はわかんないです。

 

ただ……「宿禰」は無理だろうなぁ。「武蔵」も厳しい。

 

ここがゲバルさんの難しい……そして「そんなに強くない」点であって、ゲバルさんは「Bランクの相手には危なげなく勝てるし、Aランクにも時と場合を選べば勝てる事がある」んだけれども、それは同時に「小細工しないとAランクには届かない」という事でもあり……「Aランク上位やSランク相手には勝てるビジョンがまるで見えない」という、そういう構図がここにはあります。B++ランクなんですよね、ゲバルさん。

 

そういう強さの人なので、架空の対戦カードを論ずる際に、「〇〇には勝てる」「いや負ける」「××には負ける」「いや勝てる」の個人差がデカい。俺の対横綱戦績に異論がある人も全然いるでしょうし。この辺りを語る楽しさが大きい人なので、検索するファンもそれなりに多いのではないかと考える。

 

次に「設定が『濃い』」というところで、ゲバルさんの設定は実に濃い。

 

「大統領」であり「テロリスト」でもあり、「忍者」でもある。昔は「海賊」でもあった。そのくせ自首して収監された「囚人」でもあり、やりたい事が終わったら勝手に逃げたので、厳密に言えば「脱獄囚」だ。あと、顔が「革命家」に似ている。コレはまぁ、いいや。

 

とかくコレだけ属性を並べてみても、その魅力を語るにはまだ足りない。

 

それでいながら「出番はそんなに多くない」のだから、ここが『濃い』という表現をした所以である。要するに「語るべき要素は多いが語り尽くされてはいない」という事になるのか。もう原作には出てこないだろうから、自分たちがやるしかねえんだよ、という事である。

 

だから語りたい人が多く、検索するファンもそれなりに多いのではないかと考える。

 

そして「結局主人公と直接関わらなかった」である。関わってはいたか。戦わなかった、である。

 

刃牙に限った話じゃないが、刃牙に限った話じゃないが、刃牙に限った話じゃあないんだが(3度目)、主人公と戦うキャラクターと言うのは、大体負けるのである。一回主人公に勝つくらいはあるかもしれないが、それはすなわち再戦フラグであり、そしてすなわち逆転敗北フラグなのである。

 

あと統計をちゃんととってみたら、刃牙の勝率、主人公界隈では比較的低い方に入る気もするな……。……まぁ、良いや……。……「刃牙」というシリーズ漫画で、一番語る際の距離感に気を配るキャラクターかも知れない、それが主人公「範馬刃牙」……主人公としてどうなんだそれは。むしろ良いのか?

 

ともかく、勝っても負けても物語という「運命」に組み込まれてしまう主人公……とはついに戦わず戦線を離脱した、ここも大きいだろう。「出番はそんなに多くない」にもかかってくるところだが、ここには「余白」がまだまだあるのだ。運命はまだ誰の手にも渡っていない。ゲバルの行く末は、誰も知らないのである。

 

いやまぁ、普通に自分の島でのんびりしてると思いますけど。「島のみんな」との雰囲気とかも良いんですよ、ゲバルさん。フラッと他所の国に捕まりに行っちゃう大統領、冷静に考えたらかなり困りますけどね。まぁ、バレてねえから良し。

 

そして「モブキャラではない」。

 

ここもポイントで、「主人公と関わらない」「出番が少ない」という2つの特徴を持ちながらも、それでも「脇役」の範疇であって、「モブ」ではない。読んだ人が「誰だよソレ」とならない。名前が売れていてある程度の華がある。

 

コレは語る際「それなりに」容易であり、また検索性も高い事から、検索するファンもそれなりに多いのではないかと考える。

 

だから「カモミール・レッセン」で検索してきてくれた彼は、ある意味ですごくありがたい人材なんですよ。彼(彼女かも知れんね)にとってはカモミール・レッセン君はモブでは無かった、という事で、つまりそれなりに良い話なのさ。

 

それはそれとしてフォーカスのしようはないけれど。そこは諦めてくれ。ちょっと考えてみたけれど、どうしても「やり様」が浮かばなかった。いつか良い事あるよ。

 

どうフォーカスしていくか

 

以上の要点から、このブログに多く来る「ゲバルのファン」とは、つまりこういう人物像ではないか、というのが見えてくる。

 

  • 原作で実現しなかった「架空の対戦」を好む
  • 「原作で語られてはいないが、要素から推察できる設定」を考える事を好む
  • メジャーどころ(刃牙だと……花山とか?)のキャラについて、今更どうこういう事はない(少ない)
  • かと言って敢えて「モブキャラ」を語るほどわかりやすくコアでもない

 

うむ。

 

これフォーカス……敢えて悪い言い方をすると、媚びねぇ方がいいやつだな?

 

俺の勝手に考えた客層に、あんまりこういう事は言いたくないけれど……これ……「オタク」じゃん……。それも公式がそちらに向けたサービスをすると「媚びてほしくなかった」とか「公式の解釈違い」とか「原作者は原作読め」とか言うタイプの……ちょっと厄介な奴……。

 

……あくまでもコレは俺が勝手に考えた客層、と言う事はちゃんと認識した上で、「こういう人に見られているかも知れない」と把握し……そして、具体的な行動は、何一つとして起こさない。今まで通りの通常運転。

 

そういう事にしましょう。

 

真面目な話、私も大概そういう傾向はあるので……そんな私が自然体で行動してきた結果、同類が集まってきたというのは、コレはそれなりに「類は友を呼ぶ」的な夢のある話で、つまり路線を無理に変えるべきではないという事なのでしょう。

 

どんな人でも来てくれるならありがたいですしね。

 

そんなわけでコレからも、多分そんなに変わらないと思います。気が向いたら来れる際に来てください。

 

あと「カモミール・レッセン」で来てくれた人は、そのままの君でいてください。そうするとですね、俺が嬉しい。

 

 

 

というか刃牙の話したらいいんじゃねえの?

 

「ゲバルのファンって多分、要するに刃牙のファンなんだから、敢えてそういう層にサービスをするのであれば、刃牙の記事増やせばいいんじゃねえの?」

 

……単話リアルタイム感想とか新巻発売時に感想とか、かい?

 

……うーん……。

 

いや、刃牙(漫画)は、好きなんですよ?いろいろ言われている最大トーナメント以降……最強死刑囚編以降……ピクル以降……親子喧嘩……『道』……についても、目は通してありますし、なんだかんだで好きではある。

 

こう……それこそゲバルに代表される様に、「短い出番でキャラをバシッと立てる」技術であるとか、あるいは「そのキャラに相応しい表現のモノローグをバシッと決める」であるとか……ゲバルで言うなら「地球拳」の様な、こういう表現が適切かは微妙だが、「外連味」を出すその演出力に関しては、俺は本当に板垣先生はスゲェなぁ、と思っています。

 

好きな「キャラクター」でいうと、別の記事でも書きましたがジャック・ハンマーですね。今日の為に明日を捨てた男。

 

ただ、その……「物語の展開」については、少し……少し、あまりポジティブではない方向の文章を書きたくなってしまう事が、ないわけでもないので……。

 

特に俺はジャック・ハンマーが好きなので……色々……。

 

……まぁ、そういうことです。

 

必要な文は見せたということだ。

 

これ以上は見せぬ。

そこまで不幸ではない彼もまた「映画大好きポンポさん(劇場版)」

映画大好きポンポさん。

 

Pixivに上げられた漫画がエラい勢いでバズり倒したのがきっかけで漫画の単行本だの続編だのが生まれ、ついにこの度映画化だ。

 

私もPixivで読みましたよ。初バズの際に。故に、「アイツは売れると思ってた」みたいな古参面も出来なくは無いんですが、バズの規模が規模だけに、あの人数の中で1人古参面しても、滑稽なだけなんですよね。

 

「アイツは俺が見た時にはもうかなり売れていたけれど、もっと行けると思った」

 

くらいにしておきましょう。このブログで取り上げるものは、大体そんな感じ。他にも色々あるけれど、今回それはいいや。全部ポジティブですぜ。今のところは。多分コレからも。

 

まぁ、今から書くのはその「もっと行った先」なんですけれども。これ以上売れたらどこへ行ってしまうのか。

……実写化?

 

……ああ、でも……ワンチャン、あるな……原作のあの辺りのゴタゴタをリアルに描く形で……。……ひどく悪趣味なものにはなりそうだけれども……。アニメパートと実写パートが別々に存在したりしたら面白そうですね。

 

 

円盤販売したら差し替えます。

 

別に五大湖フルバーストの話するためだけに見に行ったわけでは無いですからね。しっかり書きますぜ。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

以下ネタバレ注意!

 

 

 

【敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで制作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を観ることにも慣れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの政策を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MAISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった!ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波乱万丈の撮影が始まろうとしていた】

(映画公式サイト STORYより引用)

 

クオリティについて心配はしていなかった……と言えば、少し嘘になる。もちろん原作に素直に作れば、それなり以上に面白い作品には仕上がるだろうけれども、しかし、懸念はあった。

 

あまりネタバレを踏まないようにする中で、それでも見えてしまったポスターの「キャッチコピー」がコレである。

 

「幸福は想像の敵」

 

本編中にもある台詞だ。内容や受ける印象とも、さほど乖離はしていない。だからコレを見た時点では、特に何も思わなかった。ヒキとして良いじゃん、くらいは思った気もする。

 

……だが映画が始まってすぐの冒頭、「オリジナルキャラ」のアラン君がチラ見えした際には、このキャッチコピーを思い出し、少し「あー……?」となってしまった。

 

いや別にオリジナルキャラだのオリジナル展開だのは良いんですよ。必要な事だ。ただ……現れ方がよ……。

 

この「幸福は想像の敵」をポンポさんに「お前めっちゃ良いモン作れると思うわ〜!」みたいなノリで「言われる」側であるジーン君の学生時代……映画感想ノートを水溜りに落とし、1人で帰る学生時代……そこに友人いっぱい、恐らくは彼女と腕組んで現れたのが、オリジナルキャラのアラン君なわけです。敢えて安い言い方で対比構造の説明をすると、「非リア」のジーン君と「リア充」のアラン君ですね。

 

この対比構造とキャッチコピーで脳裏に浮かんだ懸念点は、「あー……?この先ひょっとして『非リアのジーン君を見下してたリア充アラン君がスカッとジャパンされちゃう流れ』かー……?」というものでした。

 

いや、ええねん。そういうザマァ系というか、スカッとジャパンみたいな……「ムカつくアイツを見返してやるぜ」みたいな動線で展開される話は古典からの定番だし、フォーマットがすっかり確立されてるし、名作も多々存在するので。そういう話が存在する、コレ自体は全然ええねん。

 

ただ、「そういう話ではない(ジーン君が不幸なのはともかくとして、少なくとも作中に『憎まれ役』は存在しなかった)原作」の劇場版が、「そういう話」にされちゃうのはなー……。どうなんだろうなー……。まぁ、結局出来次第なんですけれどもねー……。

 

そんな風に思いながら、物語は進んでいった。

 

ネタバレすると、全然、そんな事は無かったんですがね。杞憂でした。アラン君、めっちゃ良いやつでした。良かった良かった。

 

なんというか最近、「リア充って大変だよなー……」という意識が芽生えてきまして。あんまり敵視して酷い目に合わせたり、あるいはなんか、露骨に「悪く」させられてコイツ本当に友人に恵まれたリア充なんか?みたいなキャラだったりする作品には素直に乗れなくなってきている。

 

何故かね。俺自身がリア充になったからだ。……と言えればいいのですが、残念ながらんなこたぁない。断言&即答出来るのが悲しいところよ。コロナ禍ってのは「リア充」が「リア充」を維持し続けるだけでも大変な情勢ですのでね。そんな時に業界に「新規殴り込み」いけるやつは、よっぽどのアレかソレでしょう。

 

だから、「非リアの苦労」であるとか、人によっては「リア充の見下した視線」……それが皆無であるとは言わないけれど、でも「リア充の苦労」もあるし、残念ながら……喜ばしい事に?……どちらかしらんけれども、「リア充」と「非リア」は全然別種族でもなんでもないので……まぁ、うん、お互い大変ですね。

 

ここで嫌な顔するリア充はあんまり好きじゃないリア充です。だから不幸になれとも言わんが。

 

そんなアラン君が活躍するオリジナルパートですが、違和感はありませんでしたね。

 

たしかに「解決方法がダイナミック過ぎる」であるとかはあるかも知れないが、じゃあジーン君は「ああいう事」しないのか、という話になると、コレは「するね」と断言&即答出来る。むしろ原作のジーン君が若干「我慢していた」様に思えるレベルで、あの行動については違和感がなかった。

 

ポンポさん2以降のジーン君なら、あの程度は全然やるしね。

 

……「受賞した監督」でもかなりギリギリの権限を「新人監督」が行使するのってヤバくない?それはそう。でも、それはそう、で終わる話というのも、それはそうなんですよ。ジーン君はヤバいやつだからね。知らなかったのかい?

 

「それなりに」どころではなく良い映画でした。皆様もぜひ、ご覧ください。

 

……あ。2、3の間にOmnibusとか…色々挟まってくるの?それは知らなかった……アンソロジー的なアレかと思ってた……。今度見かけたら読もう。皆さんも注意してくださいね。俺は駄目だったからよ。古参面失格ですわ。するもんじゃねえな。

 

あと、(ネタバレ反転!)カメラ止めた後でバチクソに怒られてたとは思いますよ。話し合いの流れ次第では全然外部の情報出てきちゃってたからね。機密流出一歩手前……あの交渉自体が本来外に出たらマズいモノではあるだろうから、もうしちゃってるか。そりゃ多少は怒られますわ。

 

アラン君も決して順風満帆というわけではなく、そこまで不幸……と取り立てて言うほどではないにせよ、それなりには苦労してるのさ。それはたぶん、みんなそうさ。

俺は泣いたよ!「五大湖フルバースト」

ポンポさんの映画を見ましてね。

 

「それとさ……泣かせ映画で感動させるより」

「おバカ映画で感動させる方がかっこいいでしょ?」

 (映画大好きポンポさん 漫画版 17P)

 

こんな台詞がありまして。

 

まぁ、これはこれで色々と、賛否ある発言だとは思いますよ。泣かせ映画で狙い通り泣かせるのも難しいんだよ、とか、おバカ映画で感動するのは多分どこかズレた感性のお客さんだけじぇねえの、とか。反論は浮かぶし反論の反論まで浮かびますが。

 

ただまぁ、そういう理屈より先に立って、俺の脳裏に浮かんだのは。

 

五大湖フルバーストの話してる!?」

 

というものでした。

 

していないと思いますね。今落ち着いて考えたら。

 

 

……まぁ、こんどは五大湖フルバーストが果たして【おバカ】映画……ないし【おバカ】漫画であるかどうか、という話になってくるんですが……。

 

……いや、メカになった横綱が「八艘フラーイ」と言いながら対戦相手を抱えて飛び、空中で放り投げて土俵に落下、爆散させる漫画はおバカ漫画だな。

 

はい!ネタバレ注意

 

 

【近未来、アメリカの国技は“相撲”となっていた!全米相撲の聖地デトロイトで“技の横綱”と称賛される力士・五大湖は、ロボット科学者ドクター・グラマラスの甘言に乗り、その肉体を機会へと改造されてしまう。全身を最新鋭の重火器で武装し、土俵で殺戮を続ける機獣と化した五大湖を斃すため、石像となり眠っていた“角界の守護神”伝説の横綱が…………甦る!!あらすじを書く側からしても、正気でそんな漫画が存在するとは思えない怪作にして大傑作。異論は認める!(特別寄稿/ヤスダスズヒト)】

上巻カバー裏面より引用

 

まず五大湖フルバーストがどういう漫画なのかというと、本当にあらすじそのまんまなんですよ。

 

メカになった横綱、『五大湖』が「相撲の概念存在」たる『伝説の横綱』と戦うんです。

 

『伝説の横綱』は明らかに概念系のサーヴァントで、恐らくは歴史上の数々の力士の偉業、または彼らへの民衆の尊敬、信仰が形を為した存在でしょう。明らかに「ただの人間」ではない。

 

だってアイツ、「壁」に居たもん。「壁」に飾られていたオブジェに相撲式三種の神器を用いた「復活の儀式」を行うことで、3日の後に復活を果たしたのが『彼』である。恐らくクラスはルーラーだ。「神の依代」であるとされる『横綱』の伝説をベースに、擬似的に「救世主」を降ろしたのであろう。

 

離せ!俺は正気で本当の事しか言っていない!……マジでFate関連用語以外は本編そのまんまですよ!壁の石像に三種の神器で復活の儀式をしたら三日後に出てきたんだ!

 

……一方の「五大湖」は、これはこれでイロモノである。

 

五大湖は伝説的な横綱だ。『伝説の横綱』のような概念存在ではない。実在する伝説なのだ。その強さは確かだが……実在するが故の苦労も、多々、存在する。

 

原因不明の病により弱り果て、子供との関係はうまくいかず、周囲からはもはやロートル扱い。そんな失意のどん底に沈んだ彼が出会ったのはドクター・グラマラス……。相撲を「貶めよう」とする彼女の誘いに乗り、五大湖は心なき殺戮相撲マシンとなってしまう……!

 

……そういう、割とシリアスな流れでロボットになったんですよ?そんな目で見ないであげてください。

 

そういう、割とシリアスな流れで、空を飛んで相手を土俵にポイ捨てしたり……、あるいは、猫騙し(閃光による目潰し攻撃)からの四十八手ミサイル掃射を敢行するマシンと化したのだ。

 

……本当にそんな目で見ないであげてください。でも「こんなの相撲じゃねえよ!」という反応は、ある種正しいものではあるんだよなぁ……。

 

ともかく、そんな『伝説の横綱』と『五大湖』が戦う話だ。それが「五大湖フルバースト」だ。

 

俺は泣いたよ!

 

笑いすぎたとかでは無くて、割とガチで泣いたよ!

 

取組が始まってからはそりゃあもう息もつかせぬ怒涛の展開ってやつなんですが、敢えて好きなシーンを「場面単位」で1つ取り上げるとするならば……。

 

五大湖とその息子……長年続いたすれ違いで、冷え切った親子関係のこの2人……それを息子が乗り越えて、五大湖に「言葉」を送るシーンでしょうね。

 

見開きでごくごく短い、10文字にも満たないような「メッセージ」を送るんですが、コレが実に……!なかなか次のページに進めませんでしたねぇ。

 

……ネタバレに配慮するとどうにも不穏な文章になるな。いや、「言葉」はすげぇポジティブなモノですよ。冷え切った親子関係に対する恨み言をついに……!みたいなものではない、すごく……勝負しているその最中には、ありがたいモノです。

 

……だからこそ、ページを捲るのには、すごく気力を要したのですが。いやぁ、良いシーンだった。本当に。Perfect Communication!

 

……下巻収録、「両国リヴァイアサン」も良かったです。漫画史上、最も清々しい「八つ当たり」でなかろうか。その怒りは、正当に晴らすべきでは無いのだから。

 

力づくで感動させてくる、カッコいい漫画ですよ。五大湖フルバースト。未読の方はぜひ一度、ご覧ください。

 

力士が力づくで来るんだから、そりゃあ勝てるわけねえんだよな。本部も負けるんですよ?俺も負ける。当然の帰結

 

……本部のアレって結局シンプルに凡ミスだったんですかね?

「嘘喰い」業の櫓の素朴な人主、または読者

嘘悔いが実写化するらしいですね。……話自体は割と前からありましたが。まぁ。うん。

 

ポスターやちょっとした映像なんかが公開されるところまで話が進みましたか。そうですか。まぁ。うん。

 

……だいぶ独自の味付けが強いようですね。

 

まぁ……そうさなぁ……初めは「マキャベリストゲーム」主体で、各種それっぽい「芸能人」を仕立てて、たとえば「人気司会者」……の見た目のモデルっぽい人はもう引退しちゃってるから、今だと…………とかにしたら面白いかな、とは一瞬だけ思ったけど。

 

でも……俺、あの司会者、割と好きだし……「最後に裁かれるべき罪人」周りの描写、嘘喰い本編の中でも結構好きなシーンというか、流れというか、仕掛けだし……そんな演出はよく考えなくとも悪趣味だし、してほしくねえなぁ、という感じで落ち着きました。全員ネタにできねえ犯罪者ばっかりだったわ。ネタにできる犯罪者、とは一体。

 

実際行くかはまぁ、しばらく「見」にまわってからにします。ラインとしては、そうですね、號奪戦が見れそうなら、たぶん行きます。

 

そんな嘘喰いの、俺が何気に好きなシーンの話をしましょう。

 

まぁ、確実に実写化はしないし、この後アニメ化とかの企画が持ち上がった際にもたぶん改変されるんじゃねえかな、というシーンです。

 

経緯を説明しましょう。ネタバレ注意

 

 

業の櫓、というゲームの終盤にそれは起こりました。

 

業の櫓は、相手と自分が最大10個の珠を任意の数握り、その合計数を当てる、というシンプルなゲームです。合計数を現場の最上階にある【装置】に入力すれば勝利なのですが、【暴力禁止】の縛りが設けられているのは現場1階の限られたエリアのみ。ヒョロガリ主人公にとってみれば、1階から出る事はほぼ、死を意味します。

 

……獏さん、本当に身体弱いからね。殴り合いなら一般人……君がそれなりに鍛えていて、もし武器か何かを持っているなら、おそらく分はそちらにある。……そんな事したらエラい事になるので、俺はしませんけれど……。

 

さて、こんなゲーム、ただ当てずっぽうで当てられる訳もない。装置に入力できるのは、2人2組、計4人のプレイヤー、それぞれ各々1回ずつなのだから。そこでゲームを補助する為に設けられた施設が、【血の教誨師ドティの部屋】である。

 

ドティの部屋では、相手との合意が取れているのであれば、自分が考えた【合計数】があっているかどうかの判定を行う事ができる。もし【合計数】があっていたならば……相手は、自分の「血液」を輸血され、凝血、死に至る。

 

尚、ドティの部屋においては、【ありえない合計数】を入力すれば、即ペナルティがくだされる。……わかりやすく言えば、入力する数字は、「自分の珠の数+1」以上でなければならない。

 

ここで私の「わかりやすく言えば」に「なるほどそうか」と素直に頷いてしまった人は、嘘喰いのところに異世界転生してもギャンブル方面に行ったらダメですよ。裏があるに決まってるんだからこんな表現。せめて暴担当を目指しなさい。そちらもキツい道のりだが。あるいはもう、普通にラーメン屋さんとかやりなさい。治ラーメン……!

 

本来であるならば、このドティで合計数を当て……相手を殺し……悠々と最上階で入力、というのが定石になるのであろう。

 

まぁ、この漫画は「嘘喰い」なので。バンバン外に出て、バンバン殴り合うんですが。しかも途中から第三勢力や警察も乗り込んできてねぇ。大変でした。みんなでバンバン殴り合うんですよ。獏さんも外に出てボコボコにされました。何をやっているんだ。

 

……ここで「何をやっていた」のかは、割と本当に大事なポイント。まぁ、せいぜい気を付けるが良い。どうせ解らんだろうけれども。

 

さて、この戦いは、色々な人に「観られて」いた。

 

代表的なのが【人主】である。まぁ、ひどく悪趣味な馬主みたいなものです。試合に出資し、その様を特等席で見物し……もしも負け、負債が発生した際には、無様な敗者の死をもって、留飲を下げる。そんな彼らは、この試合を見物し……口々に試合の様子を見て、色々言っていた。

 

彼らは、基本的には悪党である。

 

人が死ぬ様をハイテンションで見たい見たいと騒ぎ立てる、悪趣味な集団である。

 

そもそも賭博自体犯罪なので、そこに加担する彼らに良心を期待する方が間違っているのか。

 

「これで血が入れば確実に死ぬぞ!!弱ってる奴を見るのはなんて気分がいいんだ(228話)」

 

「順を追って考えよう!嘘喰いの珠は1・2が消えたこれは動かん(229話)」

 

「守りに行くなら14より13が安パイ!自分の数を読まれにくい(230話)」

 

嘘喰いの導き出した渾身の数字!!絶対の自信を持って指を突き刺した正解パスワードだろ(237話)」

 

無責任な第三者は、聞こえないのをいい事に、無遠慮に勝負に口をはさみ続ける。

 

だが、少し見方を変えてみれば、これは「熱心な読者」そのものではないか?

 

「彼ら」の命懸けの戦いを、どこまでも安全圏で、好き放題しながら見物する第三者……金を出してもいないし、観れる「カメラ」が写す範囲を考えれば、むしろ彼らより悪質かもしれない。

 

……それも、主人公や相手の一挙一足に「意味」があるとし、「今後の展開」や「今回その選択をした理由」を考察する彼らは、もしも読者だとすれば、それなり以上に熱心な部類。

 

そんな彼らを悪しように表現する資格が自分にあるか。自分がここにいたら、一体彼らのような視点で観れるだろうか?彼らのように熱意を持って観れるだろうか?

 

そんな事を考えていると終盤、彼らの中の1人が、ついに口を開くのである。

 

「……あのさっ」

「ちょっと今さらだけど聞いていい?」

「これって1から10の珠の内相手が何個持っているか それをお互いに探るゲームなんだよな? そして自分の珠との合計数を当てる」

「はぁ?」

「今さら何言ってんだこいつは」

「いや 皆が説明したり先生の表とかも見たけど…こういう数字はちょっと苦手というか さっぱり分かってなかったんだ俺」

「あっ…俺も」

「おいおい大丈夫かお前ら(258話)」

 

……。

 

……把握度が俺以下の奴がいてくれた……!

 

いや、でも凄いんですよこの人。業の櫓ってのはかなり長丁場のギャンブルでしてね。この人が「実は俺全然この勝負わかってねえんだ」っていうの、マジでその最終盤なので。

 

貴方はじゃんけん大会の決勝戦まで見ておきながら、隣の人に「これってグー・チョキ・パーの三すくみ それで勝負するゲームなんだよな? そしてグーはチョキに勝ててパーに負ける」と言えますか?

 

まぁもう終わるし、皆盛り上がっているし、いいや。

 

見栄を張って、そう思ってしまわないだろうか。

 

解らない事を解らないと素直に言える。コレは常に美徳である。例え悪人であろうとも、それはまぁ例外なくそうだろう。悪人に一欠片の美徳があっても良い。相殺されるかは知らん。ケースバイケース。でも個人的にはこの人は大した事やってないと思うよ。

 

「これって実在しない企業による架空の投資話 それにあの人を乗せて金を出させようとしてるんだよな? そして俺たちでその金を山分けする」

 

つまみ出せこんな奴。必然、今こうして呑気に生きていられるのなら、「そういう局面」は無かった、という事なので。

 

「これって人の指に生えている爪 それを剥ぎ取った痛みで情報を得るゲームなんだよな? そしてお前はまだ何も喋っていない」

 

……コレはちょっとサイコで怖いね。この路線はあるかもしれない。

 

というか「業の櫓」の人主さんは色々素朴なんですよ。嘘喰いと対戦相手のそれぞれの思考を表にしてくれる人とかいるし。

 

「俺が今表にして計算してやる(231話)」

 

「おおーさすが教授仕事が早ぇー さっそく見させてもらうぜ」

「おお いい出来だ(234話)」

 

このためにわざわざ会員だけが観れるサイト立ち上げたみたいですからねこの人。ネット音痴としては雲の上の存在である。ただ悲しいかな、この表は、その……まぁ……無いよりはあったほうが分かりやすいけれども……。

 

……まぁ、こんな人主さんの愉快なやり取りは、実写版やアニメ化の際にはほぼ間違いなくカットされるので、よろしければ漫画をぜひご覧ください。

 

初期と後期でだいぶ絵柄が変わるのと、最初期のトラブルバスター路線はそんなに面白くないのだけ留意していただければ、多分あなたはハマります。

 

そうだなぁ……。

 

立会人が「アカン! このままだと嘘喰い負けるで!」って言って、実際マジで嘘喰いがそのまんま特に逆転せず普通に負けるくだりまでは読んでみてください。……言っちまうか。「負けるぞ」って言われるのは93話で、マジで負けるのは95話です。

 

こういう表現で最終巻まで読ませるの、そんなに面白いネタでは無いと思うんだよね。

 

そこまで読んだら「××編」とその後の「××の××××××編」とその後の「××の××編」までは読んで貰えるだろう。

 

ハマれ!

 

推しの立会人は課長です。あの人、立会人としては全然新人で、「仕事」としてはプールに入って器物損壊しただけなのに、めっっっっっちゃ大事な試合の担当を決める儀式でマジになって立会人歴が長く人気もあるベテランを追い詰めてるの本当に空気が読めなくて好き。

 

あの場にお前が行ったらどんな空気になると思ってんだ。

「熱帯」はいつまで楽しく読めるのだ

たぶん杞憂なのだけれど、佐藤哲也「熱帯」を楽しく読むなら今のうちだ、と思う。

 

熱帯は面白い小説なんですよ。

 

内閣府の極秘プロジェクトと、ホメロスと、プログラマーの悲哀と、環境テロリストと水棲人が複雑に絡み合う話なんですが、それをエンタメとして楽しめなくなる期日、と言うのが迫っている様な気がするのです。

 

まぁ、多分杞憂なので、そこまで気にする必要もないでしょうが。

 

 

以下ネタバレ注意!

 

【あらすじ】

 空調が停まるほどの熱気と湿気に襲われた日本。エアコンを爆破するテロリスト、CIA工作員らが狙う国家機密「事象の地平」とは(Amazon商品紹介ページより引用)

 

 

杞憂の根拠(妙な日本語だ)は、例えばこんなところにある。

 

作中の環境テロリストは、「日本の伝統」を金科玉条としているんですね。彼らは日本の伝統『だけ』で、打ち水だとか風鈴だとかで、ここ最近の熱暑に対抗しようとしているわけです。それを強制さえしなければ「まぁ、無理せずに頑張ってね」で終わるんですが、テロリストなのでバリバリに強制する。エアコン使ってる所片っ端から爆弾仕掛けようとする。

 

『エアコンをとめて頭を冷やそう』

 皆さんはもしかしたら夏を暑いと感じているのではありませんか?

 暑いという感覚を信じて、冷房を使っているのではありませんか?

 冷房がなければ、夏は越せないと考えているのではありませんか?

その考えは間違っています。あなたの行動は間違っています。冷房が生み出す不健全な風はわたしたち日本人の健康を損なうだけです。自然をただ征服すればよいと考える悪しき欧米文化に毒されているのです。欧米文化が生み出した恐るべき産業文明の犠牲となり、冷房を買わなければ夏を過ごせないと思い込まされているだけなのです。

 (P97)

 

例えばコレは、同じ様に「伝統」で熱暑に対抗しようとした結果、何かしらの大きな被害を出してしまった……という様な状況下では、「フィクション」としての楽しみ方にわずかながらに影響が出てきてしまうだろう。

 

そういう日が、なんだか近づいている様な気がする。

 

 

 

杞憂の根拠(妙な日本語だ)は、例えばこんなところにもある。

 

作中の政府パートにおいて、重要な役割を為すのは「不明省」だ。何をやっている省庁なのかというと、コレは不明である。何をやっているのか不明な省庁なのだから、一度「それは不明省の仕事である」とされると、もうその件については何が何だか誰もわからなくなってしまう。不明なのだから仕方ない。

 

 不明省は行政の失敗を飲み込む。計画を飲み込み、通達を飲み込み、報告を飲み込む。いかなる手段によってか特定の状況をそのまま飲み込んでしまうのは得意中の得意だし、おそらくは同じ要領でいくつかの公共事業を飲み込んだことがある。株価指数公定歩合、時には為替相場を飲むこともあるし、外交交渉を飲み込んだこともあるという。開発に失敗した戦闘機も飲み込んでしまうし、周辺諸国との緊張関係も喉の奥になし込む。そしてどうやら人間すらも飲み込んでしまう。

 これは人間の人間による人間の行為の限界のために設けられた突破口にほかならない。いかなるものも不明省の管理下に置かれたその瞬間、それは失敗でも過失でも不手際でも不祥事でもなくなり、同じ灰色を帯びた不明の出来事となるのである。まさに不明省の存在によって、我が国は諸外国に対して誇示できる交渉の材料を獲得し、また国内にあっては未だに満たされることを知らない国民を相手にいつでも何かしらの約束ができるということになる。

 (P21-22)

 

例えばコレは、いわゆる権力者がよく解らない理屈を並び立てるその場面の、当事者となってしまった人にとっては、「フィクション」としての楽しみ方にわずかながらに影響が出てきてしまうだろう。

 

そういう人が、なんだか多くなっている様な気がする。

 

 

 

杞憂の根拠(妙な日本語だ)は、例えばこんなところにもある。

 

プログラマーさん達の集まる開発会議で、遅れているプロジェクトをなんとかするために、今まで使った事もないソフト(で良いのだろうか?私はパソコンは毎日の様に使うけれど、技術的な部分については何もわからない)を使おうか、どうしようか、みたいな話になるんですよ。

 

で、使おうか、どうしようか、みたいな会議ではあるんですが、実際のところは『使う』一択なんですよ。神によってデバフをかけられ、正常な判断ができなくなった上役が、その状態で「使うぜ」つってるので、部下は従わざるを得ないんですね。

 

……ああ、神は神だよ。

 

神々の父なる神の真意は不明省プロジェクトに混乱をもたらすことにあったのだが、黒小路乱造はその企みにまんまと捕われ、また神々の父なる神が貴重な経験則に闇を振りかけておいたので、疑う心を持つ機会を失った。

(P37)

 

神はいます。……複数人。

 

ところが「正常な判断ができなくなった」上役が「使うぜ」と言っているので、みんな、なんとなくだけれども嫌な予感はするんですね。勇気を出して……ノリからするに単純に出世欲が無いというか、そういう方向の意識が低いだけかもしれないが……「やめといた方が良くね?」みたいな事をいう人もいるんです。

 

それに対する返答が、こうだ。

 

「いいかげんにしろ。それでも君は技術者なのか。様々な問題を抱えた今のこの状況を、一致団結して突破していこうという考えはないのか。この状況を打破するために、黒小路部長はオネイロスを導入すると言っているのだ。導入すると決まった以上、それが仕えるか使えないかなどと余計なことに気をまわしてもらう必要はない。見たこともないソフトが使えるかどうかを、自分で動かして確かめてみればいい。現物が来たら使ってみればいい。本当に使えるかどうかを、自分で実際に動かして確かめてみればいい。使えるものならそれを使って仕事を仕上げる、使えなければまた次の手を考える。それが技術者というものだろう。使いもしないうちから使えないと決めつけるとは、けしからんにもほどがある。技術者としての姿勢ができていない。これを機会にこの場ではっきりと言っておくが、もう一度、今のような愚かしい発言を繰り返すなら、このわたしが君の作業環境を取り上げ、せっかく作ったとかいうドキュメントを残らず廃棄処分にした上で、君をこのプロジェクトから放り出す。もしそれができないようならば、わたしがこの部屋から立ち去ろう。もはや赤井屋システムの最終兵器と呼ばれなくてもかまわない」

 (P41-42)

 

例えばコレは、「やめといた方がいいんじゃねえか?」な企画を、誰が止める事も出来ずにズブズブと進行中のそのまっ只中においては、「フィクション」としての楽しみ方にわずかながらに影響が出てきてしまうだろう。

 

そんな状況に、少しずつなってきている気がする。

 

というか、まぁ……だいぶ進行が……うむ。

 

 

 

俺は本当に「熱帯」のドタバタ感が好きなので、いつまでも楽しくエンタメとして消費したいんですよ。杞憂であって欲しいんですよ。

 

杞憂したところだけ読むとなんだか暗黒ディストピア物みたいだけれども、神はいるし水棲人はいるし、諸外国のスパイはおるし、全然本筋と関係ないところでプラトンアリストテレスが殴り合っているので、多分今貴方が考えている様な話ではないです。

 

キャラクターで一番好きなのは誰だろうな。

 

登場人物でありながら「地の文」を完璧に把握している人かな。ジャンルが「バトル漫画」じゃないデッドプールは本当にどうしたら良いのかわからない。早くHPバーで殴りかかってきてくれ。

 

「馬鹿げた話ですが、そこではホメロス的な叙述が文体として採用されていました。しかもただ真似をしているのではなく、『イリアス』の第一歌、第二歌からの引き写しになっていて、第二歌の軍船の表までが参加企業の一覧という形で考えなしに取り込まれているのです。これはもう笑止としか言いようがありません。現代の話だというのに、思い出したように神が現れて貴重な経験則に闇を振りかけたりするのですからね」

(P63)

 

……彼に対する皆の反応は、この話を初読した時の感想によく似ているかもしれないね。

 

事象の地平を巡るドタバタ劇、「熱帯」。

 

いつまでも楽しく読みたいと、切に願う。

 

 

 

……仮に何も起きず平和な世の中であったとしても、一部のプログラマーさんにとっては現状でだいぶキツいかもしれない、とは書いておく。コレも杞憂かもしれないが。

主役は遅れてやってくる!「炬島のパンドラシャーク」

「『冒険者ギルドが出てくる小説』と『サメ映画』はーーとてもよく似ていると思うの」

 

(中略)

 

異世界転生や転移ものではお馴染みの冒険者ギルドという舞台装置(ガジェット)… そこに各作品の様々なオリジナリティーが加わって最終的に全て別の物語になるわけじゃない?」(もちろんギルドが無いパターンもあるけど)

 

「サメ映画だってそうよ人を喰うサメという舞台装置は同じでもそこに竜巻とかゴーストとか悪魔とかゾンビとか砂を泳ぐとかアトミックとかロボとかメカとかジュラシックとかジャパンとか頭が二つあるとか頭が三つあるとか(中略)頭が六つあるとか色々な要素を付け加えてオリジナリティーを出すわけじゃない?」

 

(中略)

 

「もしかしてシェイクスピアはサメだった…?」

【デッドマウント・デスプレイ7巻 61話より引用(一部抜粋)】

 

成田良悟の作品には、ちょくちょく鮫が登場する。

 

Baccano! (2002)では、登場人物の内の何人かが「サメ(の出てくる)映画のイベント」で舞台となる豪華客船に乗り込んだ。以下にその映画紹介の部分を引用する。

 

奴らは、空を食い尽くす!

 

行方不明となった父を探しにカリフォルニアにやって来たカーリーと娘のアイーシャは、そこで父の残したノートを見つける。そこに書かれていたのは、魔術めいた奇妙な紋様と、引金の存在しない銃が一丁のみだった。そして、父の謎を追う母子の前に、突如として『空を泳ぐ鮫』群れが襲い掛かる!——だが、そんな彼女達の前に現れたのは、全身を歯車に包んだ奇怪な英雄だった!

 

ジョン・ドロックス監督作品

大好評コミック『モード・ギアーズ』シリーズ

映画化第2弾【シャーク・フライト】!

 

2003年春、マクダネルカンパニー配給 全世界同時公開予定

 

(バッカーノ!2002【Aside】Bullet garden P67-68)

 

 

……お察しの通り、大スターが「出るぞ」と言ったら、「仕事選べ」と言われる様なシリーズではあったらしいよ。あと、役者だけじゃなくて、サメのアニマトロニクスも船に乗りました。映画未見の可愛い女の子のファンも増えたようで、良かったんじゃないでしょうか。

 

船は大変なことになりました。

 

 

 

デュラララ‼︎では、「一人一人、四角く切り取られた青の広場を必死に護ってるサメ達の集まり」を名前の由来とするカラーギャング、ブルースクウェアが登場する。

 

物語の開始時点で「表向きには」既に解散していたチームではあるが…………その「残党」がもたらした影響は、かなり大きい。彼らが居なければ、物語は全く別のルートを辿っていただろう。

 

メンバーも「ヨシキリ」「ギン」「ニタリ」「ミツクリ」など、サメに由来する者が多い。「ネコ」は微妙だ。確かにネコザメっているけれど、彼に関してはシンプルにCatが名前の由来である可能性を否定できない。顔がネコだから。いや変な意味じゃなくて。

 

 

 

ヴぁんぷ!に登場するのは【ディープディープディープ海色(ブルー)】のジョージさん。メガロドンの吸血鬼だ。この記事でも少し触れましたが。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

……ちょっと嘘。登場はしていない。

 

「条件が揃うと周囲に状態異常を撒き散らす、とある傍迷惑な吸血鬼」の輸送兼隔離兼懲罰の手段として名前が挙げられただけである。頼めば口に入れて運んでくれるくらいにフレンドリーな人……鮫ではあるらしい。

 

ウミガメを頭に乗せるのが趣味だそうだし、わりかし話せばわかる人……鮫なのだろう。好物もウミガメだそうですが。自然の摂理。致し方なし。

 

あと話せばわかるとは言ったけれど、テレパシーにのみ対応しているタイプの吸血鬼です。ティラノサウルスの同類だね。

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 ……『虹』、本編でも言われているが、本当にB級ハリウッド臭が凄い組織だ。

 

 

 

越佐大橋……コレは鮫出てたっけ……。

 

……上記のブルースクウェアと、無関係では無い?

 

後、登場人物の1人が多分、サメ映画を滅茶苦茶に語れます。アクション映画全般イケる人がいるので。

 

 

 

最近の作品だとFakeには……。

 

……アレは多分、やな……。

 

まだ確定はしていないけれど……。

 

 

 

そしてデッドマウント・デスプレイだ!

 

デッドマウント・ディスプレイは一番サメっている。謎の動詞だがしょうがない。そういう動詞があった方が良い表現ができる土壌というものがこの国にはあるのです。俺以前にも使っている人は絶対にいるし。

 

 

zattomushi.hatenablog.com

 

 

まず1巻から「動くサメのぬいぐるみ」がほぼレギュラーで登場し、そして四乃山小夜さんがいます。この人がどういう人かというと、記事冒頭の台詞の人です。



 

そんな作品を描いてきた成田良悟が、初めてサメを「主軸」に据えた作品。それこそが「炬島のパンドラシャーク」である!

 

 

 

【あらすじ(第1歯)】

 「人食い鮫ヴォイド」。それが全ての始まりだった――。かつて248人もの命を奪う未曽有の獣害を引き起こした怪物は、若き天才研究者の紅矢倉雫によって退治された。10年後――海上に作られた移動型海上研究都市「龍宮」では、科学技術研究や海洋実験が盛んに行われている。だが、ただの研究施設ではない。恐ろしい“秘密”が隠されていた。人々に畏怖をもたらしたヴォイドの呪いは決して消えはしない。研究所の奥深く、物言わぬ“それ”は、いったい何を考え、何を想うのか。誰も知る由もない……。裂け! 穿て! 食い破れ! 『デュラララ!!』『バッカーノ!』シリーズの成田良悟が放つ、書き下ろし新シリーズ“サメ”エンタテインメント小説!

 (Kadokawa 商品紹介ページより引用)

 

以下ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

どれくらい間隔を空ければいいのか未だに解らんね。

 

ウェイ、そんなわけでパンドラシャーク読了後の感想です。「読みながら」書いたメモはこちらになります。

 

zattomushi.hatenablog.com

 

……とはいえ序盤も序盤ですので、このメモ以上の何かを示すには、発売直後の3歯の内容に踏み込まざるを得ない。もう一段階ネタバレ注意を挟もう。

 

あとこの感想なのですが、全然「客観的」とか「中立」とかとは意識していない感想なので……もう少し取り繕わずに言ってしまえば、「イグジットⅡ」とか「廃棄された島」とか「大企業ネブラ」とかの単語だけでキャッキャできる人間の感想なので、その辺りは意識していただきたい。

 

……実際、その辺りの単語がなんのことだか解らん人が読んだ場合、どうなるか俺にはわからないので。多分、面白いは面白いと思うのですが。

 

「まだ何も始まってねーじゃねーか!」とか「序盤も序盤じゃねーか!」と言われたら……そこに関しては「……そうだよ……?」としか言えないので。

 

嘘。

 

「そうだね!じゃあ物語が進むまでの時間潰しに、今回の人工島の技術の元になった地の話でもしようか!」となります。ので、迂闊に言うなよ。

 

 

 

さて3巻の感想だ。ネタバレ注意

 

……市長おっぱいでっか!

 

いや、まぁ、初めはそこよ。表紙ですよ。そら、キャラ紹介ページでも解ってはいたけれども。でもなんだろう、どこか既視感があるんですよね。表情とか、スタイルとか……雰囲気もなんとなく……どこで見たんだ…………?

 

……淫獄団地のカンザキさんか……。

 

俺はあの人を見てから「これで人格が悪質訪問販売に支配されていなければなぁ」という想いを常に抱えていたんだ。でも市長を「まともなカンザキさん」を見る目で見たらいけないと思います。両者に対して失礼だ。

 

そしてサメ……「ヴォイド」の本格登場!

 

いや、作品の出来の心配はしていなかったのですが、もう少し登場まで引っ張るかと……「サメ映画ミーム」へのオマージュとして、出番がなかなか来ないなんて事も考えてはいただけに、これは嬉しい誤算。

 

なんせネームドキャラをガッツリ食いますからね!

 

過去編というか……現代で「食われた」事がガッツリと描かれているキャラではあるので、「まさかあのキャラが食われるとは……」みたいな方向での驚きの様なものはあまり無かったのですが、それはそれとして起承転結の承から転にかけて描かれるかな、と勝手に考えていたので……もしかすると、進行、結構早い?

 

なにせ「アクシデント」が発生し……とうとうアイツまで解放されたのだから!

 

……不慮の事故だったんだ……!

 

博士がやらかしたのかと思っていたけれども……未必の故意って可能性もあるので、まだ断言は出来ませんが……「今このタイミングで」やらかす気は無かったのかな?

 

さて子供たちやネブラの視察もいる中で、アイツはどの様に泳ぎ、そして何を食らうのか。人の思惑がさまざまに交差する中で、最後に『笑う』のは果たして誰なのか。

 

炬島のパンドラシャーク、まだまだ目が離せない!

 

 

 

……サメ映画において「統治する土地の為なら何かを『切り捨てる』判断を下せる市長」って、つまりはそういう事なんですかね。市長、生きてくれよ。最後まで油断するなよ。続編フラグの子供とか怖いから。

 

……まさに今回の主役が『そういう存在』なのは、今気づいた。

 

ミームも馬鹿に出来ないね。